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2006年11月 9日 (木)

学校といじめと自殺

文部科学省の嘘つきは分かっていますが調べてみました。

唐突ですが、年齢と自殺原因の関係(下のほうの表)を見てください。20歳以下の自殺者について、その原因の一番は「学校問題」とあります。普通に考えれば、学生が問題である(悩みとなる)「学校問題」というのは、「学校での成績問題」か「学校における人間関係(いじめを含む)」に集約されるでしょう。しかも、20歳未満の自殺者について、「学校問題」で自殺していると推定される比率は、この区分から見れば一番多い問題になっています(あくまで遺書ありの人だけを対象にしていますが)。別に文部科学省が隠したところで、別の統計ではいじめを想像させる数字が出ているわけです。

どうです、文部科学省なんぞに任せず、ここで出た自殺者個人を全部当たって原因究明をするというのは。無責任に自殺を報道している新聞社・テレビ局・出版社よ、少しはみそぎのためにもこういうことをしたらどうですか?20歳以下の遺書ありで、学校に原因があると思われる人は2003年度で約40人。下らない女子アナの結婚なんぞを報道する暇があったら別のことに金を使ったらどうですか?

すこしいじめと自殺で思ったことがありまして。

いじめはあってはいけないし、それで自殺するのはあまりに損なことでしょう。どっちも無くすべきです。ただ、あえて言いにくいことを言えば、「いじめ」と「自殺」が近すぎる。多分当て付け自殺もあるでしょうが、そんなことをしても当て付けにもならない。あと、暫く誰にも相手にされないというのも受け入れてもいいんじゃないかなあ?「一人になる」ということに慣れていないのかも知れません。関係を絶ってもいいじゃあないですか、メールならスイッチを切るなり着信拒否をするなり。

やめようや、死ぬのは。もったいないよ。

言っておきますが、いじめは絶対に肯定しないし、私もいじめられたことがあるのでそりゃ辛いのはよく分かります。辛さの度合いも人によって違うので一言で括れないのもその通り。それでも、死ぬという選択はもったいないよ(繰り返しますけど)。

....ああ、やっぱり支離滅裂だあ。何か言わなきゃいかんと云う思いと、それを纏められないもどかしさ。

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コメント

ドイツ特派員さん、こんばんは。

東京の中野区、富士見中学校の生徒が岩手県盛岡市の駅ビルのトイレで「このままでは生き地獄」と遺書を残して自殺してからちょうど20年らしいですね。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/nakano.htm

先日たけしのTVタックルなる番組で宮崎哲弥氏が「あれから20年、文部科学省は全く何の対策も取ってこなかった」とかなり激昂されておりましたが(今日の特番でも言っていましたね)、いじめ自殺「0」ってビックリですよね。耐震偽装や社保庁の不正免除といい、いったいこの隠蔽・ごまかし体質、いったいなんなのでしょうか、人の命が関わっていると言うのに。。。

そして報じれば報じるほど連鎖を生んでしまう自殺。(いじめ加害者が未成年と言うこともあるのでしょうが)全く的を射ていない報道。(いじめに関して言えばむしろネットの方がよっぽど活発な議論が行われておりますよね)

まったくもって報われないですよ、自殺なんて。
(いま気が付きましたが「報道」とは「報いる道」と書くのですね)

「あなたが死んでも何も報われないなら、せめて生きてください。今は苦しいかもしれないけれど、あなたの未来を変えられるのはあなたしかいない」

投稿: SINSEI | 2006年11月12日 (日) 04時16分

Sinseiさん、

本当に子供がいる身としては、「ちゃんと子供が育つんかな」と思う今日この頃です。ですが、これは結局我々大人の鏡写しなんですよね。

>(いま気が付きましたが「報道」とは「報いる道」と書くのですね)

そうなんですよ。あと、情報というのは「情けに報いる」ということですね。この、「報いる」というのが減っているんですね、多分。会社でよく言っているんですが、「情報っていうのは、Give and no takeで、こちらが出さなきゃ駄目なんだ」ということですね。

大体、子供はペットじゃないし、況や芸能界なんぞに入れようとしている親を見ると....。親である自分に報いてもらうんじゃないんですよ、次の世代にそれを渡して行けば良いんですよ。

と、親が子供を殺した事件に接しての雑言です。

投稿: ドイツ特派員 | 2006年11月14日 (火) 23時29分

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