言葉狩り
何でも倖田來未が暴言を吐いた、とかで活動自粛らしいですね。
まあ何と言うか、発言自体はお粗末な物だと思いますよ。思いますが、で、活動自粛だの謝罪だの、何かおかしくないですか?
確かに、高齢出産(とはもう35歳位だと言えないが)を控えたり、まだ子供の無い人に対しては「何考えてんだか」と思いますが、只の歌手の戯言でしょ?それをそんなに目くじら立てて文句言う人もどうか、と思うし、それを真に受けて謝罪したりするっていうのはどういうこと神経なんですかね?公共電波を使ったから?じゃあ公共電波で被害者を加害者呼ばわりしたり、特定の人を追い掛け回したり、被災地に入って邪魔したり、こんなことは許されるんですかね?
もし、この歌手を「公人だから」と思っている人がいれば、それこそ勝手に相手を高く見ているだけでしょう。お笑いなんて何もなくなってしまいますなあ。
この発言で実際に実害を被った人って誰なんですかね?
これって、「言葉狩り」じゃないですか?何でこんなに自縄自縛に走るのかな?ましてや、謝った人(誰かが死んだわけじゃない)が、その社会生活を暫く休止する、というのはどういうことか?例えば、サラリーマンが何かの番組でたまたま神経を逆なですることを言った、その人は謝って仕事休んで給料を貰い損ねるということがあるんですかね?
そんな言葉狩りよりも、どこにも差別も問題もない行為で人を傷つけることってあるんじゃないかな?例えばブリトニースピアーズへのパパラッチ攻撃であったり、香川の殺人事件でのみのもんたの発言であったり。じゃあ「気違い」は駄目で「統合失調症」は良いのか?前にSinseiさんとも話したのですが、何かもう少しおおらかさが欲しい世の中になってしまっていると思います。
ところで、
以前読んだ本で、「日本で一番差別的な言葉」として、ドラえもんの中のスネオの発言を取り上げていた人がいました。それは、
「のび太のくせに生意気だ!」
確かになあ。
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コメント
何となく同感です。確かに下品なこと言ってるんだけど…。そんなに袋叩きにするほどのことかいなという気もします。
この問題に限らず、世の中全体がストレスのはけ口を求めて弱ってるモノ(人、対象)がいたら集団で押し寄せてくるようで、何とも言えない重苦しさを感じます。やっぱりマスコミが悪いんですかねぇ…。
そういうタテマエの世界が規範とか常識とかに凄くうるさくなってる半面、身近なところではごく普通の大人でさえ当たり前の常識とか良識がどんどん失われているようで、寒々とした気分になること多いです。
投稿 しまうま | 2008年2月 5日 (火) 12時41分
しまうまさん、
何ですかねえ、この息苦しさ。ちょっと問題が起きると、そのこと自体を止めてしまったり、とにかく謝りまくったり。コンプライアンス説明会に出たりすると、「もう何もしないのがいいんじゃないの?」と思いますなあ。
ひきこもりにも一分の利、ということかもしれません。
投稿 ドイツ特派員 | 2008年2月 7日 (木) 00時23分
僕もこの事件を聞いて色々思うことがありました。
確かに当事者が直接聞けばショックを受ける話だとは思うんです。
それこそ子供を生みたいと必死になっている人ってたくさんいますからね。
だからそういう人たちに気を使った接し方をすることは暗黙の了解かと。
受験生に対する禁句が山ほどあることからもそれは伺えます。
ただ今回はどちらかというと部外者が言葉尻を取り、さらにそれをメディアが焚き付けて、
本来なら当事者に届くはずの無かった話が日本国中を駆け巡ってしまったわけです。
倖田氏とリスナーの間でだけ起きた問題であれば
傷付けてしまう人は最小限だったでしょうし、
同番組を通してリスナーに謝罪するなど、
番組内で収められない失態ではなかったと思うんです。
メディアはわかったような口ぶりで事件を報道していますが、
それ自体が余計なお世話なのではないでしょうか。
悩んでいる人はそっとしておいてあげることが大事なのに
興味本位でかき回して、事件を大っぴらにしたことで、
無駄に多くの人を傷付けたはずです。
そのくせメディアは弱者の味方を装った態度ですからね。
こういう輩は事件を起こした当人よりも悪質だと思わずにいられないです。
ニュースを見るたびにそういう後味の悪さを感じてしまいますね・・・。
長文失礼しました・・・(苦笑)。
投稿 gw | 2008年2月 9日 (土) 11時43分
gwさん、
私が言いたかったことを整理して頂いた気がします。女性週刊誌の広告だったか、この件に対して、「あなたは何が悪かったか分かっていますか?」とか何とか、何かの権威のように出していましたが、それこそ、何様のつもりなんだろう、と腹が立ってきました。
ちょっとずれるんですが、テリー伊藤が、東国原知事が当選した時、「知事ね、何かバッシングなんかがあれば僕に言ってきて下さいよ」と言ったとき、得も言えぬおぞましさを感じました。テレビの後ろ盾がこれほど人間を傲慢にするのか...ということですな。
マスコミっていうのが、本当に暴力になっているのを自覚していないところが情け無いやら怖いやら。
投稿 ドイツ特派員 | 2008年2月 9日 (土) 21時01分