ピックアップの選択
昨日から続くこの非生産的なエントリーですが、もう少しお付き合いを。
「Like Hell」だけじゃないんですが、YouTubeで色々なギタリストを見ていて、日本人のHRギタリストと欧米のHRギタリストで結構な違いが分かります。
日本人ギタリストはフロントPU好き
ということ。リッチー直系の高崎晃、最近だと島紀史や梶山章がPU切り替えを癖の如くやるのは良く分かるんですが、寧ろシェンカー直系という感じの橘高文彦や足立祐二も、フロントPU率が高いんですね。
ところが、ポールギルバート・マーティーフリードマン・ヌーノベッテンコート・アモット兄弟にしてもフロント率は低い。大体マーティーなんてリアしかないし。外国でもリッチー直系のインギーなどは結構フロントを使いますけどね。リッチー自身は言わずもがなですが。あれだけ甘い音を出しているエリックジョンソンも、ライブで確認するとソロは殆どリアだった気がします。
この違いって何でしょうね?
自分で思うんですが、抜けを重視する(リア)か甘さを重視する(フロント)かの違いでしょうね。実はフロントでしっかり音を作るのは結構難しくて、ぶわっとした膨らんだだけの音になることもあります。特にハムバッカーの場合ですね。逆にリアはしっかり音を出すことが難しいんで、これまたこれでの難しさがあります。
ちなみに、甘い音を出すということで認識されているマイケルシェンカーですが、彼の音はフロントでは出ません。実は彼の音は結構固めの音で、それをミッドブーストという味付けで甘さを加えている、と思ったほうがいいんじゃ無いでしょうか?
んじゃあお前はどうすんの?といわれると、邪道のセンターミックスサウンド。大体ストラトの場合、バッキングの時はリア+センターのハーフトーンが多く、ソロでフロントにするところはフロント+センターのハーフトーン。こうすると、確かに歪みは減るんですが、ある程度抜けと甘さの妥協ができるかな?と思っていましてね。
え、腕を磨けって?失礼しました。で、震えるほどカッコイイArch Enemyのツイン。アンジェラ姐さんも絶好調かな?
ホント、高校生かよ、おれ(涙)。
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