これからのビジネス
先日異業種交流会の合宿に行っていまして、ある会社の偉いさんから講義を受けていました。守秘義務ありなので細かなことは言えないんですが、一言で言えば、
「どんどん世の中を便利なことをしないといけないので、ビジネスチャンスは無限にある」
ということですね。
それで良いんだろうか?
人間は、いつも環境を自分たちの良いように変えて生き延びてきましたが、これは生物界では有り得ない行為です。普通は環境に体を合わせていくもので、その合わせが環境より遅ければ、その種は滅びる運命な訳です。
もう環境を変えて生きるのは限界じゃないですかね?それが温暖化だったりするわけです。確かに温暖化の影響はまだ分からない、という意見もありますが、既に二酸化炭素量は確かここ200年で40ppmくらい増えているのは分かっているわけで、もうかなり地球環境が変わっているのは確かなわけです。
これ以上の便利さって必要ですか?例えば、辛いけれど自動車の私有などは制限が必要になるかも知れません。パソコンも逆に共用することになるかも知れないし、風呂に入るのも制限が出るかも知れない。テレビを一家で複数持つなどもってのほかになる可能性もあるし、CDはデータ以外は持てなくなるかもしれない。
そういう意味では資本主義自体も行き詰るかも知れないですね。いや、行き詰らないけれど結局それはレミングの行進で、人間の緩やかな自殺でしかないのかも知れません。
何となくですが、人間という種の終焉は意外なほど近いんじゃないか、と思っています。あと1000年持つかどうかだったりして。このままだと環境変化についていけず滅びるんじゃないか?
それでも、そのビジネスで悶々と悩むわけですよ。
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