Jorn Landeの超絶Vo「Aeronautics(Masterplan)」
またまた脈略無く音楽ネタですが、今はこいつが旬ですね。
Masterplanの「Aeronautics」です。元々Helloweenを脱退したローランドグラポウとウリカッシュが結成したバンドですね。で、Voは超絶のヨルンランデですが、この後脱退、元Riotの人に代わっています。
元々ローランドって、Helloweenの頃はやれ「下手糞」「弾き切れないのにインギーもどきすんな!」「曲が絶望的につまらん」とさんざん言われてきました。確かにメロスピでも例えばSonata ArcticaやDragonforceのような超絶Gでないのは確か。ですが、このアルバムのプレイで何か文句が出るのかなあ?という出来です、私にとっては。これで批判的な人はもしかすると先入観がありすぎるかもしれないですね。ピッキングハーモニクスなんて「ザックワイルドかい!」というような極悪さ(褒め言葉です)。横道にそれますが、Helloween時代に彼の曲で批判の的だったのが「The Time of the Oath」だったと思いますが、あれで批判されるんだったら、ロニーの中世趣味も同じように言われるんじゃないかな?要は曲が悪いんじゃなくてVoと合ってなかっただけじゃないのか、という思いがあります。
あとはウリのDr。彼のDrはHelloweenの「The Time of the Oath」でのプレイが好きだったんですが、やはり期待通り。ちょっとマシンっぽいところもありますが、曲のグレードは確実に上がりますな。
ですが、このバンドのメインはやはりヨルンランデ。いやあすげーや。なんというかカヴァーディルMeets人見元基というかなんというか。全編ヨルンのパワフルVoが鳴り捲っていますが、ちゃんと引きもある緩急自在さもある。例えば「Falling Sparrow」のGソロ前のシャウトまでの流れなんてそこの奥さん!ってなもんでもう鳥肌モノ。
Helloweenの流れはあんまり感じないんですが、例えば「Wounds」なんかはカボチャ臭さがあります。全体には正統派パワーメタルということですね。全編聞き所といっていいです。
しかしなあ、もう少し「大人の音楽」を聞かなきゃいけないのかな?(全然そんなことは思っていないが)。
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