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2009年6月21日 (日)

Mr. Big武道館ライブ

昨日行ってきました武道館。Mr. Bigです。セットリストは正直覚えていないし、実は「Hey Man」以降を聞いていなかったりするんで、未聴曲もある(歌詞で「ああ、これね?」というのはありますが、「I love you Japan」だったり)。ですが、

素直に楽しいコンサートだった

と思います。見た目はそりゃかなり変わってますが、そんなことは全く問題ない。何しろ20年前の初来日武道館も行っていまして、多分席もほぼ同じ位置。でも楽しさは全然変わりませんでしたね。
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まあまあ、どっちが今かは言わずもがなですが...(笑)。

別に演奏としてのブランクがあるわけではないし、少なくともその辺は超絶集団ですからね。それでも今回再発見したのは、パットトーピーのドラムとヴォーカルの上手さ。何しろ上体が全然ぶれないし、それでヴォーカルは結構甘めのいい感じ。

で、今回のコンサート、ロックコンサートなんですが何というか紅白歌合戦的な雰囲気もあったりして、エンターテイメントとしてよかったと思います。不思議なのは、彼らの楽曲は別に凄く派手でも何でもないのに、地味と思わせない雰囲気が出るんですね。やはりVoのエリックマーティンの力か....。

彼のVo、決して凄く調子が良かったわけじゃないと思うんですが(最初なんて結構危なかった)、悪いと思わせない声の質を持っているんだと思います。全然タイプは違いますがアイアンメイデンのブルースデッキンソンのようなもので、「ヴォーカル声」なんですね。

また、途中のコーラスワークの上手さ(とはいえ途中はちょっとハモってなかったが)は良いですね。結局Mr. Bigって、演奏能力は見せで、本質はブルージーなハードロックなんですが、それを華やかにしている一つの要素がこのコーラスですな。

アンコールはどうすんのかな?と思っていたら、Mr. Big版「Cats in 靴下」って、このネタが分かる人はそんなにいないpunch ポールがドラム、ビリーが最初ヴォーカル、パットがベースでエリックがギターの「Smoke on the water」。それにしてもポールのドラム、上手い!その他は...まあご愛嬌ということで。途中でビリーがギター、エリックがベースでギターソロやってましたが、イカ天レベルということで(笑)。でも、これとて本業の超絶があってこその余興ですから。

天性メタルヘッドである私は、やはりスピードナンバーで「くうううう!」と来るわけですが、彼らのスピードナンバーは全部やりましたね。「Colorado Bulldog」の超絶ユニゾンもあり、例のドリル技もあり...。とりわけ最後の「Shy boy」が思い出深いです。この曲、やはりビリーがバンドにいる限りやるでしょうね、「このバンドの始まりは俺だよ!」という意思表示。とはいえ、他のライブではやっていないようで、武道 館はラッキーかも。初来日でもやっていましたから、そのオマージュかも。

で、ポールとビリーの掛け合いはもうお約束なんですが、やはりあの「Addicted to that Rush」のイントロはかっちょええ。

ここから少しコンサートに関連して雑感を。

で、このコンサートで思ったのは、良く、「日本のファンは一番」とは言うじゃないですか。で、少し疑ってたんですね、私。「リップサービスだろう?」という感じで。ですが、今回ちょっと思ったのは、

これだけ自分達を認めてくれるファンの前で演奏するのはそりゃ幸せだろうな

ということ。スクリーンに映ったメンバーの表情や、エリックのはしゃぎ具合を見ると、案外本当に「日本でやるのって楽しいよね」ということかな、と思います。ミュージシャンも反応を見ながらと言うところがあるはずなんで、やはり反応が良かったり、元々高評価だったりするところでのライブというのは、気合が入るんだろうな、と。まあこれがKissのジーンシモンズなんかだとまた違う反応になりますが(笑)。特に楽器演奏の比重が高いハードロック・ヘヴィーメタルの連中にとって、その辺のオタク振りの強い日本というのは、「そうだよ、そこ聴いて欲しいんだよ!」というハマリ具合もあるんでしょうね。

いや、本当にいいコンサートでしたよ。

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コメント

はいはいはい〜っ!(返事は一度でよろしい・・・)
「Cats in 靴下」がわかる数少ないひとりです(笑)
Mr.Big、観に行かれたんですね〜。
私はちょっとひねくれてパスしちゃったクチなんですが、
特派員さんの記事を読んで、密かに後悔中です・・・。
やっぱり素直に楽しいライブというのは貴重ですよね。
そんな訳で私は、同じく素直に楽しめる
本家(?)「Cats in 靴下」の来月のライブにかけようと思いますです。
って、その前にもうひとつ大事なのがありますけどね☆

投稿: りでぃあ | 2009年6月23日 (火) 00時11分

りでぃあさん、

分かる人だと確信しておりました、Cats in 靴下(笑)。ホント、素直に楽しいコンサートでしたね。

さて、例の件、そろそろですねえ。

投稿: ドイツ特派員 | 2009年6月24日 (水) 22時39分

 いや~相変わらず行動が若いっす。感心感心。

 音楽性において、馬鹿テクは見せで、本質はブルージーなハードロックという点に激しく同意です。きっと、彼らはヴァンヘイレンとかバッドカンパニーみたいなどっかスコっと抜けたアメリカンハードロックやりたかったんでしょうけど、あの馬鹿テクが邪魔したんじゃないかなあ…。
 だって、ファンは彼らの演奏力も見たいわけですし。ヒット曲出す直前くらいのライブビデオ見たことありますけど、やっぱりポールのソロタイムは凄い盛り上がりでしたし。私も曲がいいのは重々承知ながら、やっぱり車の中でかけるのは彼らのスピードナンバーばっかりですし。

投稿: しまうま | 2009年6月24日 (水) 23時27分

しまうまさん、激務ご苦労様です。

そうなんですね、彼らはBack to roots的な音楽が理想なんですね。凄くメロディアスでもなく、複雑でもなく...。今回のライブでも、例えば「Colorado Bulldog」のイントロだったり、「Shy Boy」の掛け合いだったりが盛り上がりますからね。

この辺りが演奏家としての満足と曲としての完成の間で悩むことなんでしょうね。

投稿: ドイツ特派員 | 2009年6月25日 (木) 18時38分

参戦お疲れさまでした。いや~馬鹿テクでしたね。
しかし、テクも大好きなのですが個人的にはMR.BIGには歌を求めてしまいます。キーが下がっていたのが、やはりオーバー40のバンドなので仕方ないのでしょうが、、今後もいい曲たくさん書いて欲しいと思います。

というわけで同日の筋少のライブは今回パスしました。おっかけの私としては苦渋の選択でしたが、MR.BIG純粋によかったです!!

投稿: Waka | 2009年6月28日 (日) 21時34分

Wakaさん、参戦ご苦労様です!

ホント、テクについては何も問題ない人たちで、実はそれとは裏腹な歌心が良いんですな。

さて、新譜は出るんでしょうかね?筋少くらいの再結成は中々無いとしても、現役感バリバリの連中ですから期待しますなあ。

投稿: ドイツ特派員 | 2009年6月28日 (日) 21時53分

こんばんは^^

今日、ワオワオで録画しておいたライブのビデオを観ました♪
いつ放送されたヤツだというツッコミはなしねcoldsweats01

とにかく、とても楽しめました^^
書いておられる通り、派手に展開するわけでもないのに、凄く華やかな感じがしますね。
演奏している姿も軽やかで、観ていてウキウキしましたhappy02
楽器入れ替えは残念ながらカットされていました。
ポール・ギルバートのドラム、観たかったです、残念bearing
いい曲ばかりでCDも聴いてみたいなって思いました!happy02

投稿: こでまり | 2009年11月29日 (日) 21時08分

こでまりさん、

いやあポールのドラムは上手い!その辺のバンドなら正式Drでやれると思いますね。

そう、ハデさは無いのに華やかなんですね、彼ら。私は1stがイチ押しなんですが、どれも高品質だと思いますよ。

それにしてもパットのドラムは安定感があるなあ。

投稿: ドイツ特派員 | 2009年11月29日 (日) 22時13分

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