「Immortal(Anthem)」
久々にアルバム評ですが、どうも昨年のジャパメタ最高作との噂もあるアンセムのアルバムを聞きました。
まず気付いたのは、何しろ本間のドラムが凄いこと。以前のマッド大内はなんていうか危険なドラムというより、危なっかしいドラムという感じ。それを魅力に感じる人もいるみたいですが、私としては本間の安定かつ攻撃的なドラムが、今のAnthemを支えているのをはっきり認識できました、ライブでも安定感抜群だし。M1のドラムなんてそりゃあもうすげえです。今日版の「Venom strike」ですかね。
あと、音の分離が良いですねえ。清水のギターがクリアなので余計そう思うのかもしれませんが、各楽器がちゃんと存在感を持っていますねえ。
曲としては、M1・M5辺りが黄金のアンセム路線でしょうが、個人的にはM10のサビが素晴らしい!と思います。また、インストのM7もメロディアスで良いですねえ。ただ、あまりにモーターヘッドなM2などは(確信犯かも知れませんが)ちょっとやり過ぎでしょうね。
ここから多少批判めきますが、やはり英三の日本語英語はちょっと何とかしないといけないんじゃないですかね。例えば昔の「The show must go on!」などは、クリスタンガリュースの指導かも知れないけれど今ほど酷くはなかったですよ。寧ろ全曲日本語のみで通した方が、彼の歌が生きるんじゃないかな?
あと、これはかなり難しいことですが、「大人気ないアンセム」で製作したアルバムですが、私には王道アンセムに聞えるところが多い。いや、悪いわけではないんですが、もっとがらっと変わったアルバムを出さないかな?例えばJudas Priestが「Painkiller」を出したようなやつ。アンセムの場合、日本のManowarみたいなところがあるので、大きな変身は難しいのでしょうけど。ある意味本間と清水は安定感と凶暴性が表裏になっちゃうという悩みがあるのかもしれません(私は上手い今のG/Drが好きですけどね)。
とは言え、とにかく高品質のアルバムであることは事実だし、これだけのアルバムを出せる日本のバンドがあるか?と言われればないでしょうね。だからこそのないものねだりと思ってくださいませ。しかし私があんまり聞いていないつもりでも結構聞いてるな、アンセム。
さて、明日からアメリカ出張です。
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