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2008年6月14日 (土)

疲れた心に「Endless Flight(金谷幸久)」

goodいや、確かにメタルが来てるですよ。BlacktideのPVなんて黄金のHMだし、Bullet for my ValentineのRR二本コンビの格好良さったらないですな。

で、今日は何となくこいつを聞いてたんですな。

Endless Flight ~ works 1995-2007

金谷幸久の「Endless Flight」です。以前も少し取り上げましたが、元エボニーアイズ~エクスキャリバーのギタリストです。私は名前しか知りませんでしたが、エボニーアイズのアルバムはえらくプレミアがついているそうです。

内容は、様式美系インストとジャパメタHRとエレクトリックJ-Popの混合(含むボーナスCD-R)。「何じゃそりゃ?」と言われそうですがそうなので仕方がないです。アコースティックの小品であるM1「S.H.I.R.O.Y.A.M.A」からM2「Any Way You Want」へのなだれ込みはカッコいいです。Voは典型的なジャパメタで、曲は日本特有の湿り気とネオクラが合体していて良い感じです。

が、その後のM3「Communication Breakdown」は、何か良くわからないエレクトリックポップで女性Voが入るというどう考えてもHR/HMとは似ても似つかぬ曲です。その後のM4「You can do it!」も同じタイプで、ちょっと苦手ですなあ。

ところが、その後のM5「Love, just for you」は、イントロからスウィープ全開の疾走HMにJ-Pop風の女性Voが入る不思議な曲。多分これ、最初がインストでその後Voをつけたんじゃないかな?ちなみに上に書いた様式美系インストというのは、このM5のインストである「Run & Gun」で、新宿のディスクヘブンの購入分にボーナスCD-Rとして付いていました。このインストは格好いいですねえ。また、ソロはスウィープ全開で勢いに任せたかなりゴリ押しの早弾きです。

その次がM6「Hate the sky」で、これも女性VoでのJ-Pop。で、この曲良いです。何か上には女性Vo否定みたいなコメントを並べているんですが、そうじゃなくてやはり曲の好みなんですね。でも何だろう、この曲は。何とも言えない哀愁があって、何というか夜のドライブを想像させますな。このアルバムでは私的ベストチューンです。

Popな泣きのインストであるM7「Horizon」に続き、また王道ジャパメタのM8「Love brave」となります。ちょっと男性Voが不安定なんですがね、ちょっとMarino風かも。その後もPopな泣きとジャパメタが同居するM9「Red head」です。

ここでまたガラッと変わってM10「Teenage Dream」。何というか、殆ど70年代のポップスです。ここまで来ると私は付いていけないんですよ、何か四畳半的でね。

そして、M11「威風堂々」。これも典型的なジャパメタです。それに続いて、M12「Jailbreak」ですが、このリフはどう聞いてもLoudnessの「The Lines are Down」だな。それにしてもこういうことが直ぐ連想できる私の頭はどうなってるんだろう?

で、全体には結構とっちらかってるアルバム(過去の楽曲集なんでしょうがないところはある)なんですが、気に入らない曲(私の場合はM3/M4/M10)を飛ばしてしまえば、良質なメロディーのアルバムだと思いますね。打ち込みのチープさって、実は私自身はあんまり気にならないのでそこはマイナスにはなりませんが、普通は相当な減点対象だろうとは思います。

金谷のGですが、細かなところは結構荒いし、リズムやピッチがずれるところもある。早弾きもかなり荒っぽい所がありますが、私はこの荒っぽさは好きです。かなりスウィープには自信があるみたいで、相当長尺なソロもゴリゴリ行っちゃってます。「様式美」「スウィープ」という言葉から連想される優美さとはかなり違う、うーん何と言うか、「インギーのコピーをしているゲイリームーア」というか。ますます分かりませんね。

で、エボニーアイズのCDを検索したら、ヤフオクで9800円!いやあそりゃ無理ってもんでしょう。どうもジャパメタ最高峰のレア度らしいです。後は横関敦のミニアルバムやダンサー、バーニー日下部のソロ辺りだそうです。

をい、半分は俺が持ってるぞ!どういうことだこりゃ?

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コメント

 ドイツ特派員さんって、ほんっとぅぅ~~にマニアさんなんですね。マニアさんつうのは、自分がかけた膨大な労力とか投資とか、そんなものが世間的にはまったく意味をなさず、誰からも評価されない方がかえって燃えるんですよね(あれ? いい意味なんですが…)。

 その辺、ドイツ特派員さんはマニアの王道を驀進してる感じがしますです。はい。

 あっ、でも特派員さんの場合、奥様が一番評価してくれるのかな。

投稿: しまうま | 2008年6月14日 (土) 13時49分

しまうまさん、

いや、しまうまさんに「マニア」と呼ばれるとは(笑)。マニアかどうかは別にして、趣味とは「見返りが無いことに平気である」ことですから、その意味ではしまうまさんの感想は最高の褒め言葉ですなあ。

でも、ガズリーコーヴェンと金谷幸久で話をしている我々って何なんでしょう?明日はそのマニアの1人であるSinseiさんに会ってきます。この人もとんでもないものを持っていますからねえ。

投稿: ドイツ特派員 | 2008年6月14日 (土) 23時29分

ドイツ特派員さん、今日はお疲れ様でした~。なんだか久しぶりに楽しいひと時を過ごした気がいたします。

最初会うまではドキドキでしたが(結構小心者<自分)意外に(だから“意外に”は失礼だろう~)礼儀正しく物腰の柔らかい方だったのでとても話しやすかったですよ。

それにしてもドイツ特派員さん、ものすごく物知りなのでびっくりでした。SINSEIなどは足元にも及びません!

九州までお気をつけて~。

投稿: SINSEI | 2008年6月15日 (日) 18時10分

Sinseiさん、

いやいやこちらもとても楽しかったっす。私、態度の悪い奴なんで失礼があったかも。

SinseiさんのCDを見てたらどっちがマニアかわかりません(笑)。お互い使われる労働者、死なないように頑張りましょう。

投稿: ドイツ特派員 | 2008年6月15日 (日) 20時09分

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