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2009年8月 4日 (火)

泣きの乱舞:「Rise of the Tyrant」(Arch Enemy)

こうじめじめしているとですね、スカッとじめじめしたメタルしか無いわけですよ!

ということで最近狂ったように聞いているのがこれ。


私、大体最近は新譜で買うことがなくて、これも2007年発表という既に二年も経っているアルバムです。

以前も記事にしましたが、アンジェラゴッソー姐さんのVoって、勢いと暴力性は強いんですが、深みに欠けるうらみがあるんですね。何というかダシが効いていない味噌汁というか…。

ただこのアルバム、マイケルとクリストファーのアモット兄弟の泣きが凄いんですね。もう一曲目の「Blood on the your Hands」から泣き全開。暴力性はそのままに、”ツインギターの乱舞”が更に強力になっています。

ネットでは「これと言ったキラーチューンがない」という意見もありましたが、んなことはない!イチオシは「Vultures」。ボーナス曲が無い輸入版なら最後のチューンですが、イントロのツインギターが終わり、その倍速で入っていくところがもうチビるくらいカッコイイ。で、更に来るのがギターソロ。もうあの名曲「Silverwing」彷彿の、デスメタルなのにメジャーキーでしかも激泣き。もうこのソロだけで何杯酒が呑めるか。。。あ、私は飲めないんですが。


もう一曲、「The Day You Died」ですね。これもギターソロの展開が凄すぎ。導入のオーソドックスなところにコード分散を挟んだ後の泣きたるや....。ここでテキーラ5杯ですなあ。ちなみにこの曲、何でも「火垂るの墓」に影響されて出来た曲らしいんですが、メロデスの泣きが分からない人には「何じゃそりゃ?」だとは思います。

バックの演奏は鉄壁。ブラストビートもシャッフルもがちっと演奏してくれます。Drはちょっと機械的に過ぎるかもしれませんが、そういうのが私は好きだから問題ないです。アンジェラはやはり深みには欠けると思いますが、ま、デス声に何処まで品質を求めるか、というのもあるし、機能としては問題ないと思いますよ。

正直デスメタルに泣きやメロディを求めない人もいるでしょうし、逆にこの曲だとデス声のVoが邪魔、と思う人もいるでしょう(私もちょっと思うことはあります)。が、ここまでメロディに拘ったアルバムを「デスメタル」というだけで敬遠するのは勿体無いな、と思います。

ということで、もう勤労生活が半分以上過ぎたオッサンがどうよ?というのを無視してお勧めするであります。

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