世界遺産の旅、リヨン
これはそのリヨンに行く前に仕事で行ったグルノーブル郊外にあるところの滝。今年は暖冬で全く雪が見当たりません。
この場所(クロルというところ)は昔セメント原料である石灰石の切り出しを行なっていたところだそうで、このような坑道ともいえるところがあります。日本で言うと秩父のようなものでしょうか?
ところ変わってリヨン中心部のクリスマスマーケット。
大体ヨーロッパの冬はすぐ日が暮れますから、こんなことでもしないことには気が滅入ってしょうがないのが現実です。いや、本当に早いんですよ、日が暮れるのが。
果物の形をした砂糖菓子。恐らく破壊的に甘いはずです。いやあ本当にこういうものは食べられないくらい甘いものが多いです。
中心部から見た歴史地区です。上に見えている修道院は比較的新しく、19世紀に出来たものだそうです。
リヨンというのは元々絹貿易で栄えた町で、フランス第二の都市。横浜と姉妹都市になっていると思います。それでも我々からみればコンパクトに町が纏まっていると感じますね。ちなみにボジョレーヌーボーもこの近くが産地で、ボジョレー解禁の頃は別の賑わいがあります。
食事を取ったレストラン。ここに見える「Bouchon」というのは、リヨン独特の「居酒屋」という表現らしく、元の意味は「ワインのコルク」だそうです。
リヨン風サラダ。半熟卵・ベーコンが入っているのがリヨン風かもしれませんが、良く分かりません。とにかく量が多いです(これで二人分)。
これはメインのソーセージ煮込み。小さな豆と一緒ですが量が半端じゃない。これは一人前ですが、二人で丁度いいかも。
こんな感じでソーセージをつるしてるんですが、飾りかと思いきや、これをそのまま取って料理に使っていました。
あと、瓶が見えると思いますが、これもリヨン独特のワイン瓶だそうです。底が分厚くて重いんですが、馬で瓶を運んでいた頃、瓶同士が底でぶつかって割れるのを防ぐための工夫だそうです。
夜の旧市街。このように狭い路地が続きます。行ったのが12月14日なのですが、その一週間前には、中世に起きたペスト消滅を祝う祭りがあったそうです。確かにこの町並みだとペストが流行るとなかなか出て行かないかも知れませんなあ。
いや、絶対出張ですって。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント