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2007年3月 1日 (木)

シンガポールで物思いする

しかしですよ、毎週大陸を越える出張を三週連続って....。ちょっとやり過ぎましたね、からだへろへろ。

行ってみたらシンガポールは結構雨で、気温も30度までは上がっていないようでした。その割には湿気が少なくて、何だか不思議な気分でしたね。で、まだまだ正月気分らしく、旧正月から15日間は正月期間なんだそうです。

Dscf1697 こんな感じでまだ飾っています。

シンガポールに行くといつも思うんですが、あの色んな連中がいるところは中々面白い。今回は前回のように出歩いたりしていないんですが、それでも空港などを見ても、一番成功している多民族国家で唯一の人工国家であることは間違いないでしょう。であるからこその知恵や苦労はあるわけですが。

「ジョンレノンの『Imagine』が世界を変えなかったんだから、歌で世界を変えることは出来ない」と言ったのはオジーバンドのギタリストだったジェイク・E・リーだったと思いますが、確かにあの歌が存在してさえ、つまらない理由で殺し合いがあるわけです。「世は歌につれ」ないことの証明でしょうが、それでも、シンガポールのような小さな国が何とか成り立っているというところには、何らかの希望を持てないのか?と考えてしまいます。

例えば多民族国家であったユーゴスラビアは、チトーという元首が消えてから、正に箍が外れた如く崩壊の一途を辿ってしまいました。アメリカは正に多民族国家であるわけですが、やはり何百年という差別の歴史があり、ある意味究極の格差容認(弱肉強食)社会であるわけです。そりゃシンガポールも色々あるでしょうが、それよりは何となくうまくいっているように見える。

せっかく色々と世界を回ることの出来る仕事をしているんで、これから少しはこういったことに思いをはせるようにしなきゃいかんなあ、とシンガポールの夜景を見ながら意を新たにしています。

Dscf1709 レストランから見た夜景。

と、舌の根も乾かぬうちに結局食っているわけですが何か?

Dscf1704 チリクラブ(辛味ソースの蟹)と甘めのあげパン。これはシンガポールしかないそうで、例えば台北あたりの人が来ても、「うまい!シンガポールの中華もうまいしこれもうまい」といって帰っていくそうです。あとこれにバンブークラム(でかい筒状の貝)やらなんやら。

それにしても、岡山に居る時は飛行機すら乗ったことがなかったのにな(ふっ)。

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コメント

ドイツ特派員さん、初めてお邪魔させていただきます。
大変出張の多いお仕事なんですね、お身体を大切にしてください。
しみじみこの記事読ませていただきました

>シンガポールのような小さな国が何とか成り立っているというところ
>には、何らかの希望を持てないのか?と考えてしまいます。
>
最近では日本にも外国の方が多くなってきている関係上いろいろな問題点が浮上していますよね、そんなことを考えると非常に身近な問題なんだなと感じます。仕事の都合で主に韓国、中国の方と関わることが時折あるのですが、見かけは似ていても全く異なる文化を背景に持つ人たちだと強く感じます。島国である日本でも外から異なる民族の方がこれからも入ってくるようになると思います、はたして上手くやっていけるのだろうか・・・などと考える次第です。

投稿: 240@s | 2007年3月 2日 (金) 12時41分

240@Sさん、コメント有難うございます。

今、少子化が問題になっている日本ですが、実は世界的には人口爆発の方が問題になっているのが実情です。そうすると、どうしても人口の流動ということが次の問題として上がってくるのは必定ですね。

確かに韓国・中国の人はかなり違うような気がします。根は同じだと思っているところもあるのですが、回路が違うというか....。寧ろ欧州の人の方に回路の近さを感じる今日この頃です。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年3月 3日 (土) 15時49分

ドイツ特派員さん、こんばんわ。

実は以前から、(個人的に)シンガポールってアジアで一番なじみが薄い国と思っているのですが、正直マーライオンぐらいしか思い浮かばない。どんな人たちが住んでいて、どんな料理を食べていて、どんな国なのかよくわからんのです。(ニュースとか旅番組とかテレビでの情報が少ない、ということだと思うんですけれど、、、)

>一番成功している多民族国家で唯一の人工国家であることは間違いないでしょう。

と、ありましたので、「へぇ~シンガポールって多民族国家だったのか」などと初めて知るくらいなんです。

>これから少しはこういったことに思いをはせるようにしなきゃいかんなあ、

お仕事大変だと思いますが、そんなお話も今後期待しています!
(なんせ私はなかなか海外へは行けそうにも無いもので、、、人任せ~(笑)

>「ジョンレノンの『Imagine』が世界を変えなかったんだから、(中略)何らかの希望を持てないのか?と考えてしまいます。

もうこの歳になりますとジェイクならずとも「歌で世界を変えられる」という純粋さは(ナイーブとも言う?)失われつつありますが、それでも歌わずにいられない、メッセージを発信せずにいられない、というのがどんな状況でも希望をみいだすことをあきらめない人の良い面なのかもしれませんね。

投稿: SINSEI | 2007年3月 3日 (土) 23時13分

Sinseiさん、

シンガポールの多民族国家を実感するのがまず空港ですね。パスポートコントロールのところに電光掲示板があって、4ヶ国語くらいで次々同じ内容(と思う)が流れます。で、並んでいる人もスーツ姿あり、サリー姿あり、アラブのストール姿あり、で様々です。

食べるところも面白くて、フードコートという屋台が集まったようなところがあるんですが、大きな所だと100軒位が集まっていて、まあ一周すれば各国料理が楽しめます。

と、完全に快楽から物を考えるようになってしまっている堕落の極みですが、もう少し考えなきゃな、と思う次第です。

ジョンレノンで一つ、奥田英朗という作家の「ウランバーナの森」という小説を知っていますか?以前テレビでもやった「空中ブランコ」の作者なのですが、ジョンが軽井沢に静養に来た(万平ホテルかな?)ことを題材にしたものです。また記事はアップしたいと思いますがご興味があれば是非。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年3月 4日 (日) 13時06分

 こんにちは〜。
 「歌で世界を変えることはできない」ですか…。ジェイクさんたらドライですねえ。

 もう20年近く前になりますか、ソ連やベルリンの壁がなくなるちょっと前ぐらいの頃のベトナムに観光旅行に行ったのですが、ディスコではガンガンにスコーピオンズ(東ドイツルートで入ってくる?)がかかっていて、街中では小学生くらいの子供がZEPのジミー・ペイジとロバート・プラントが写ってるパネルを売ってましたね。
 世界を変えるのは容易ではないんでしょうが、ロックは政治体制を軽々と飛び超えてましたね。私なんか歌詞の意味もろくに分からないのに、もう30年近く聴いてますし(爆)。

投稿: しまうま | 2007年3月13日 (火) 11時34分

しまうまさん、

そう、スコーピオンズの「Wind of Change」、東西統合の頃のアンセムでした。ロックというものがその精神性を置いておいて初期衝動として若者に受け入れられた、それが世の東西を問わなかった、というのは事実としてすごいことだと思います。

確かに、私ももう30年以上聞いていますね、ロックというものを。前も思ったことですが、コンサートの相手が年上だろうが年下だろうが、ロックのコンサートに行くと直ぐに高校生に戻っている自分がおりますです(笑)。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年3月13日 (火) 23時01分

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