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2007年9月22日 (土)

嵐の沖縄漂流旅行(台風12号直撃編その2)

台風は何でか知りませんがドンドン勢力を増してきておりまして、その中をほうほうの体で西表島から石垣へ逃亡しました。

Dscf2748_2 これ、移動の船内から取った恐らくは漁船。実は後ろに薄く移っているのが引っ張られている子船で、その上には猟師と思しき男性がそのまんま乗っています。「漢」と思いますが、私にはできません。

石垣到着後、とりあえずは空港で様子を見にいくと、人でごった返した状態。やはり皆考えることは同じで、当日中に移動しようというキャンセル待ちです。「ま、これじゃ直ぐに埒は開かないな」とふんぎって(ふんぎるなよ)、近くの石垣牛の店に昼食へ。

 Dscf2751_2

これ、石垣屋という店の昼特別定食で2000円。沖縄サミットから石垣牛の認知・人気が上がってきたそうです。いや、上手いし肉の味が濃い、と思いますです。

腹ごしらえの後に再度石垣空港に行くと、やはり大混雑。更にモニターに出ている進路だと、石垣島が直撃で益々翌日のフライトはヤバそうになって来ました。「こりゃまずいな」とJALカウンターでキャンセル待ちを待つも、最終便まで満席に対して500人以上の待ち。カウンターで、「JALのマイレージステータスをお持ちでしたら多少は順番が上げられるんですが...」と言われても、こっちは持っていないんだからしょうがない。

ん?マイレージ?ステータス?

おお、私はスターアライアンスのゴールドメンバーではないですか!という事実を思い出し、航空券は購入することでANAのカウンターに行き、「あのー、ゴールドなんですが購入できますかね、今日の便?」と確認したら、

「あ、一人しかお待ちで無いですから直ぐ買えると思いますよ」

恐るべしスターアライアンス。待っている人に多少悪いと思いつつも待つこと10分程度、無事航空券を入手し、とりあえず那覇まで避難できたというぎりぎりの移動でした。後から見ても石垣島の状況は相当酷かったですから、無理して移動しておいて正解でした。

那覇ではビジネスホテルを取り、国際通り横の居酒屋で夕食を取りました。相変わらずのおひとりさま・酒なしの不気味な中年です。こんなものを注文しました。

Dscf2754_2 Dscf2755_2                              

Dscf2758_2  ジーマミー豆腐・アグー豚のしゃぶしゃぶサラダ・石垣牛の刺身に与那国島のカジキ刺身。沖縄料理って、意外と油分が多い食事なんですね。ということもあってデブな私はそれを避ける料理を選んだ次第です。

                                   

最近沖縄への移住ブームなんだそうです。確かに私などは「良い所だな」と思いますし、気候などは物凄く好きなところです。が、やはり実際の生活は相当厳しいんじゃないか、と思います。特に離島の生活は、正直普通の都会暮らしの人にはかなりの覚悟が必要でしょう。やはりバクじゃないんで、夢だけでは生活できないところが多いんじゃないでしょうか?私など旅行者ができることは、できるだけ現地の邪魔をせず、適度に金を島で使い、非日常を楽しむ、ということかな、と思います。

で、この後、台湾に渡るために那覇-名古屋-台北と移動でしたが、当然ながらダイヤの乱れは酷く、むしろ「台風の中、台北便が欠航にならんかな?」と思っていたわけで。ところがこういうときには飛ぶんですよね。まあここでこんな記事書いているわけですから、無事だったのは無事なんですがね。

もうこんな移動は嫌です。が、良い経験だったと思います(結構楽しんでいた自分がいる)。

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コメント

どもども!
しょっぱなから臨場感たっぷりの船の画像ですね~。
遭難しそうな勢いですが、乗り切ったのでしょうね!?
それ以上に惹かれたのは石垣牛!!これは要チェックですね^^
いや~スタアラのゴールドはさすがですね~。
持ってて良かった~ですね(笑)
僕もJALはまだヒラ会員なので団体客ご一行様と仲良く
させて頂く日々が続いています~^^;

投稿: ちゅーざい | 2007年9月22日 (土) 23時41分

 こんばんは~。無事帰還されて何より。

 しっかし、ホントに漢ですなぁ。映画の『パーフェクト・ストーム』みたいです。ちょっと前に見た『Uボート』にも似たようなシーンありましたね。

 離島の旅とは贅沢ですね~と思ったけど、ちょいとほろにがな現実もあるんですねえ。

投稿: しまうま | 2007年9月24日 (月) 00時38分

ちゅーざいさん、

いやいや、乗るのはいつも団体の方より更に後ろです。ビジネスで行ってるんだから「ビジネスに乗らなきゃ懲役!」とかにして欲しいですな。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年9月24日 (月) 08時23分

しまうまさん、

ほんとに映画で使えそうな光景でしたね。恐るべし海人!です。

旅行者としての離島・生活者としての離島、これはかなり違うんじゃないか、と感じた次第です。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年9月24日 (月) 08時26分

ハラハラドキドキの南国旅行記、楽しませてもらいました(笑)。

>旅行者としての離島・生活者としての離島、これはかなり違うんじゃないか、と感じた次第です。
離島の現実を描いたドキュメントを読んだことがありますが、全くそのとおりですよね。自然と癒しに満ちたイメージの裏にあるものを知ると、安易に「南国に住みたい~」という人に軽々しく相槌など打てず、複雑な気分になります・・・。観光と生活は全く別ものですものね。

投稿: gw | 2007年9月24日 (月) 23時16分

gwさん、

やはり沖縄というのは、ある種の日本の歪みを一身に集めてしまった場所だと思うんです。私は正直に、「ここは観光だから良い所」と認めてしまっています。収入、進学、天災などなど、本当に色々なところが噴出してくるんでしょうねえ。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年9月24日 (月) 23時28分

おかえりなさいませ(^^)

ずいぶんとスリリングな旅行でしたね、申し訳ないと思いつつ笑ってしまいました。ドイツ特派員さんの文字の色使い、大きさの使い分けが妙におもしろさを誘います。

初日あたりの天気はとても良い感じみたいだったのに、後半がすごいですね・・・でも台湾への飛行機はしっかり飛んだりして。うーん、なんと申し上げてよいのやら。

ご無事のお帰りなによりです。

投稿: 240@s | 2007年9月27日 (木) 12時47分

240@sさん、

ええ、何とか無事でした。ほんと、別の意味で旅行の醍醐味でしたね。本音はゆっくりしたいということなんですが、怖いもの見たさというのもあって....。500人のキャンセル待ち、と聞いたときは本当に「そのまま石垣に閉じ込められちゃおうかなあ?」と思ったりもしたんですが、そこは平凡な会社員、何とかしてしまった自分がある意味情け無いです。

投稿: ドイツ特派員 | 2007年9月27日 (木) 23時24分

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