一芸か多芸か
たわ言ですからね....。
最近、la dolce vitaさんのブログをよく拝見しています。とっても賢い方で(読めば分かる)、自分のアホさ加減を痛感することで落ち込むやら刺激になるやら....。
で、ブログを読んでいて、更にその中でも紹介されていて、先日やっと読んだ「イノベーターのジレンマ」という本から、妄想が開始されたわけです。それは
「破壊的ライフサイクル」(la dolce vitaさん、パクリすんません)
ということ。
例えば、仕事でも全然違うことをやってみたいし、そんな人生が過ごせるのは面白いんじゃないかな、と思うわけです。いや、今の自分は多分「市場開発者」という肩書きを追求することになるんですが、それでも、「いやあ今イスラエルでキブツにいるんだよね」とか、「やっと取ったよ、ボイラー技師の資格。来月から寮長だぜ」とか面白いかもしれない。
例えば、私の知っている人の中でも、早川松芳氏という方はこういう「複数を経験する」人生です。元々はトランペッターとしてスタジオミュージシャンで生計を立ててきた人なんですが、確か40歳前に模型ビルダーとしての修行を開始、今では世界でも屈指のビルダーになっています(経歴はこちら)。ちなみにこんな仕事です。笑うしかありません。
仕事にしても生活にしても、日本人というのは、「その道一筋」というのが好きですよね。誰かが言った、「日本人は全てを道にする」ということですが、更に言えば、ある道に精通した人が万能感を持った人のように紹介されることが多い。例えば人生訓を説く経営者であったり、経営を説く小説家であったり、夫婦関係を説く芸能人であったり....。
私、そういうのは非常に嫌いです。
何かで一流になったことを否定するんじゃないんです。その「何か」を安易に「別の何か」に転化するのが嫌なんですよ。何故日本人はそうしたがるのか?例えばアメリカではどうなのか?少なくとも欧州で、んな説教垂れる話は聞いたことがありません。それで言えば何がずっこけたって、こんな本があったんですよね。
「大人の叱り方」 著者:和田アキ子(自主規制でリンクせず)
いい加減に資源の無駄は止めましょう。世の中はエコです、エコ。もうね、マラドーナに禁欲を語らせるようなもんでしょ?一体何なんだこれは?
一途も凄く好きなんですが、これだけ世の中ころころ変わると、一途ではいられない気もするんですよ....。ただ、それには転身できる能力が必要ですねえ。
複数は 裏を返せば 半端者
という可能性もある(今作ったにしては、ちゃんと出来た五七五)。ただ、軸を持ったまま、少しずつ回りを広げる気をもって生活するというのは、結構楽しいんじゃないかな?と思う今日この頃な訳です。
あと、一途で行くならもう「オタク」で行くっていうもんでしょう。私、オタクは好きだし、自分もオタク気質がある。そんな何かに転化するんじゃなくて、本当にその道を行くっていうのはカッコイイと思うであります。
などと言いながら半端モンな人生を歩んでいるわけですがね
あくまで妄想ですよ、妄想…。
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