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2005年11月19日 (土)

ヨーロッパ出張は高い

ドイツ出張から帰ってきました。思ったより寒くないですが、それでもコートは必要でしたねえ。

それにしても仕事です。出張中にも係わらず、出るわ出るわの難問奇問。以前読んだ本に、「不幸が列を成してやってくる」という表現を見つけたことがありますが、正に「難題が列を成して襲ってくる」この状態、普通に生活してりゃ大体そんな状態なのでしょうか。

今回のドイツは、Duesseldorf・Frankfurt・Dresdenと仕事があったのですが、改めてヨーロッパ(ドイツ)ならではだな、と思う問題に直面しました。

①見本市ホテル料金
これは、たまたまDuesseldorfで行なわれている見本市(Medicaという医薬品関係のもの)で直面した問題ですが、特にドイツでは「見本市ホテル料金」という悪名高い料金体系があります。これは見本市の大きさによっても違うのですが、今回のMedica・二年に一度のKoe(包装材だったと思います)などの大型見本市の時は、通常50ユーロ程度のホテルが一気に200ユーロを超える料金になったりします(私が泊まったホテルは、Duesseldorfの外にあるNeussという町の小さいホテルですが、220ユーロです)。ちょっと名の通ったホテルだと軽く500ユーロとか吹っかけてくることもあります。しかもですよ、聞くとライン川に普段はレストランとして使っている係留された船が、見本市期間中はホテルになってるという話です。この料金傾向は、Muenchenなどでは多少は抑えられるとは思うのですが、それにしてもボリ過ぎですね。確か以前からこの料金体系は批判が強く、観光局かどこだかが是正勧告を出していたと思います。このことはどうなったのでしょうか?
しかも、この料金はかなり広範囲に適用されてしまいます。大体半径100kmはこういう料金体系でホテル予約を考えなくてはならないということです。半径100kmといえば、東京を中心にすれば例えば甲府・小田原・水戸辺りが入るのではないでしょうか。東京に住んでいると東京のホテル事情が分からないのですが、少なくとも私の同僚から国内ホテルに関してこのようなことは聞いていません。この現象は、それだけ見本市の集客効果が高いということの証拠でもあるのですが。
ただ、この価格体系には多少理解できる部分もあります。欧州の場合、週末料金は平日より安くなることが多いのですが、これは「会社員はどうせ会社の金だから、高くしておいてもそんなに文句は出ない。週末のプライベートを安くして会社員から取った方が良い」という思想があると聞いたことがあります(長期の休みは別、飛行機代もホテル代も休みの開始時期と共に高くなる)。とすると、ビジネス目的で混む時にとにかく稼いでしまえ、というのは逆に庶民の楽しみに還元しているとも言える訳です。
それでも見本市の価格は高すぎですけどね。

②馬鹿高く、繋がりにくいインターネット
これはアメリカのホテルと決定的に違う料金体系です。まずホテルが無線ランになっているので、無線ランにしていない私はそのまま使えません。大体Vodafoneでの使用になるのですが、ホテルでの使用が全て有料で、24時間占有で約30ユーロします。しかも、これは使用時間ではなく契約時間なので、24時間過ぎてしまえば再契約が必要になります。
更に何故か分からないのですが、一発で繋がらないことが殆どです。通常はブリッジと呼ばれる無線ランの変換機を借りるのですが、どうしても最初のVodafone申し込み画面に繋がらない。で、あきらめて朝同じ作業をすると繋がったりするわけです。その上、このインターネットはホテルは関知しておらずあくまでVodafoneとの契約なので、例えばホテルに「繋がりませんよ、ちょっと来てください」と言っても、「それはVodafoneに電話して聞いてください」と言われることが多々。アメリカでは直ぐに登録画面が出てきて繋がるのに、です。今もDresdenのホテルはネットに繋がらない状態です。システムは前に繋がったFrankfurt(ここも直ぐには繋がらなかった)と同じなのになあ。
もう一つ言えば、それでもインターネットがあるホテルはマシで、かなり名の通ったホテルでも高速ネットはなく、電話回線でよろしく、というところがかなりあります。しかもこれが何故か繋がらないんだ全く。電話線を引っこ抜いて色々とやってもウンともスンとも言わない。
アメリカの場合、かなりの安ホテルでも、インターネットは高速で無料のところが多くなっています。ですから、欧州でインターネット環境をホテルで整えようとすると、インターネット料金とそれなりのホテル料金でえらく高いものについてしまいます。うまく安い値段が取れれば良いのですが、それでも120ユーロ程度を覚悟することになります。で、例えば24時間ネットを購入すれば150ユーロ、今の為替だと二万円以上になってしまいます。アメリカのホテルも安くはないのですが、それでも100ドル程度のホテルでインターネットが無料だとすれば、欧州の半分近い価格になってしまいます。

よく日本は「世界一物価が高い」などといわれますが、それはかなり土地代になっていて、むしろホテルなどは世界の大都市では一番安いんじゃないか?と思うことがあります。

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