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2005年8月28日 (日)

毅然と行きたい(「縛られた巨人」)

先日、南方熊楠という学者の評伝を読みました(神坂次郎著・「縛られた巨人」)。

今、人のことを羨まがらせる風潮が強くないですか?社会の二極化ということで語られることの表れかもしれませんが、やれ金持ちの生活がどうの、セレブになる云々、頭の良くなる何とか、などなど。

あくまで本の内容が事実という前提に立てば、南方熊楠の生活には人を羨むという要素は無かったんでしょう。あくまで基準は自分。自分の欲求、好奇心をそのまま行動に移していった稀有な存在だった。但し金銭的には恵まれなかったようですが、それを犠牲にしてということ自体が頭の中に無かった人のように思います。これは以前も触れたゲバラにも通じることだと思います。

私なんぞは俗世の凡人ですから、やはりいい生活・恵まれた金銭環境には羨望を覚えますし、高い才能には嫉妬をします。それでも、最後にはそういったことを出来る限り排除して、自分の与えられた才能・環境の中で最大限努力していく、それは毅然としたことだと思っています。

笑っちゃったのは、「頭の良くなる料理レシピ」とか何とかという本があったこと。料理なんかを何かの目的にしなきゃならん貧困さ・さもしさというのは目を覆いたくなります。そんなことより、例えば料理であれば、子供とわいわい作って、失敗して、それでもそれが楽しいとか、「いつも妻・母さんはこんなにしてくれている」ということを理解する方がよっぽど教育には良いんじゃないでしょうか。大体、この「頭がよくなる」何とかというブームも、本来の知的欲求を満たすというより、より入力を増やして優越感を得るためにどうすればよいかということが力点のような気がします。それは「浅ましい」ことだと思います。

それにしてもこれほど世の中に「金」のことを蔓延させている現状というのはどういうことなんでしょうか。私が子供のころは、「お金の話なんか人前でするんじゃない」と親に言われて育ちました。それが、「子供の頃からお金のもうけ方を教えましょう」的な本が蔓延し、「この人の一ヶ月の小遣いがいくら」的な報道がなされ、持て囃される(ように見える)。正直、かなり下品な光景でしょう。

人との比較ではなく、自分がどうするか。それは学力の絶対評価を是認するような小さなことではなく、ある意味非常に厳しい自己の再見直しを迫られることになるはずです。

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2005年8月20日 (土)

ドイツ土産

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今日旅行から帰国しました。約一週間のスイス-ドイツ旅行です。途中レゴランドに行ったりして、子供は喜んでいましたし、久々に仕事なしのドイツで親もリフレッシュしました。

で、この写真はドイツで買ってきたDVDです。まだ全部は見ていませんが、中々かっこいいゴールシーンが満載です。中でもフランクフルトのオコチャ(今度はボルトンで中田と一緒)が10年以上前にカールスルーエに居たカーンをチンチンにしてゴールするシーンは何度見ても痛快ですねえ。

ただ、どういうわけか本編の早送り・戻しが出来ません。日本製のDVDプレーヤーでもPALは大丈夫なのですが、どうしたんだろう?

あとは旅行中にドイツ対オランダの親善試合があって、2対2という結果でしたが、Bild紙(まあ日本の日刊ゲンダイみたいなもの)では、「Kaese Abwehr(チーズのように穴の開いたザルディフェンダー?」と書かれていました。まあ若手が多くなってきているのでそのうちにドイツらしいいやらしさが出てくるんでしょうけど。

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2005年8月 9日 (火)

ジェットフィンガー

このキャッチフレーズ、はっきり言ってギタリストについたものでは一番かっこいいと思っています。

で、これは横関敦というギタリストについた名前。それにしても本当にそのまんまのフレーズが出てくるのがすごいです。デビュー時は確か本城美沙子のバックだったかな(X-Rayだったような気もする)。私が初めて聞いたのがそのまんまの「Jet Finger」でした。この一曲目にはぶっ飛んだなあ。

ただ、その後筋肉少女帯の参加を経て出した「Brilliant Pictures」を聞いて、「ああ、この人は相当練習したんだなあ」とえらくびっくりしたのを思い出しました。何しろチョーキングの安定度が恐ろしく上がったのが印象的でした。特にこのアルバムはバックがシンプル(全て打ち込みのはず)な分、ごまかしが効かなかったはずです。

その後もインスト出していますが私は全部持ってますねえ。でもその中でお勧めなのが、去年のヤングギターについていたDVD。同じ曲を太田カツと別々に弾いているんですが、こりゃ凄いです。

横関さん、次のアルバムはいつですかあ?

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2005年8月 6日 (土)

クラシックギター

久し振りにクラシックギターの練習を再開しました。

練習はカルドーソの「ミロンガ」。10年以上弾いているのにちゃんと弾けません。大学時代はそれでもソロステージを演奏会でやったりして、この時もカルドーソの「ペルーのワルツ」と「グアラニーア」でしたが、いやあクラシック指に中々なってくれません。

以前ドイツにいたときに、2年ほど日本人の先生について習っていましたが、その時独習の限界というものを嫌という程感じました。

これは異論ありありでしょうが、私は歪んだエレキの音とクラシックギターの音は非常に近いと思っていまして、例えばエリックジョンソンやウリロートの音の力と、バルエコ辺りの音はとても似ているんじゃないかと。寧ろ所謂アコギの音は少しその二つのギターの音からは離れていると思っています。だからなのか、アコギ系のギターソロというのは今一歩好きになれません。ウインダムヒル系も個人的には受け付けないんですねえ。

それにしても弾いていないと弾けないものです。

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