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2009年8月18日 (火)

中国という国の底力

昨日帰宅しますた。

いつもなんですが、私は実家に帰るとアレルギー性鼻炎が出てしまうんですね。「ほお、両親アレルギーか?」といつも両親からからかわれていますが、結構辛いんですね。血液検査では「ハウスダスト」でのアレルギーなんですけど、親父が喘息持ちで、かなり家の中はハウスダスト対策をしているらしい。何でだ?

で、鼻スプレーをして、ぼーっとした頭で仕事関係の記事を見ていると、ちと古い記事なんですが、Economistに「中国、知的財産権で攻勢」なんて記事が出ていました(ここ)。どうでもいいですが、こっちは英語苦手なんだから何とかしてくれよ....。

今までは「コピー天国」「特許侵害天国」と言われていた中国が、アメリカでの特許を出していて、それがかなり増えているとか、中国を訴えたフランス の会社が結局は逆ネジを食らって、特許侵害で中国側に特許料を払ったとか、以前とは変化の兆しがある、という記事(だと思いますけど)。

これでちと思ったのは、

中国が後進国だったのはここ高々100年程度

ということですね。いや、まだちゃんと中国の歴史を追いかけて勉強できていないんですが、元々は四大文明の昔から、ずっと世界の先進地域としての地 位があったわけです。あくまでこの19世紀後半から20世紀が今までと違う状態だったんではないでしょうか?とすると、今後ドンドン先進国になっていこう とするのも、寧ろ元の地位に戻る、ということかな?とも見ることが出来るわけですね。当然あれだけでかい国ですし、今でもコピー製品・勝手な著作権流用な どは至る所にあるわけですが、それだけでは無いところも出てきているわけですね。

こういうことを考えるのは、今まで殆ど中国とのビジネスをしてこなかったので、何となく中国を避けていたんですね。ところが今の会社での生産拠点が 中国にある上に、市場も中国が大きなものになっているんで、無視するわけにもいかず、色々と中国のことを調べる必要が出てきて、勢いこんなことを考えてい るわけです。そのくせ日常生活、特に衣類では出来るだけ「China Free」な生活をしようとしているというこの自己矛盾。だってやっぱり日本製を使いたいじゃないですか、今回買ったジーンズ二本とも日本製だし、だから 二本で15000円もしたし...。

上のEconomistの文章の最後、「覚えておくと良いが、18世紀に著作権と特許の最大の侵害国家は、まだ発展途上のアメリカだった」という締めの通りになるのかどうか、楽しくもあり怖くもあり....。まだ手付かずの中国歴史探索、やってみようかなと思っています。

アホはアホなりに知的になりたいわけですな

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