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2007年8月 7日 (火)

ヴォーカル考察(HR限定)/戯言ですが

いつもお邪魔しているgwさんのエントリーで、ロブハルフォードとブルースディッキンソンに対するご意見があり、ちょっとgwさんに褒められたのを良いことに、思うところを。

「このVoは凄い!上手い!」と言われているのにピンと来ないヴォーカルというのがいまして、例えばマークボールズ(インギーや今だとリングオブファイアー)・ジョンウエスト(アーテンジョン)・ロイカーン(キャメロット)辺りがどうもそういう対象です。ラウドネスにいたマークヴィセラはギリギリかな?確かに例えばロイカーンの「Until kingdom come」なんか、歌うのは難しそうだなあ、と思うし、よく歌っていると思います。それでもピンと来ないのは何でだろう?と考えていくと、これらのVoに共通なのは、「声が地味」ということなんですね。「器楽的な声」と言ってもいいかもしれない。個性が強くないからネオクラ系の曲、あくまでVoも楽器の一部のように扱う楽曲には丁度良い人材でしょうし、そのプレイは素晴らしいと思います。

ただ、私の好みはやはりVoの個性ががん!っと出たもので、例えば永遠の頂点である人見元基先生であったり、ラフカットにいたポールショーティノだったり。

と書いていって、「あ、俺ネオクラ系のVoは総じて駄目だな」ということに気付きました。ラッセルアレンもそうだし、マイケルキスクもそんなにピンと来ない。キスクであれば、その後にハロウィンに加入したアンディデリスの方が好き。

これはよくギターの音でも言っているのですが、どこかに「くびれ」がないと駄目なんですよ。とても主観的な感覚なので説明はしにくいのですが。ここで神をも恐れぬ発言をすれば、ロブハルフォードはあまり好みじゃないんです。これは全盛期の「Defender of the faith」あたりでもそうで、「Painkiller」でもそう変わらない印象。何と言うか、直線的過ぎるんですよ。彼は逆に中低音で歌う「Before the Dawn」などに魅力を感じるかな。逆にブルースディッキンソンはこの辺の起伏が絶妙。あとばgwさんの所でも語ってしまったんですが、ヴィブラートのシャープ加減なんですね。ブルースやディオ爺・クラウスの全盛期でシャープ気味のヴィブラートでぐーん、と音を伸ばすのがたまらなく好きだったりします。

さて、ここでふと思い出したVoがいまして、それはイアンパリー。エレジーのVoでしたがもう脱退しているのかな?以前ソロを聞いたのですが、曲がつまらなくて殆ど聞いていません。が、エレジーの「Trust」の絶唱は涙モンです。彼はあんまり大きなヴィブラートをかけないんですが、いざ!という時が絶品。

あと、以前もエントリーしましたが、韓国のキムギョンホはどうでしょう?

私が好きなVoのCDはこんなところですかね(以下)。いやまあベタなこと。

IIIRough Cutt/Rough Cutt Wants You!Tokyo TapesSomewhere in Time

Heaven & HellIn Your Faceアウト・トゥ・エヴリ・ネイションBattle Lines

TREASURESBLUE PERIOD ~A side集

この最後はネタじゃなくて、本当に素晴らしいVoを聞くことが出来る素晴らしい音楽だと思っています。

あとですね、この意見はあくまで当方の主観で、「ピンと来ないVo」が「嫌いなVo、駄目なVo」ではないことを強調したいと思います。

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コメント

こういう記事って面白いですね~。主観を覗いているような感じで興味深いです。ヴォーカリストとして一番大切なのは声の存在感ですよね。ここには好き嫌いも入ってくると思いますが、楽曲のスタイルも影響する気がします。僕はミッヒのヴォーカルは好きですが、Place Vandome での唄い方は Helloween 時代とはちょっと違ってふくよかな感じがするんですよ。一本調子は飽きやすいですが、表現力のある声は心に響きます。

投稿: gw | 2007年8月 9日 (木) 22時11分

gwさん、私を見ましたね(笑)。

正にこれから書こうとしていたことをご指摘頂きました。実はネオクラ系Voが駄目なのは、曲が今一歩なんですね、私にとっては。イアンパリーのところでちょっと書きましたが、例えばジョンウエストの「Mind Journey」なども、どうも曲にフックがない。逆に人見元基先生などは、つまらん曲でもVoの力で曲を持ち上げるくらいのところがあります。ジョーリンターナーがインギーと「Odessey」でやったことは正に曲の持ち上げ行為だったんだと思います(歌メロの力も大きいですが)。そんなに凄いVoとは思わないんですけどね、このアルバムは別。

ミッヒのふくよかなVoというのは聞いてみたいですね。そこが多少足りないところだと個人的には思っていましたので。

で、実はこういう歌唱力と全く別の所に存在するのがオジーとフィルモッグだと思っています。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年8月 9日 (木) 22時41分

 こんにちは〜。

 う〜む…。ギタリストでも馬鹿テク三昧でメチャクチャに巧いけど聴いて一発では分からない人と、そう馬鹿テクではないけど聴けば一発で分かる人がいますけど、そんな感じですか。
 イアンパリーの歌ってるエレジーはパトリック・ロンダットが入った最初のやつ(割れた桃? みたいなイラストのやつ)がかっこよかったですね。そう考えると、身びいきかもしれないけど、ギターとのマッチングが重要な感じがしますね。

投稿: しまうま | 2007年8月12日 (日) 09時33分

しまうまさん、

確かにバカテクが過ぎると、違いが分からなくなるところはありますね。そこで例えばヌーノのようにリズムで個性を出したり、エリックジョンソンのようなトーン、という相違を出した人が必要になるのでしょうね。

ギターとのマッチングで言えば、やはり曲作りにかなり影響が出るような気がします。マイケルシェンカーが何故ゲイリーバーデンを起用したのか、インギーの「Odessey」が何故良いアルバム(と私は思っていますが)なのか、この辺りに鍵がありそうです。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年8月12日 (日) 11時10分

はじめまして。

私は、マークボールズ、ラッセルアレン、マイケルキスク、皆好きです。
好みとは人それぞれですね。

あ、ロニージェイムスディオと、ブルースディッキンソン好きなのは共通みたいですね。

投稿: チャーリー432 | 2007年11月19日 (月) 16時43分

チャーリー432さん、ようこそお越し頂きました。

本当に好みっていうのは千差万別ですねえ。ということでブログを覗かせていただいたら、なんと私の過去記事を貼り付けて頂いているじゃあないですか!感謝です。

これからもお越しくださいませ、私もお邪魔致します。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年11月19日 (月) 21時27分

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