レインボーDVD
全国一千万人のハードロックファンの皆さん、もうレインボーの「Live in Munich」は買いましたか?買っていない人は直ぐにCDショップに直行してください。今ならステッカーまで付いてます。
と、興奮気味になっていますが、これは今まで海賊版でよく知られたものの完全版ですな。当時正規版で出ていた「On stage」と基本的には同じ進行ですが、何しろこいつは映像付です。しかも夫々のプレーヤーが絶好調のころを捉えたライブですから、かっこいいことこの上ないです。正直、私はそれほどレインボーに思い入れはない方なのですが、これはハードロックの理想型を捉えたものとしてはすばらしいライブだと思います。
ですが、このDVDの主役はリッチーじゃないと断言してしまいましょう。これはロニーとコージーが主役です。まずロニーですが、ライブでこんなにシャープ気味で格好良く唄えるのは、この頃だとロニーとクラウスマイネくらいしか居ないんじゃないでしょうか。こうなればオカマっぽく髪の毛を整えるのも許しましょう。
で、コージーですが、1812のドラムソロはとにかく格好いいです。が、私個人としては、そのドラムソロより、ドラムソロが終わってリッチーの「Still I'm sad」のリフが入ってきても、スティック投げた後に「けっ、また叩かなきゃな」みたいに余裕をかましておいていきなり「ドンッ」っとドラムが入るところの一連の動きがこのDVDのハイライトだと思っています。これが「漢、コージー」ってなもんですなあ。
このDVDの元はドイツのWDR(West Deutsche Rundfunk)でシリーズ化されている「Rockpalast」という番組のものです。この「Rockpalast」はかなりストックがあるはずで、この番組からの有名な海賊版では、MSGの「Live in Hamburg」があります。これもドラムがコージーの時のもので、マイケルシェンカーは絶好調、コージーも絶好調で、「Rock bottom」などはUFO Liveに匹敵します(Voは除外しますが)。こいつも早く正規版出さないかなあ?
さあ、皆欲しくなってきたでしょう(誰に言ってるんだあ?)。
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