歩くアホ、男子のアホ
まだ台湾です。昨日このブログでお世話になっているちゅーざいさんと夜軽くオフ会してまして、あんな話やこんな話をしておりました。意外なところにつながりもあったりして。
で、今日は夜だけ仕事なんで、昼間は「何かガイドブックにも載っていない所に行ってみるか」ということで、とある町へ一人でぽつんと行ってきました。
実は、240@sさんに、「特派員さんは歩くの平気でしょう?」と指摘されたことがあるんですが、実は結構歩きます。基本的に出来るだけタクシーは使わない。バスが分かっていれば使うんですけど、バスは分かりにくい上、中国語は更に分からない。自然とテクテク歩くことに。
炎天下の台湾で一人で歩くのは、はっきり言ってアホな行為ですが、男っていうのはこういうアホをやりたがるんですね。例えば高校生の頃とか、友達とやりませんでした?
・ラーメンにどちらが七味をたくさん入れて食べられるか? ・汚い部屋自慢 ・どちらが安く物を買ったか? ・自転車の坂下り競争、結局こけて血まみれ ・無料お代わりでどちらがたくさん食うか ・こんな虫や蛇を捕まえた自慢(最後はインディージョーンズ並の嘘になる)
結局ですねえ、男なんていうのは何時までたってもこういうことの変形をやっているんですよ。会社で上司が自慢する「昔やった馬鹿自慢」「女でこんな大変なことになった自慢」もまさにこれ。女性の皆さん、男はこのくらいアホですからね。
この類で私が好きなのは、故景山民夫がイタリアに行ったときの話で、「とにかくイタリアはどこに行ってもパスタがうまい。おかしいと思ったがとにかくうまい。ところが、あるところで『あそこのパスタはとにかくまずい』という話を聞いた。居ても立ってもいられずその店に直行し、確かにまずいのが分かって....」というもの。もう男じゃなくて男子全開のアホさ。
なんかね、自分が歩いているのも、「アホやってるなあ」という自分が結構好きというもう究極のアホ。家族持ちの思想ではありません。こういうアホというのはかなり女性には理解されないものですねえ。
そうか、全共闘の自慢もこれだったのか!
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コメント
こんにちは~
本当にいくらでも歩きそうな雰囲気ですよ、私が「え~」と思う距離でも「近いですよ」なんてあっさり仰ってましたよね。でも何故か私の周りには、歩き魔が多いんです・・・私自身は怠け者なので体を動かすなんてもってのほかです。
でも、昔はバリバリの運動部員だったんですがねぇ~(^^;
投稿: 240@s | 2008年8月30日 (土) 14時08分
240@sさん、
昨日は初めて副都心線に乗りましてね、目的地が表参道だったもので、地名が似ている「北参道」で降りたら歩くわ歩くわ。大体調べもしないで行くかこの中年。
でも、体を動かしてもデブなのは何でだろう?
投稿: ドイツ特派員 | 2008年8月30日 (土) 22時53分