無視すんなよ、このQuiet Riot!
金曜の夜長、こんなものを見ながら仕事しています。Quiet Riotのライブで、私は元々ミュートマジャパンで流されたのを録画していました(そんなん持っとくなよ)。
この前死んでしまったケヴィンダブロー、その前に死んでしまったランディーローズという面々が在籍していたこのバンド、元々ケヴィンのバンドみたいなものでしたから、このラインアップは端境期のようなもんかも知れません。
が、この時の音楽はあまりに素晴らしい。
まず、この時に出された「Quiet Riot」、これが全編ブルージーで哀愁があって、LAメタルとブリティッシュの高質な融合です。捨て曲なしの名盤と言っていい。それをもたらしているのは何はともあれポールショーティノのVo。今聴くとケヴィンダブローのVoもかなりの実力なのですが、LAでもNo1に近い(と個人的には思っている)ポールのVoの前では敵わない。
で、このDVDですが、今一歩乗りの悪い日本の聴衆の前での熱演、もう素晴らしすぎますな。何しろポールです。体はマノウォー、ステージアクションはカヴァーディル、声はセクシー以外何者でもない。
バックはねえ、カルロスカヴァーゾのGはハイテクじゃあないんですが、曲を生かしていて良いんじゃないかな?Hear'n'Aidでは、さすがにジョージリンチなんかに霞んでしまいますが、寧ろこういう曲調なら弾きすぎない方が良い。ちょっとフランキーバネリのDrに怪しいところがあるのは玉に瑕ですが。
それにしても、この頃のミュージックトマトでは相当のライブ音源を持っていたはずです。DVDをどんどん出して欲しいですねえ。
じゃぱめた?何それ?Sorapapaさん?タフバナナ?もう忘れて下さい....。
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コメント
タフバナナ野郎です(笑)カルロス・カヴァーゾ、、、実はあんまり聴けてないです。。。
ただ、久し振りにヒアリンエイド聴きたくなっちゃいました。ドッケンの線の細くて哀愁なヴォーカルが結構好きだったりして、、、ロニーやロブと比べるとよりね。。。
投稿: sorapapa | 2008年3月 1日 (土) 16時00分
Sorapapaさん、
さすがにもうSorapapaさんの背中が見えません...(笑)。
Hear'n’Aid、Youtubeで出ています。確かにDonのVoは何というか、あの中では異彩を放っていますね。哀感があって良いな、と思いつつ、他の連中が超絶なんでねえ。
投稿: ドイツ特派員 | 2008年3月 2日 (日) 00時29分
ううう…滂沱の涙。ラオウとトキのように常人の及ばない世界での漢の闘いは引き分けに終わったのですな。これでまた常人のレベルにお話が戻ってきましたね。
投稿: しまうま | 2008年3月 2日 (日) 01時28分
こんにちは
Quiet Riotは確かランディーのトリビュートを持っていたような気がします。オジーに引き抜かれたランディーを、快く送り出してくれた素敵な仲間たち、という印象を持っています(^^)
DVD出ているんですね、探してみようかな?
投稿: 240@s | 2008年3月 3日 (月) 12時28分
しまうまさん、
ラオウとの戦いの後、まだまだ戦いが続いたのをお忘れか?(笑)。
「我が生涯に一片の悔いなし!」
てか?
投稿: ドイツ特派員 | 2008年3月 4日 (火) 07時36分
240@sさん、
ランディーのトリビュートで検索すると、「Tribute」というライブ盤が出ますが、それとは別のランディーがジャケットになっているやつもあります。この前レンタルしました。それとは別に、「Bat Head Soup」というOzzyトリビュート盤があり、その中にランディーの曲もあります。後者の方が良いな、と思いますな。
投稿: ドイツ特派員 | 2008年3月 4日 (火) 07時40分