久々のツボ、A.C.T
いやあ、生きているといい音楽にまだまだ会えるわけですよ。最近気になっていたスウェーデンのバンド、A.C.Tの「Silence」が素晴しい。
いくつかの音楽系のブログで、「It Bitesの再来」とか、「It Bites+Queen」とか、「Once around the worldを今やっているバンド」とか書かれていて、そりゃ私が聞かないわけには行かないでしょう!で、
うう、21世紀にこんな音が聞けるなんて...(涙)。
確かにIt Bitesを彷彿とさせる部分はあります。が、彼らほど複雑なことはやっていない(というか、It Bitesが複雑すぎるだけ)。それより、この哀愁のハードポップさは何なんだ?哀愁度で行けばIt Bitesより上かも。ただ、人によってはこのある意味あざとい泣かせが嫌になるかも。私ですか、それに乗ってしっかり泣かされましょう。
前半と後半で構成を変えているんですが、捨て曲がない。で、私としては、M1・M5・M7を押しますね。その他の曲も泣かせが半端じゃない。とはいっても例えばゲーリームーアがやるようなもんじゃなくて、メジャーキーのハードポップ風味。その裏のコードが何となくセブンス~ディミィッシュを隠した感じと言えばいいのかな?
後半はオペラ仕立てになるのですが、これは確かに「Once around the world」の現代版だなあ、と思っていたら、ラストの「The Final Silence」で、き、来ましたよ鳥肌が。正に「Once around the world」のラスト彷彿です。あそこまで引っ張ってはいないんですがね、ギターが泣く泣く。
この数日はA.C.T漬けになっています。
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コメント
まったくもってノーチェックなバンドですが、ここまで書かれるとバイツ命の僕としては聴かざるをえないですなあ(笑)
探してみますです!
投稿: sorapapa | 2007年2月18日 (日) 00時24分
Sorapapaさん、
ええ、これはいいですよ。是非聴いてみてください。私もノーチェックで来ていましたが、今はヘビーローテーションです。
投稿: ドイツ特派員 | 2007年2月19日 (月) 00時50分