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2009年3月31日 (火)

ヒーロー願望

といっても、自分がなるという話ではないんですね。

「ヒーローリストを作る」 という記事を読んで、「じゃあ自分はどうだろうかな?」と考えたんですが....

会ってみたいヒーローもロールモデルもない

という非常に寂しい結果になってしまいました。いや、「今の藤原紀香に会ってドサクサ紛れに慰める振りして触りたい」とか、「藤川ゆりちゃんに『ちゃんと政治をしなきゃ』という説教をダブルベッドの上でしたい」とかというのは無しとすれば、悲しいほどに居ない。永遠のヒーローはチェゲバラですがね。

作家で言えば誰だろう?あ、重松清氏とは、ぐだぐだ話してみたいですね。あと、船戸与一氏も好きなんで、色々聞いてみたい気もしますが、本で充分という気もします。あと、作家じゃないですが、山崎元氏や堀紘一氏とは、ぐだぐだ愚痴を言ってみたいですな。

音楽で考えても、マイケルシェンカーとは、理屈の通った話はちゃんとできそうに無いし、ましてやロールモデルにしようもんなら、アル中になるわ精神を病むわヴォーカリストに苛められるわ(おお、ここだけ今の私だ)、てんやわんやの人生になりそうです。人見元基氏なら、ちゃんと話せるし結構話は合うと思いますが、ちょっとヒーローリストとは違う。山本恭司氏は好きなギタリストですが、多分世界観は全然違うと思います。横関敦氏には、「何で武道館に雪駄?」と聞いてみたりして(笑)。あ、そうか、セッションならしてみたいですね。純粋なところで言えば、プロの音はどうなのか知りたい。その中でどの程度自分が出来るのかは知りたいですな。

ただ言えるのは、どうもビジネスで「会いたい!」という人が居ないと言う事実です。多分、私はバカなんで、凄いビジネスパーソンに会ったとしても、余りに違いすぎて自分の糧にも参考にもならない、という思いが強いんだと思います。もしピータードラッカーが生きていれば....と思うことはありますが、多分会って話しても食い違うだけのような気もする。寧ろ、「こいつ嫌な奴だな」と思う奴に文句を言いたい、という方が強いかな?誰、とは言いませんが....。

向上心の無い中年、困ったモンです。





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横関敦ソロ解説「G.T.Resonator」

さて、この特集も最後になりました。今のところの最新作、「G.T.Resonator」です。
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1.A Light in the Shade
何か前作の「Emptiness」を彷彿とさせる近未来的な音作りで始まります。ところが、やはりその対比が強烈な極上の甘いメロがハモリで切り込んできます。定番とは言え、堪らない構成。また、ソロを聞いていても、ペンタトニックを拡張したような超高速下降フレーズ(しかもハモっている!)と、ネオクラ系のギタリストとは一線を画しています。
2.Flow
題名の通り、ハイスピードなんですがどこかふわっとした感じがある曲。打ち込みだからかもしれませんが、少し冷やっとした感覚もあります。ブリッジのミュート絡みでの少し外した音使いの後のメインと言えるメロでの強烈なアームまがいのヴィブラートが堪りません。ソロは、ためた流れから一気に加速して行くのが文句なくかっこいいっす。この曲でも思うんですが、相当ジョージリンチの影響をソロからは感じます。
3.Powder of the Madness
個人的には少し地味な感じがする曲です。あまりメロディアスな部分を出していなくて、コードの動きが少ないからかも。ギタープレイとしては、やはりブリッジになる32分音符の速さ+音飛び+ハモリの凄さですな。
4.D.A.I
これは確信犯かな?どう聞いても最初はJoe Satrianiの「Always with me, Always with you」だもんな。その後も同様に泣きのメロディーが続き、じっくり抑揚をつけて歌わせていきます。特にアームの使い方が素晴らしい。アームで言えば、音的には実はJeff Beckを結構意識してるんじゃないか?と思うところがあります。一種ギターシンセ的なところにその色を感じますがどうですかね?
5.Ruined
このアルバム中一番正統なロックチューン。リズム的にも一番乗れるミドルテンポで、そこに彼にしては非常にオーソドックスなギターが乗ってきます。が、ギターソロ前のおちょくったようなバンジョー(かな?)で軽くこけさせてくれます。どうも引っ掛かりを作るのが好きなようで...。彼自身、「この曲のソロは敢えてオーソドックスな早弾きで攻めた」と言っているように、非常に分かりやすいソロだと思いますね。
6.Tears of the Crown
オーソドックスなリズムなんですが、少し変な音を混ぜてやはり引っ掛かりを持たせた曲。そこから徐々にコード感を持たせて、最後は定番のメロディアスプレイ。で、ファーストソロは割りとワンコードっぽいバックで弾くんですが、アウトロの入りは、また尋常じゃない上昇フレーズからコードに載せたソロを経て、インギー彷彿の進行に対してのアコギプレイになだれ込みます。この辺の気合も素晴らしい。
7.Fascinum
横関にしては珍しい、マイナー調の泣きナンバー。Gary Mooreの泣きに近いかな?ただ、彼のようにぶっとい音ではなく、もっと繊細な音なので、寂寥感が上手く演出されているんですなあ。この曲では、途中のKeyとの早弾き部分はなくても良かったかも知れませんねえ。それだけメインの泣きが良いんですよ。
8.Blue Rain
いきなりスラッシュメタルのようなコードプレイでぎょっとしますが、またどうにも素晴らしいコードを切り込んできます。こういう対比が好きなんでしょうね。またロングトーンが泣くんだな、これが。そしてその流れからまたもやジェットフィンガー炸裂のソロになるんですが、フルピッキングが非常に心地よいアタック感を出しています。そのままフェードアウトする前の転調がまた泣き倍増です。

という訳で、本当は「Raid」や「Madam Ray」やらもあるんですが、とりあえず横関敦ソロ名義のアルバム解説が終わりますた。

しかし、何でここまでやってんだろう、俺。

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2009年3月29日 (日)

横関敦ソロ解説「Emptiness」

さて、誰に頼まれるまでもなくやっているこの企画、三部作最後の「Emptiness」です。
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1.Emptiness
Keyに続いてロングトーンのフレーズが連続。ただ、ここはメロディーという感じはしません。その後はKeyのシーケンスフレーズに続いた同じようなギターでのシーケンス。少しループっぽい感じが無機質な感じで、このアルバムのテーマに合っていますねえ。
2.Three Dimension
変拍子のテーマに(恐らく)打ち込み+ワーミーペダルの主題。わざとだと思いますが、敢えて幾つかのメロをツギハギした感じがあります。インダストリアル的と言えるかもしれません。ただ、その後のソロはやはりエモーションを感じるものです。
3.Boundless
ミドルテンポのポップな色合いが強いですが、ここもドラムが打ち込みなので、どこかヒンヤリしたものを感じます。主題は本当にシンプルなメロ+激烈ヴィブラートという横関お得意のもの。それまではあまりなかった高速アルペジオがここで炸裂。さらに最後のメロに切り込んでくるシュレッドが鳥肌モンですねえ。
4.Eternity
ゆったりしたリズムに泣きまくるメインギター、という横関王道の一つ。哀愁のあるメロディーに打ち込みで、独特の空虚な感じを出しています。恐らくこのアルバムの主題である「虚空の宇宙」という空気が良く現れていると思います。ギターの音も、敢えて少し加工っぽくしているんじゃないでしょうか?
5.Tragic Passion
ここでもポップなメジャーメロディーが効いています。途中のブリッジではウリロート彷彿の音飛びフレーズから、極上のメロディアスなハモリという流れが堪りません。正直、メジャーキーでこれだけ泣かせることが出来るのはそんなにいないんじゃ無いかな?ギターオーケストレーションに乗った最後の美しいフレーズは何なんでしょうか?
6.Piece of Happiness
ここから生のドラム(元Vow wowの新見俊宏)が入ってきて、少し肌合いが変わってきます。無調な主題からやはりメロディアスで上手く振ったハモリのサビがふうっと曲から浮揚してくるんですねえ。で、ソロは正統なフルピッキングフレーズで攻めてきます。が、それで終わらず、最後フェードアウトの超高速アルペジオの連発!今でも有数の速さ・美しさだと思います。
7.Insipid
ここでインタールード的な小品。メインはKeyとギターオーケストレーションですが、途中でのテンポチェンジでのドラマ、手は抜いてませんね。
8.Preparation for action
また生ドラムでのロックチューンですが、イントロの音程変化が今一歩分かりません。アームのような気もするし、正確な感じは寧ろワーミーのような気もします(個人的にはワーミーじゃないかと思いますが)。別の側面である少し妙なメロディーから優しいブリッジを経て、へヴィーなメイン~スラッシュのようなリフ、という対比。この対比、というのも横関の曲ではかなり重要な位置を占めていますな。
9.Metempsychosis
歌モノのようなメロディーですが、何しろバックのコードが余りに美しく、気品を感じる曲です。で、ソロも短めに纏め、その後はメロディーを紡ぐ、という感覚ですね。そのメロディーが続く上にロングトーンから畳み込むお得意のフレーズが続きます。その上でシメは高速アルペジオ!それまではあまりなかったんですが、このアルバムでは相当連発しています。
10.Sits in the Sun
浮遊するようなバックのクリーントーン(やはりワーミー+サステイナー?Key?)に、これまた伸びやかなメインメロが乗る美しいナンバー。それにしても、何でこんなに美しいメロが出せるのか…。またこういう曲で早弾きが出てきても、嫌味にならないのは、曲に対する入れ方が上手いからなんでしょう。
11.Phenomenon
ピアノのイントロに続いて、ジャムっぽいドラムとクリーントーンから始まる曲。ところが、途中からいきなりドラマチックなハーモニーギターが入ってきて、その後はドラムが大暴れです。ちなみにこの曲はそうる透が叩いていますが、もうコージーパウエル真っ青ですね。しかも曲の途中で取っている間も素晴らしい。
12.Lust for Conquest
更に、ピアノからジャムっぽい雰囲気を出しつつ、途中でやはり入れなきゃ済まないメロディアスハーモニー、という曲です。少しフェイズアウトした感じの音が非常に良いです。ただ、この曲は珍しくブリッジがマイナー調(完全ではないですが)なんですね。メジャーキーを多用する彼にしては非常に珍しい。
13.Moonsaurus-Fantastic Story
そして、最後に高速ナンバー炸裂です。エディーも大暴れ、そうる透も叩きまくり、あれベースは?(笑)。それでもメインのメロディーはどこか少し懐かしさのある優しさがありますなあ。で、ギターオーケストラに続き、三柴理の大暴れピアノからのソロはもう大爆発も良いところです。ただ、そのバックでミュートで鳴っているバッキング、これはかなり難しいですね。で、最後に何か暗黒の中に放り出される、というKeyの音で終わります。

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2009年3月27日 (金)

横関敦ソロ解説「Sea of Joy」

まだまだ続くこの企画、勝手に行かせて頂きます。三部作第二の「Sea of Joy」です。

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1. Start of the Human Faber

ピアノソロによるアルバムイントロダクション。美しくドラマチックですが、徐々にメロディーが崩れて陰影を帯びてきます。

2. In the year 0001 A.D.

1に続きピアノのフォルテシモが力強い曲。その後の横関のメロディー、単純な音符の流れなのですが、音に強烈な存在感があります。密度が濃いというか、ヴィブラートによって更に音が伸びていくような強さ。そして直ぐにハモリによる極上の甘いメロが続きます。ソロは直ぐにJet Finger全開!それでもちゃんと盛り上がりと収束のコントラストがあり、起伏のあるソロです。

3. Extravagance of Human Being

結構なアップテンポの曲ですが、メロディーはかなり分かりやすくポップです。バッキングでの故諸田コウのフレットレスベースと実は滅茶苦茶弾きまくっている三柴理のピアノが効いてます。もしかするとこの二人が主役か?それにしても横関のこのヴィブラート、どうやってコントロールしているのか…。

4. On the Foolish Hill

それまでより深く掛けたエコーが印象的なバラード。これも主役は諸田のBかも知れません。横関は弾きすぎず、ゆったりとした流れで曲をリード。これもインタールード的とはいえ、アルバムの中ではいいアクセントになっています。

5.Sea of Joy

何か大河ドラマのイントロのようなピアノプレイから一転、無茶苦茶にポップなギターが入る曲。実は横関は、かなり曲のポップさを常に意識しているんじゃないかな?ところが、途中のヴァースがマイナーになっていて、一筋縄では行きません。彼にしては全体のギターは少し抑え目に弾いている曲ですね、とはいえ彼のレベルでは、ということですが

6. The Adventures

珍しく跳ねたリズムの曲。そういえば横関って、あまりシャッフルとかは書いてないですし、ファンキーという雰囲気の曲も少ないですね。その辺は正統メタルギタリストということでいいんじゃないでしょうか。が、直ぐにやはり美しいメロディーをハモらせてきて、うーん、横関節になっています。良くこんなメロディーが書けるなあ。

7. The Desire

この曲、音楽番組に使われたらしいですが、よく分かりますね。ポップポップと言っていますが、このアルバムでは一番この曲がポップ。とは言え、途中でやはり横関が良く使うへんちくりんな音使いが入ってきて、一筋縄では行きません。ソロは珍しくオーソドックスな音使いで直球攻めです。

8. Lost Human Nature

もう諸田コウと三柴理のための曲。強烈ですねえ、彼のフレットレスは。惜しい人を亡くしたと思います。途中に少し懐かしいサーカスを連想させるメロディーを挟んで、コード感の無いバックにソロが踊っています。

9. World War II

必ず入れてくれるアップテンポな曲。しかしメインメロからして弾けるわけ無い速さ+ハモリですが、不思議と流れを感じるものですな。ここでもフレットレスベースが効いていて、曲のうねりに一役買っています。

10. Atomic Civilization

無調風の奇妙なメロディーを持つ少し不思議な曲。途中のドラムがジョンボーナム並みにドカン!と入ってきて曲の良いアクセントに。そこからのソロもワンコードをバックに弾くのですが、それが終わりやはり少し奇妙なコードを経て、再度のサビメロからアウトロに向かうところの泣きが強烈でして、チョーキングやヴィブラート、ピッキングハーモニックスもまあ泣きまくり。

11. September 1990

この三部作で一番好きな曲。何とも哀愁のあるコード進行で、前の曲の泣きからの流れは筆舌に尽くしがたい美しさです。左右から出てくる掛け合いのようなメロディーに続いて、ライトハンド(だと思う)部分の何と言うか吹雪が舞うようなフレーズを切り裂いて出る、レガートの上昇フレーズの震えるようなかっこよさって一体。このソロのスリリングさと泣きのバランスって、やはりちゃんと弾けていることが前提なんですよね。

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2009年3月24日 (火)

横関敦ソロ解説「Dinosaur」

さーて、どんどん続けますよおお、横関敦ソロ解説。今度は彼曰く「三部作」の一作目である「Dinosaur」です。

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1. Wake on the Earth

アルバムのイントロ的な役割の曲。ただ、情景を作るということでは、今までの横関作品からは更に進化したものです。色々なカオスを何とかギターで表現しようという意図が達成されています。アーミングのスリリングさ、そこに絡むハーモニックスの雄叫びや低音弦での地響き…、素晴らしいイントロダクションです。

2. Eve

誕生前夜を正に表現している曲。特に三柴理のピアノとの絡みが絶妙で、その後Keyに変わってからのアコギでの早弾きも、間を考えたプレイで素晴らしい。ここでも肝のメロディーはメジャーに切り替えて行きますが、そのメジャーがハモリとピアノの間で泣くんですなこれ。その後カデンッア的なソロで次に繋げますが、何とも歌わせているソロです。

3. Violent Waves of Dinosaurs

いきなりエディー節全開!の三柴理ピアノから入るアップテンポのナンバー。このピアノにピッキングハーモニックス+ヴィブラートで絡む横関のフレーズがもう鳥肌モノです。メインメロからして早い(しかしポップかつ美しい)んですが、ソロはもうJet Finger全開のこれでもか!プレイの連発です。これだけだと「ネオクラか?」となるんですが、やはりここもメジャーキーかつわかりやすいメロディーで、完全に横関&三柴印の曲になっています。また、ドラムのそうる透がもう効きまくりの素晴らしさで、日本の音楽遺産に残したいもんです。

4. Sky Conquers

フレットレスベースのハーモニックスに続いて、無茶苦茶に伸びやかなメロディーを持っている美しい曲。ちょっとプリズムを思い起こさせますが、ここでも安定した横関のプレイは、単純なフレーズにくびれが入っててもう…という素晴らしさ。そこから地鳴りのようなドラム(胴揺れが分かるような!) をきっかけにKeyのオーケストレーションを入れていきます。この辺りは三柴理のプロデュースが効いていますなあ。とにかくどの曲もメインメロに対するコードが絶妙で、美しさが倍増です。特にこの曲、アウトロのソロでのコード感が私は好きですなあ。

5. Active Volcano

3と同じくアップテンポなんですが、何かかわいい感じのするメインメロの曲。ピアノとのユニゾンは凄いの一言ですが、これだけアップテンポなハードロックなのに、何故か親しみやすさがあるメロディーが出せる横関の能力は素晴らしいですねえ。で、ソロはまずエディーのソロがまるで「キノコパワー」のようなアグレッシブさで来ます。その後横関のまたまたJet Finger全開ソロなんですが、やっぱり全然ディミニッシュが出てきませんね。ある程度スィープも入れてきているんですが、メジャーキーということもあってやはり差別化になっています。アグレッシブなんですがどこかに気品もあるんですね。

6. The Victim of Strong-Tyrannosaurs

ここでドンと重い曲になります。正にティラノザウルスを彷彿させる曲調ですが、何というか、やはりどこかに高貴な感じがある曲です。少し奇妙なメインメロから美しいサビへの移行がドラマチックな曲ですが、ピアノがかなりその役目を負っているとは思います。それにしても何度も繰り返しますが、ロングトーンの美しさは筆舌に尽くし難いものです。少しフェイズアウトした感じでハモらせているところなどは、「どこまで伸びる?」という感じですねえ。後はエコー感が要所で変えられていて、曲の色彩を変えていますなあ。ソロは恐らく一番早く弾いているかもしれず、三柴とやりたい放題です。

7. Sunrise and Sunset

軽い感じのアルペジオから入るポップな曲。こういう曲がさらっと入るのがまた良いんですよ。とはいえこのアルペジオ、一瞬「ディレイトリック?」と思えるくらいの正確さで、結構難しいと思います。メインメロはやはりメジャーキーでの歌い上げで、親しみやすいものですが、ソロはやはりJet Fingerです。またつなぎのフレットレスベースがいい味を出していて、ソロへのつなぎを一段とドラマチックにしていますな。

8. A notice of the End

少しジャズセッション風な曲で、次の曲との対比が素晴らしい。ここではそうる透のドラムが効いていて、小さなライブハウスでのジャムを彷彿とさせます。横関はクリーントーンで抑えたギターに徹していて、弾くのも抑制が感じられます。

9. The Glacial Epoch

題名の通り、冷え冷えとした寂寥感を感じさせる曲。前のアルバムである「Brilliant Pictures」に入っていてもおかしくない雰囲気です。ここではロングトーンのハモリをメインメロディーにおき、あえて隙間を感じさせている気がします。また、次作への橋渡し的な少し余韻の残る終わり方で、最後のソロもコードを縫うように浮揚したもので、非常に美しいと思います。

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2009年3月23日 (月)

横関敦ソロ解説「Brilliant Pictures」

 

さて、続く第二段は、順番に従って、「Brilliant Pictures」です。それにしてもよく持ってるな、俺。

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1. Brilliant Pictures

打ち込みをバックに、Keyが上手く包み込んだ柔らかな曲調。その中にあってチョーキング一発でメロディーを作っていますが、これを安定して弾くのは実はかなりの技量が必要です。アームの小技も効いていますが、この辺りの歌わせ方はもう横関節になっています。後半には怒涛の如く出てくる早弾きですが、その正確さはさすが、です。

2. Final Winter

基本はアルペジオのバックにメロディーのシンプルな曲(Keyが隠しに入っている)で、構成はJoe Satrianiの「Always with me, Always with you」を連想してもらえばよいかと思います。途中ではむしろメロディーをバックにしたようなバランスにしています。ここでも大きなメロディーでゆったりした流れを作っていますが、その中でのチョーキングの持ち上げ方、少し掛けているであろうワウの味付けなどが、曲を単純にしていません。

3. Sailing

これもドラムレスの曲ですが、途中の歪んだバッキングで充分ハードロックインストの激しさが出てきています。フィードバックのように伸びた音がオクターブ上に裏返るところなど、何とも色気を感じます。それにしても、これだけトレブリーな音でシンプルな構成を弾ききるところに、物凄い技量を感じるのは私がギターを多少とも弾くからか?

4. High and Stone

ここでやっと普遍的なロックのフォーマットでの演奏(但し打ち込み)が出てきます。ブレイク時の下降フレーズの無機質な感じ(ヴォイスっぽいバックが少し入っている)と、その後の伸びやかなメロディーの対比がすばらしい。ソロはコード変化の少ないところが続きますが、そこは横関、リズムの変化やピッキングハーモニックスなどを使って聴かせます。

5. Mother Nile

さらにヘヴィーな曲調に移ってきます。メインメロディーからJet Fingerが炸裂していますが、手癖ではない整合感が感じられ、更にその後の甘いハモリで泣かせてくれるのも素晴らしい。ヴァースでは無機感のある繋ぎをした上で、リッチー彷彿の中近東コードをバックに弾きまくってくれます。それにしてもちょっとしたカッティングにしても異常に正確なタイム感で弾いてますなあ。

6. Risky

アップテンポの曲調で、Satrianiの爽快系を思い出してもらえれば良いかと。ちなみにこれは似ていると言うことでなくて、想像しやすい例えです。メインメロディーの終わりに出る16分のハモリ、実際に弾くとなるとかなりの難しさですし、ソロも含め、それをきちんと弾いているからこそのスピード感があるんですねえ。あと、バッキングでも8分部分は恐らくダウンでしょうが、かなりしんどいと思います。

7. Backyard

アップミドルの重めの曲。ただ、バッキングが跳ね系なので単なる重さではないです。実はこのバッキングはかなり曲者だと思いますね。それにしても、この曲でもそうですが、彼の曲の特徴として、無機的なフレーズの後の甘いフレーズの挿入が上手いです。これは一つの個性として良いんじゃないかな?ソロは「気」の入りまくったソロで、アーミングもかなり歌っていますな。最後の高速上昇フレーズで悶絶です。

8. Traveling down

最後はまたアルペジオとメインメロの二つのみ。これは隠し味は殆どないんじゃないかな?全然早弾きのない曲ですが、こんな素っ裸のようなところでディレイもリヴァーブも殆ど掛けていないメインメロを弾くのは曲の良さと相当な勇気が必要で、それを両方やっている横関の技量、恐るべしです。

 

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横関敦ソロ解説「Get Away」

さて、勝手に始めた横関敦ソロ解説、初っ端は日本のHRアルバムでも最もレア度が高いと言われている、「Get Away」です。ちなみに下の解説、元の発表順にまずM5-8、その後M1-4としています。

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1. Jet Finger-Fox Glove-

発表順に行くとこれが最初の横関ソロ。まあとにかく当時の技術の丈を出したかったんでしょう。イントロの両手タッピング(実はそんなに難しくない)から、「どうだ!」と言わんばかりの弾きまくり。ただ、フレーズ自体にそれほどネオクラ系のもの(ハーモニックマイナー・ディミニッシュ)は出てきません。雰囲気的には梶山章の「Crazy for your Love」に近いかな?と言ってどんだけ分かるんだか(笑)。ただ、チョーキングなどはその後を考えるとまだまだ不安定です。

2. Beyond the Sadness

意外とポップな雰囲気のあるインスト。彼って結構ポップな曲調のものが良いんですよ。ただ、まだメロディーの音程が不安定なところがあってシャープ気味になってます。ここでアルペジオ系の音使いが大々的に出てきます。音が今よりマイルドな感じがします。今はもっと極悪トレブリーですからね。ソロは少しシェンカー的かな?それでも凡百の連中ではとても太刀打ちできないピッキングの正確さですなあ。

3. Tears in the Moonlight

2と同じようにポップな雰囲気を持ったインスト。当時は「イングヴェイの亜流」と言う人も多かったですが、全然違います。ただ、このインストは多分メロディーの練りが足りなったと思いますね。何か弾ききれていない。ソロはいきなりロックンロールの常套句から入って、リズムを強調したかったのかも。極端な早弾きは入っていないですが、多分弦飛びフレーズが難しそうですな。もう少し練っていたらなあ…。

4. Break Away

これはVo入りのシャッフルなんですが…うーん、あまりにVoがなあ。何というか、「とりあえず声を出しました、そこを埋めました」って感じです。個人的には、この曲は無くても良かったんじゃないかなあ?あ、ソロには少しウリが出てきます(笑)。

5. Get Away

Doorsの「The end」をイントロとして、本編は元Hellenだった今越能人をVoにした曲です。今越のVoはすごく上手いわけじゃないですが(ちょっとLazyの影山ヒロノブっぽい)、それなりに合っているんで特に問題なし。で、横関の曲にしてもギターにしても、上のソロ第一弾からは雲泥。ここで指摘しておくと、実は横関の曲って結構メジャーキーが多い。ネオクラ系のギタリストとは一線を画しています。

6. On the Border

少し憂いのあるミドルテンポの曲。影響を言いたいわけじゃないんですが、かなりDokkenの雰囲気を感じます。それは横関のギターも同じで、「気」の発し方が尋常じゃない。特にそれまでただ伸ばしていただけに近かったロングトーンにもう「色気(私の言葉ではくびれ)」が物凄く加わってきています。うねりといってもいいかも知れないですが、この曲でもギターソロ入り(ヴァース後)のロングトーンに色気があるから、その後のレガート系の早弾きが映えるんですな。

7. All I want is for You

イントロのKey後、ギターがドラマチックに切り込んでくるポップなナンバー。全体に今越のVoを生かそうということか、ポップな曲を並べています。Keyの使い方もがらっと変えてきていて、不可欠な音として(単純なコード弾きでなく)加えてます。毎度のソロも超絶ですが、やはり正確性が増しているため、スリリングさが倍加していますね。ソロのチョーキング二段連発の音程なんて以前じゃ考えられなかったくらいの正確さ。こういうところで差が出るんですなあ。

8. When Shes Gone

最後はバラードで締めです。日本の歌謡曲的な所とロック的な所が上手く合わさった中々な佳曲だと思いますな。ソロは曲に合わせた感じのロングトーンでゆったりと進めます。これがまあ色っぽくてねえ、何というか振り絞るような音なんですよ。チョーキングとミュートのバランスも絶妙で…と思ったら最後にピアノとの掛け合いでアコギでの凄絶早弾きで、やっぱりやっちゃうのね、ということです。曲調に合っているか?と言われるとどうかな?と思いますが、まあ横関なんで私は許します。

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2009年3月22日 (日)

帰国して...こいつも戻ってきました

約一週間のUS出張から帰国です。

最後はNYに行ってたんですが、やはり不況なのかSaleの文字が目立っていた気がします。んでもって、Alden Shopを見ていると、茶のストレートチップでコードバンが400$!三万円台だったんですが、色々考えた末見送ることに。サイズも6Eでぴったりなんですが、やはり実際に履こうとすると水に弱いコードバンは難しいんですねえ。別の店ではAllen EdmondsとParabootsが一律195$でずらずら。うーん、金がほしいですなあ。

で、帰りに修理に出していた靴を引き取りに行きました。こんな感じ だったんですが、こんなになりました。
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いやあ綺麗になったもんです。これでまだ数年は履けるように復活ですが、このUチップならジーンズでもチノでもスーツでも行けるんで、出張に一番便利です。

さて、明日は代休ですが、ちょっとまたプチ特集を考えとります。それは、

「『Jet Best』発売記念、Jet Finger横関敦のソロアルバム全解説」

ですわ。いや、これって日本で出来る人がどのくらいいるでしょうか?というのは、私がそういう能力があるということではなく、横関敦のソロアルバムを全て持っているのは何人くらい?という話。何しろ幻のCDらしい「Get Away」を筆頭に、殆どのソロは廃盤らしいです。いや、音源だけならBronxの1stやらLance of Thrillやらも持ってますが、とりあえず横関敦ソロということで。

投げ出したりして...。

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2009年3月14日 (土)

人と会うその3

今日もブログ繋がりで何人かの方とお会いしておりました。最近多いんですね、初対面が。

ただ、今日お会いした方は今までとはかなり違っていて、私の経歴が浮いている状態。一緒になった方も、「実は特派員さんの仕事のような方とは初めてお会いしました」と仰っていましたが、私にしてみると、自分の仕事などは石投げりゃ当たるくらい一般的だと思っていたので少しビックリしました。

でも、ネットの能力がすげーな、と思うのはこういうときで、普通なら全く接点の無い人たちとお会いできることです。居住地・年齢・仕事など結構バラバラでしたが、刺激のある時間を持てたと思います。

私自身は恐らく一番の年長で、しかも唯一の子持ち。多分他の方からは宇宙人のような存在ではないか....と思いますです、はい。まあそれもよきかな。でもって、皆さん色んなことをよく考えてらっしゃる。メタルネタなら良いんですが、「将来の方向とは」「今後の社会はどうか」などのことについては完全アウェイ。埼玉スタジアムに投げ込まれたマリノスファンみたいなもんです(何じゃそりゃ?)。恐らく阿呆に見えたと思いますが、実態も阿呆だから仕方がない。

そろそろ阿呆を卒業しなきゃならんでしょうなあ。そのためにも人と会って自分の至らなさを感じないといかんのでしょう。

ということを考えることもなく明日からアメリカだったりして...。

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今日の獲物

「人と会うその3」をやってきたんですが、それはまた後ほどということで、今日は久々に音楽ソフト入手です。
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一番上は、しつこく私が最も敬愛するバンドの一つであるIt Bitesのライブ(日本盤)です。りでぃあさーーーん、私も買いましたです(笑)。

右に行ってDream Theaterの「Score」、何のかんの言いながら楽器弾きにとっては気になるんですな。

更に、なんとついに出たAlcatrazzの「Metallic Live」正規盤(輸入ですが)。左に居るのは痩せたBrad Gillesではなく、「北欧の貴公子」と言われていたころのYngwieです。

これは一番酷いころのYngwie。しかも歌もひでえしなあ。が、実はギターソロは結構良かったりするのが面白いですなあ。

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アメリカ出張

明日からアメリカなんですがね、合計16-7時間も乗っているわけです。実はアップグレードできる訳で、と思ってNWを予約、成田→ミネアポリス→ボストンと行って、帰りはボストンからNYに行ってNY→ミネアポリス→成田なんですな。さてということで、アップグレードの電話をして、いざ準備に気合を入れたら、

お客さんのチケット安すぎてアップグレードダメです

へっ?

エ、エコノミーかよおおおおおおおお!

ということで、恐らく来週日曜の帰国時にはズタボロのようになっていると思われます。

憂鬱でございます。

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2009年3月13日 (金)

恋愛診断

こんなサイトがありました。

初恋の人からの手紙

で、やった結果、こんな手紙になりますた。

特派員、元気にしてる?
今でもGカップと付き合う夢を追いかけていますか?それを毎日のように私に言っていた特派員をなつかしく思います。

穏やかな特派員に私が「引っ張っていってくれないから乗り換える」と宣言してお別れすることになったあの日から、もう29年が経ったのですね。月日が流れるのは早いものです。

お手紙を書いたのは、とくに用事があるわけではないんです。ただふと思い出して懐かしかったので、思いつくままに手紙に書こうと思いました。ふふ。驚いたかな?

今考えると、私って特派員に対してひどいことばかりしたなぁと思います(汗)。特派員はいつも私のこと包んでいてくれたのに、私は臆病で心を開けなかった し、「特派員はどうせ私のカラダ目当てじゃない!」なんて暴言を吐いていましたよね。それは事実としても、もっと他の言い方がなかったものかなぁと反省し ています。

あ、私って特派員にとって初恋の相手ですよね?そういえば特派員はなんだか最初から自信満々だった印象があります。初キスの後も「君はあっさりしたキスするんだね」って評論家みたいに言われたなぁ…。私が早めに終わらせたかっただけだったんですけどね(笑)。

特派員は付き合った当初から思いやりに溢れていて、「一生おれについてきてもいいよ。女はおまえ一人でいいから」と言ってくれましたね。何様かと思いましたが、すごく嬉しくもありました。その後、結局何人にそのセリフを言ったんですか?それからのこと知りたいです。

総括するなら、特派員と付き合えたことは、とても感謝しています。特に特派員との恋愛から学べた重要なことは、あまり人に期待しすぎてはいけないということでした。一人で生きられるようになることの大事さを教えてもらえたと思っています。ありがとう。

いろいろ書きましたが、私は特派員が大好きでした。これからも特派員らしさを失わず、あと臭いジーパンは洗うようにして(笑)、新しい誰かと幸せになってください。

またいつか会いましょう。では。

P.S. 特派員が誕生日にくれた日本人形、だいぶ髪が伸びました。

その分析はこんなものでした。

特派員さんは基本的に、優しさや物腰の柔らかさを持っていて、どちらかというと女性に多く見られる傾向だと言えるでしょう。卑屈なところがなく、特に傷ついた女性や、男性をかわいがりたいタイプの女性には人気があるかもしれません。

しかし大多数の女性にとっては、特派員さんはどうもドキドキしない雰囲気があり、男性的な部分をあまり感じません。好きな女性に優しくしていても、その女性がひどい男に振り回されて特派員さんのほうを全然見ていない、そんな悔しいこともあるのではないでしょうか。

冷たいタイプになる必要はないのですが、特派員さんはどこか相手に合わせてしまうクセがあり、主体性があまりないと言えるでしょう。

ここから言える、特派員さんにありそうな問題点を列挙します。

◆女性と友達のような関係になり、恋愛に発展しにくい。
◆しっかり者の女性を惹きつけるが、振り回されることも。
◆恋愛の主導権があまりないので疲れやすい。

んじゃそりゃああ?全然男の魅力無し、ってことかあ?主体性がないくらいに人と上手くやりたいんじゃあ!

ま、というお遊びですね。とはいえ、周りの人がどう思うかは知りませんが。

じ、Gカップなんて別に興味ないやいsweat01

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人と会うその2

「下半身と右手発見...」って、ビックリさせるああ!カーネルかよ!

さて、久々に大阪出張ということで、仕事はさっさとうっちゃって、終電までりでぃあさんしまうまさんにお付き合い頂いておりました。元々は、「It Bites促進委員会」りでぃあさんと私(Sorapapaさんやのんたんさんも委員会会員であると信じています)が会う事を決め、同じように私がお悩み状態のしまうまさんに連絡、接点がなかったはずのりでぃあさんとしまうまさんも含め、三人で絶好調マニアトークが某所で展開された訳です。

で、「結局どうして知り合ったんでしたっけ?」という話になって、全然覚えていないという情け無い私...。

以前も少し話題にしましたが、ブログの記事はかなり実体の印象を変えるみたいですね。今回初対面だったりでぃあさんからも、「もっと鋭い感じのする人だと思ってました」というお言葉。実際はおちゃらけすちゃらかな、全く鋭さからは縁遠い只のデブで御座います。

ちょっとその後のやり取りで、「こういう気の置けない話って言うのが心のビタミンかも」と話たら非常に同意頂きまして、とても嬉しかったですな。今は、少しでもお会いできる人と会って、少しでも楽しい時間を過ごしたい、それだけです。それなら終電で帰宅が遅くなるのなんて小さい小さい。で、相手の方が楽しかったらこれほど楽しいことはないです。

そんな風に皆さんにお会いできるわけでは無いし、お会いしないということもそれはそれで面白い気がしますが、今までお会いした方で「会わなきゃ良かった....」という気持ちになった方は居ないですね。それだけでも大きな収穫です。

問題は相手がどう思うか、ですがね。

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2009年3月11日 (水)

人と会う

実は今日は代休でして、んじゃあ何やっていたかというと、相変わらずの麻布テーラー でシャツのオーダーをしていました。ここ、コストパフォーマンスは抜群で、今回も一万円チョイでのオーダーでしたが、多分五割増しくらいの実力じゃないかな?今回はちと遊んで、ピンクのストライプにラウンドネック・クレリックという何じゃそれ仕様。上がるのが4月上旬ですが、春らしい色と言うことで。

今週は三日ほど人と会って会食をすることになってます。大体昨日が気の置けない人と横浜で飲んだくれて(とはいえ私は飲まないんですが)、しかも飲めないくせに二軒目はバーに行って、そのままラーメン食って帰るというなんともトホホで面白い夜で御座いました。

明日はあるブログ関連の方と会うことになっておりますが、それはまた報告できると思います。その余勢を買って土曜日にもやはりブログで知り合った方のティータイムに参加できそうです。

こんなことを言うと「うそつき!」と言われそうですが、実はずっと人と会うことにはあんまり意味を感じていませんでした。どうせ死ぬのは一人だし...なんていう誠に虚無的な気分が支配していたのが30代中盤まででした。ところが何をトチ狂ったのか、人と知り合うのが血肉になるという感覚が出てきまして....。また、お会いする人がいい人なんですね、私の場合。これに関しては本当に運が良いと思います。

昨日飲んでいた人に改めて言われたのは、

「あなた、普通の会社員からは外れているよね」

ということ。うーん、そうかどうかは分かりませんねえ、自分では。

さて、ラウドネス練習だあ

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2009年3月 8日 (日)

タイトルちょこっと変えました

何でも日本のブログには「徒然」を使うのが多いのだとか。まあ日記好きな国民性もありますが、じゃあ「更級」じゃあよくわからんですしね。

ということで、「徒然」を「俺様」に変えました。実は、以前ある人を評して、「俺様野郎」と表現していたのが気に入ってましてね、それを貰った次第です。

どうも更に誤解を招きそうで...。

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2009年3月 7日 (土)

駄目駄目!超ダメダメ!!

おばあちゃん、サディストって知ってる?もうね、見ただけで震え上がっちゃって練習したのに弾けなくなっちゃうんだよ。でもね、見た目はニコニコしてるんだよ。だから余計に怖いんだよ。絶対今日のこと怒ってるんだよ....。

今日はバンドの練習で御座いました。今までのスタジオがどうも音的に問題があり、ハウリングが酷かったんですね。で、今日から新しいところで練習と相成った訳です。

いやあ部屋によってこれほど変わるとは…と思うほど音がよく聞こえます。ということは、下手な私のGも良く聞こえるわけで、まあ諸刃の剣ってことですなあ。

でもって、今日の練習ですが、

んむをおおおおお!!!impact

ってくらい弾けませんでした。見事な玉砕。いや、練習では誤魔化す程度には弾けてたはずなんですが、駄目ですねえ。こういうところで基礎が無い奴は化けの皮がはがれるんですね。

あんまり悔しいモンで家でまた練習してましたよ、ラウドネス。

あ、上のサディスト、別にそれがVoの人だとか全然言ってませんので。

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2009年3月 5日 (木)

部下にやる気を出させる、それは感情ではなく業務です!

私がよくお邪魔するしまうまさんが、こんな悩み を打ち明けられていました。

もう、本当に良く分かります。

私が会社を替わった一つの理由でもあるんですが、やる気をなくさせる上司の言葉、というのはかなりこたえます。どんなに上手く行っていなくても、上手く上司がやる気を維持させれば、その人はその仕事に耐えられると思うんですよ。大体辛くない仕事は無いわけで、どこかで嫌な思いや先の見えない不安やらを持っているはずです。それでも、

やる気>不安

ならば何とかなる。続けられると思いますな。ところが、この式でいれば、やる気を大きくするか不安を少なくする必要があるわけで、数値化できない心の問題になるという問題があります。ということになると、資質の問題であったり、なんというか感情による親切心の問題だったりにすり替わることが多い気がします。

ですが、実際にやる気(モチベーションと言うべきか)を維持させるのは、あくまで経営の業務の一環であるべきなんですね。何故なら、その維持が事業の継続なり結果なりをよい方向に持っていくから。ところがどうも、「そういうことが出来ない上司は仕方がないんで、部下である自分で頑張って」という事が多いんじゃないですか?

それは違う。やらなければいけない業務であるはずです。

この辺りになると心理学のようなところかも知れませんが、これが出来ない人が上司になっているのは、そもそもその職に就くべき能力がない、という評価になるんじゃ無いかとまで思います。

今の会社で、部下ではないが明らかに私を支えてくれる立場で動いてくれる連中がいます。細かいどうでも良い話ですが、とにかく心がけているのが、

1.無理を聞いてもらったら「やってくれてありがとう」をメールする
2.メールの返事は早くする
3.電話などでは、多少仕事と関係ない話(最近どうだよ、とか)も会話する

ということでしょうか。いい年こいていても、やはり褒められたり認められれば嬉しいはずで、それは万国共通であろうと信じています。

さて、誰か褒めてください(なんじゃそりゃ?)

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2009年3月 3日 (火)

相手に伝わるために最低限必要なのは

先日のエントリーに対して、こでまりさんからコメントを頂いて、ふと昔に気付いたことを思い出しました。

それはある会議でのこと、偉いおっさんが私に質問、それに私が答えたのですが、そのおっさん、

「何かお前の言ってることが良く分からん」

と一蹴してきました。その時、実は相当はっとしたんですね。それは、

自分の発言が相手が理解されない時は、自分で自分が発していることが良く理解できていない

ということ。要は、「自分が分かっていないことは相手に伝わるわけがない」という見も蓋もない事実に気付いた瞬間でした。そのときも、どうにも自分の言っていること自体がよく自分で分からない。分からないことを一生懸命言ったところで、わけの分からなさに輪を掛けるだけですから、もうどうしようもない。それは、「ここは分からない」ということを言わなくてはならない、ということも必要になる訳で、そこに気付くのにえらく時間が掛かった私はやっぱり知的に低いのか(涙)。

このブログなんかは私が好き勝手書きなぐっているんですが、それでも書いて一度読むと、結構単語の補充やら句点の付け直しやらをやっているんですね。句点で言えば、ブログを始める前はかなり句点の少ない文章を書いていた気がします。結構句点の打ち方は気にしていて、意味の切れ目にないところに句点を打つのを嫌っていました(この点については、本多勝一の本を大学時代に読んだ影響でしょう)。ただ、こうやって文章を書くと、結局読む側がどこで休むか、ということも多少は気にするところがあります。

分かることだけ書くというのは、非常に詰まらないことかも知れません。それでも訳の分からないものよりはマシだろうと思いますな。

じゃあもっと世の中を判れよ、俺sweat01

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日本ハードロックの至宝「III」(VowWow)

よーく考えてみると、このアルバムについて何も書いていないのが何とマヌケかと....。


日本が生んだ最高峰のロックバンドであるVow Wowの「III」です。メンバーは、人見元基(Vo)・山本恭司(G)・厚見玲衣(K)・佐野賢二(B)・新見俊宏(D)です。この後、Bが不安定になり、ニールマーレイが入ったり、ジョンウエットンがちょっと弾いたり、マークゴールドが弾いたり....して解散してしまいます。

もう内容は何も言うことがない最強のものです。一曲目の「Go Insane」からラストの「Pains of Love」まで隙は全くなし。キラーチューンは二曲目の「Shot in the Dark」でしょうが、それ以外の曲も泣きとグルービーさと重さと全てが高水準のバランス。

で、誰が何と言おうと史上最高のヴォーカリストである人見元基がもう暴れまくりです。「Go Insane」頭の笑い声から始まる絶唱というに相応しい歌です。特に、「Shock Waves」のイントロからドンドン盛り上がる歌、「Shot in the Dark」のシャウト、世界を見渡してもこれだけのヴォーカルがどれだけいるか....。今や高校の英語教師、世界で一番シャウトできる教師だな(笑)。

そこに実はかなり肝になっているコーラスが絡むわけですが、何しろ山本恭司にしても厚見玲衣にしても自分のバンドでVoを取っていたわけですから、ライブのコーラスも完璧。更にBow Wow時代からの旧知である佐野賢二と新見俊宏のリズム体も素晴らしく、「Doncha Wanna Cum」のシャッフルなんて中々出せませんよあのノリは。Bが弱い、という声もありますが、やっぱりキンさん(と敢えて呼びますが)は欠かせない。個人的にはニールマーレイのBは大好きなんですが、ここは愛国主義ということで、全員日本人の構成に愛情があるんですよ。

あまり話題に上らないのが不思議ですが、隠れた名曲としては「Stay Close Tonight」ですね。途中のサビのなんとも言えない美しさ、厚見のKey進行が効いていますねえ。

一つ残念なのはサウンドプロダクション。もっとやり方があったと思うんですが....。ま、音質にあまり拘らない私としては些細な事なんですけどね。

下のYouTubeを見てください。これが公立高校の英語教師か?しかも東京外大卒って....。もう信じられん。

これは、全メタルファン必聴のアルバムです。

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2009年3月 2日 (月)

首相が本当にアホなのか?

まあ、アホではありますがね....。

やはり、この人が首相をやっていること自体が駄目なんだと思いますね、麻生さん。その前の前の安倍さんもそうですが、どうも最低限の知性が無いように思えるんですよ。要は「頭が良くない」って奴かな?他の二世議員もそうですね。テレビに出てアホ晒している○本○太とかね....。丸分かりか(笑)。

ただですね、じゃあ誰が悪いのか?と言われれば、それを選んでいる我々になるわけで、天に唾する行為なわけですよ。地盤というのはそれだけ強い、ということか....。それにしても、地盤を継ぐ事が当選に近づくのであれば、それはある種の相続税免除のようなものだと思いますなあ。地盤など継ぐことはできなくすれば良いんですよ。

結局、誰かが言っていた、「政治の水準はその国民の水準に合ってくる」というのがまさに当たっている日本の状況だと思うんですね。田舎の義理人情で国の政治をされちゃ困るし、それは地方議員の役目。それを言い出したら小選挙区制が駄目で全て全国区にすべき、ということになりそうですが、それもいいんじゃないですか。

どうせここまで疲弊したんだったら、それもありかな?

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2009年3月 1日 (日)

難しいフレーズの練習

みんなね、「誰でも弾ける」とか言うじゃないですか。でも、出来ないものは出来ないんですよ。何とかして下さい....。

という弱気を吐いても誰も助けてくれない今日この頃です。で、バンドの練習が来週に迫った中、サドVoの方に選んで頂いたLoudnessの「夢ファンタジー」、まだ全然出来ませんですrain

ソロは無茶弾きで誤魔化すとして、まあ最後のキメである分散和音→開放絡み早弾き(二回目は開放絡みライトハンド)はまあ弾ける。リフもまあ何とかなる。で、問題は、ソロ前の四度進行キメフレーズなんですね。速度はそれほどでも無いのに、どうも昔から異弦同フレットが苦手なんで、上手く行かない。ソロは無茶でも良いんですが(をい!)、ここは崩れるわけには行かないところなんですよ。

結局、しっかり弾くためにプロが口を揃えて言うのは、

見も蓋も無いほどゆっくりから弾く

ということです。私が昔付いたクラシックギターの先生もそう仰っています。幾つかのプロギタリストが言うのも全く同じ。でもどうしても焦っちゃうんですね。言えるのは、「ゆっくり弾けないものは早く弾けない」という当たり前すぎる真理。

さてあと一週間、出来るだろうか....。

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靴のリペア

今日、傷んでいる靴のリペアをここに出してきました。出す前はこんな感じ。
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これ、Bowenというブランドの靴で、フランスで販売しているイギリス製のものです。今を遡ること約10年前、パリのPrintempsでのバーゲンで買ったもの。確か150Euroくらいだったんですが、何しろ当時は空前のユーロ安で、1Euroが100円以下でしたから、相当安く買ったことになります。つくりはかなりしっかりしていると思います。店の方も、「Bowenの靴を持ち込まれる方はまずいらっしゃいませんね」とのことで、そんな事で嬉しくてニヤついてしまう私がいたりして(笑)。

今回は、これを雨用に使うために、ビブラムソールでお願いしています。タンカーソールというのも考えたんですが、ちと高いんで妥協した訳です。腰糸のほつれ直しと内側の一部補強でしめて18000円程。これがどうなって帰ってくるか...。二週間後のお楽しみです。

これだけ金を出せば別に靴を買う、という選択肢もありますし、そうするのが一般的かと思います。ただですねえ、どうしても愛着のある靴なんでぼろぼろになるまで履いてやりたいんですね。また、こういうちょっと武骨な感じの靴が中々無いんですよ。かつてのフローシャイムのような感じかな?パラブーツのようなところも少しあったりして、もうちょっと頑張らせたいな、と思っております。

あと、話は飛びますが、よく靴を見るときいきなり「ぐゎし!」っと靴のトゥを持つ人がいますよね。あれは絶対に駄目で持っちゃいけません。特に高級靴は店員にお願いしましょう。どうしても持たなきゃいけない時は、トゥを避けて底と足の入る部分の横を挟むように持つと、接触面積が最小限になります。が、やはり店員の指示が一番安心かと。

「靴のトゥを持つな!」委員会より(笑)。

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