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2007年6月 9日 (土)

Night Ranger雑感その2

以前うまろくさんのブログで紹介されていたナイトレンジャーのベストが素晴らしいので、私もあっさりヘビーローテーションになっています。

Hits, Acoustic and Rarities

Hits, Acoustic and Rareties

大体アメリカ編集のベスト盤っていうのはロクな選曲がないことが多いんですが、これは選曲が素晴らしい。当然「あの曲は?」というのはありますが、この中の曲に文句はありません。また、全曲新録!というのが良いですな。以前、「Rock in America」の新録が変に重たくてがっかりしたんですが、これはそうなっておらず、当時の良いところがちゃんと残っています。

で、前回のエントリーでも触れたナイトレンジャーの魅力について、もう少し考えてみました。で、結論は、彼らの「青臭さ」ということに落ち着きました(私の中ではね)。

彼らの音楽は、何か「学園祭」という感じがするんですよ。それも大学ではなく高校の学園祭。何が違うかって、高校の学園祭って、男女共学でもなんか男同士で異様に盛り上がってやっていた、っていうことはありませんでしたか?大学だと男女という要素が強くなってくるんですが、そういう高校生的な未成熟の青臭さが音楽から出てくるんですよ。だから、誰かが目立つわけではなく、なんか全員で青春しちゃっている光景が浮かぶんですよ。これ、時代がその時代だったからかな?とも思ったんですが、じゃあ同時代の音楽でそんなことを感じるものがあるか?と言われれば、ない。

多分一番近い音楽性を持ったバンドってBon Joviじゃないか、と思っているんですが、彼らは比較的フロントマンとバックが役割分担していますね。ところがナイトレンジャーは、裏方と見えるアランフィッツジェラルドのKeyでさえ、なんというか「裏方と言う主役」を張っているんですよ。例えば「Romours in the Air」のKeyが作る、霧が掛かったような音像などは典型ですね。その上で、「オレの出番は行くぜい!」とそれぞれのパートは一杯で行っちゃうその元気というか。

実は初めて行った海外バンドのコンサートはナイトレンジャーだったんですが、今でもあれを超えるコンサートはないです。そりゃ愛するIt Bitesのコンサートも素晴らしかったんですが、あの時のナイトレンジャーの元気、全く動きを止めない弦担当三人と、だからこそ動かないことで存在があるKey、何故か横にあることでこれまた独特な位置感を持ったDr。何であの時のライブをDVDにしないのか?

だから、高校生から大学入学という不安定な時期にナイトレンジャーを体験している私はなおさら、彼らの音楽が当時に連れて行ってくれる、そんな魅力から離れられないんです。

皆さんはどうですかね?

ついでにそっくりジャケット。

Dawn Patrolバウンス

That's the StuffJust Push Play

Black ScienceSystem of a Down

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コメント

お気に召しましたようで何よりですw

ソックリジャケット、楽しませて頂きました。
しかしいつも日記を読ませて頂いて思うのですが内容に感服。
流石というか的確というか・・・

投稿: うまろく | 2007年6月 9日 (土) 12時13分

うまろくさん、

いや、このベストは当たりですな。昔のVandenbergベストのようなクソ物もあったりしますが、これはまた新録でも無用なモダンさを入れなかった部分が勝因かな。

分析(ってほどのもんか?)は好きなことを書きなぐっているだけで、じゃあ次は「『世田谷の妻たち』シリーズの魅力」とかになったりして...(ぐぐってみて下され、堪りませんw)。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年6月 9日 (土) 18時15分

スティーヴ・リンチ・・・流石です!今でもたまーに聴くB級HRの名盤中の名盤ですな!

投稿: sorapapa | 2007年6月 9日 (土) 23時08分

 こんばんは〜。そっくりジャケット、楽しめました。さすが、持ってる音源の数が多いとこういうことできるんですねえ。

 記事とそれますけど、オートグラフ! これ、探したけど、1枚しかアルバム見つけられなかった。スティーヴ・リンチって知る人ぞ知るタッピングの名手ですよね。いつかどこかでインストのソロアルバムをひょっこり出してくれないかなあ、と思ってるギタリストのひとりです。

投稿: しまうま | 2007年6月10日 (日) 01時12分

Sorapapaさん、

当時Autographはかなり期待したんですけどね。That's the staffもどこかで聞いている筈なんですが多分CDはないだろうなあ。

最近は相当なB級バンドまでCDになっているんで、買いなおしの資金がありません(がくり)。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年6月10日 (日) 09時16分

しまうまさん、

ここで二人もスティーブリンチに反応する方が居るとは驚きです。確かに当時「タッピングの名手」ていう感じで、しまうまさんも紹介されていたチェットトンプソンなんかと並べられていましたね。ソロを出しそうな感じなんですけどね(どんな感じだ?)。

昔、池田の石橋駅にあった貸しレコード屋で借りましたねえ、Autograph。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年6月10日 (日) 09時24分

オートグラフ!「れぃでぃおUSA」!!
最近ITMSで購入しましたこの1曲wwww
しかし改めて音源で聞いてみるとギターソロの所、意外にリズムがよれてw
スティーブリンチさん、タッピングの教則本も出していたほどのタッピングマスターでしたね。(後の更なるツワモノが出てきましたが)

石橋の貸しレコード!私の兄貴がバイトしていた店ですね(w)

投稿: うまろく | 2007年6月12日 (火) 19時09分

うまろくさん、Nuno計画如何っすか?私は何よりダイエット計画から入らないとバーニーマースデン以外できそうになく....。

をを、あのレンタル屋で兄上がバイトとは!しかし私も171を通ってよく行っていたものですわ、小野原から(完全地域ネタ)。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年6月16日 (土) 23時21分

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