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2005年5月24日 (火)

それはどうだろう

木村剛さんのBlog、「中田英か、イチローか、それともゴジラ松井か?」への投稿です。

こういった種類の分類はよくされますね。ただ、この中に例えば北島浩介や青木功や杉山愛や福原愛なんかを入れて、「さあ、あなたの好みはどう?」と聞かれると、また一層わけが分からなくなるかもしれません。でも福原愛が好きな人はどう分類されるんだろう?

仙台インターネットマガジンさんが指摘される

日本もこれからそういったジャパニーズドリームを設定できないと子供達はどんどん腐っていってしまうように思います。 

ということに関して、正直な思いとして、「イチローがそうか、じゃあ俺も金持ちになるために野球選手だ」と思う子供はかなり少ないのではないでしょうか。青色発光ダイオードの件で有名になった中村教授を見て、「よっし、俺も発明で一山当ててやろう」とはあんまり思わないし、「なあんだ、結局金が入らないから技術者はやめる」とも思わないんじゃないか。子供を腐らせないためには、ジャパニーズドリームと同時に、身近に子供が楽しめる選択肢を増やすしかないでしょう。サッカーも野球もチームに入らないと出来ないっていうのは何かおかしいんじゃないでしょうか。

学歴社会もそう簡単に崩壊しないんじゃないかと感じています。確かに東大を頂点とする大学間格差は減っているかもしれません。ところが、大卒と高卒以下の格差は(あくまで印象ですが)広がっているんではないかと感じます。今は、色々なことに格差がありすぎて、「あれは私の世界じゃない」という風に思う方が多いんじゃないかと思います。

ソニーの故盛田昭夫氏が「学歴無用論」を著して約20年になりますが(この本た出版された年に私は就職しました)、それほど学歴社会の実情は変わっていないと思います。持て囃されるIT企業の社長にしても多くは大学は出ていますし。結局、「そりゃ大卒の方が確率として高い給料がもらえるよね」という確率論で動いていると思いますし、それ自身も非難されるものではないでしょう。

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