「The It Bites Album」
だからさ、もし納豆がダイエット効果ありなら、関東と関西で平均体重が違うはずだろ!
....「腐ったものは食っちゃいかん」という生きている親父の遺言を守って、生まれてこの方春日井の甘納豆以外は食べたことがありません(苦笑)。テレビくらいで納豆を食うようなヤワな信念ではございません。
で、この前SammyさんのBlogで、It Bitesの熱烈な記事を見つけ、改めて聴きなおしたのが「The It Bites Album」です。ところがこれ、恐らく再発されていません。
当時はミニアルバム扱いだったと思いますが、もうフルアルバムですよこれは。未発表曲も多いアルバムです。
曲調は全くもって高品質なIt Bitesそのもの。その中でもM-5の「Reprise」が凄い。フランシスのギターは恐らくは「Rose Marie」で使った両手タッピング用の楽器で、Stickみたいなもんだと思います。で、そこに絡むオブリのギターフレーズが、すげーフルピッキングなわけです。曲調としては、「Eat me in St. Louise」の「Charlie」をハードにした感じですかね。
元々フランシスのギターは、ホールズワース直系のホールトーン多用のレガート派ですが、やはりうまい奴は何やってもうまい訳です。その前のM-4でのイントロのアコギも、「お前ディメオラかい?」と突っ込みたくなるフルピッキングフレーズ。とてもアル中の人間の技じゃあありません(今は回復しているはずだよね)。
でも、どういうギターを弾こうが、やはりIt BitesはIt Bitesです。どこを聴いても、私が愛してやまない音楽がそこにあります。ジョンのKeyにしてもディックやボブの超絶リズム隊にしても、ソロにしても、曲から浮いてしまうようなことは皆無、音楽の意味がちゃんとそこにあります。
今でも、彼らのライブに行けた事が密かな自慢だったりします。
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コメント
おお懐かしいですね、この作品。TAPボードによる超絶インストにも驚かされましたが、未発表曲もかなり良いですよね。「HAVING~」とか好きでした。「KISS~」「MIDNIGHT」のロングヴァージョンもこっちを聴きまくってたらオリジナルより慣れてしまいました。バイツは僕の中では永遠です。フランシスなしの再結成、、、その後はどうなってるんでしょう???
投稿: sorapapa | 2007年1月28日 (日) 21時17分
コメント・トラバをいただいた上に、紹介までしていただいてありがとうございます。
ライブ、行かれたのですね。羨ましいかぎりです(私は行きそびれました。一生の不覚です/泣)。
「Reprise」はライブでもTap Boradで演奏したのではないでしょうか。
>今は回復しているはずだよね
はい。酒もタバコもやめました。「だからつまんなくなった」なんてツッコミは、やめてあげてくださいね(^^)。
投稿: sammy | 2007年1月28日 (日) 22時47分
Sorapapaさん、
フランシスなしのIt Bites、何だかジョンウエットン無しのAsiaみたいに思えます。フランシスだけがIt Bitesではない、でもフランシスのいないIt BitesもIt Bitesではない。
それほど唯一の音楽ですねえ。
投稿: ドイツ特派員 | 2007年1月28日 (日) 23時01分
Sammyさん、
Tap Boardの件、ライブの時は確か「Rose Marie」のソロ部分だけでした。
ソロになってからは正直熱心にフランシスを追っかけていません(情報はそれなりに入れてますが)。私が1994年にドイツに赴任した頃、MTVで「American life in a summer time」がちょくちょく流れていたのは良く覚えていますけど。その後は良い親父風になっていますね。
またソロアルバム引っ張り出してみようかな?
投稿: ドイツ特派員 | 2007年1月28日 (日) 23時06分