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2006年10月16日 (月)

「失敗の本質」

北朝鮮ったらまたとんでもないことをしでかしてくれて...。

という時期にたまたま出張中の飛行機で読んでいたのが、日本軍の太平洋戦争での負け戦を分析した「失敗の本質」という本です。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究

失敗の本質

太平洋戦争での(ノモンハン事件はその前ですが)主要な負け戦について、如何に意思統一がなく、情に流された決断をその場凌ぎで行なっていたかを分析した名著だと思います。よく言われている、「ミッドウエー海戦の偵察機発進遅れ」についても、それが遅れていなくても多分負けていたでしょうね。

私は「成功は偶然、失敗は必然」と思っているんですが、元々山本五十六にしても、二年以内に戦争を終わらせないと駄目、と思っていた訳で、二年の内に決定的な偶然が無かった時点で負けという必然が待っていたんでしょう。

結局は物量、個々の戦力が劣っている上に戦略が無いのであれば勝てるわけがない。っと言って思い出すのが日本代表のサッカー。要は、精神力ではなく、「下手なら駄目」という基本的なところに立ち返るんじゃないでしょうか。それを精神力などという中途半端な言葉に包んでしまうことが如何に無意味か。

もう一度読まなきゃいかん本だと思います。ただ、この分析とは別に、如何に戦争が無意味で残酷かをよく噛み締めたいですね。特に沖縄戦は、山の形が変わるほどの砲撃があったと聞きます。どれほどの残酷さがあったか、もう一度認識したいと思います。

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