« 四十代は黄金期:山村幸広氏のブログより | トップページ | 一発逆転海外駐在? »

2009年9月27日 (日)

アジアの世紀でなかった世紀はいつだったんだ?

インド出張から、インド関連の本を数冊読んでいまして、この連休もこんな本を読んでました。


この最初の方に、19世紀のGDP比較って奴が出てるんですね。丁度興味があったことなんで中々面白いな、と思って調べています。

何でもAngus Maddisonというオッサンが、過去のGDPを推定して調査しているんですね。まあいろんなことをしている人が居るもんだ、と感心しますが、興味のある人はこちらを見てください(どうやって調べたんだ?)。

http://www.ggdc.net/maddison/

このページの下の方にExcelで組んでいる資料があります。1000年でアジア占有率が約70%、1500年から1700年の間でずっと60%以上、その後産業革命があり1900年でぐっと下がって約30%、1950年で約20%となっています。その後アメリカがぐっと増えるんですね。それにしても、こんな数字を無料で見ることが出来る現在って、それはそれで凄いことですなあ。

これを見ていると面白いなと思うのは、意外と日本のGDPが大きかったり、やはり産業革命はイギリスにインパクトがあったり、イタリアはやはり列強としての地位があったり、ということですが、やはり一番改めて痛感するのは、
「アジアにとって20世紀が特異な時期だった」
と言うことですかね。

元々科学技術も文芸も、中国やらインドやらが引っ張ってきたわけですね。ところがイギリスにインドが支配され、清朝は戦争で負けて列強に食い物にされる。日本は第二次大戦でぼろぼろになり、アラブ諸国は例の二重密約で半裂きにされる....という何というか、もうアジアでの事件のデパート状態がこの二十世紀に集中しているんですね。

このまま二十一世紀が以前のような状態になるのか、もっと国や地域という形が溶解していくのか、寧ろ国家という形が強固になるのか...。当然二十世紀とは情報などのつながり方が違うんで、単純に比較することは出来ませんが、現在のような状況になることを待って爆発的な拡大を中国やインドが狙っていたとしたらそれは凄い戦略(ですが、絶対そこまで戦略的じゃないって)。何か昔読んだ「パラサイト・イヴ」のミトコンドリア戦略みたいだな。あと数十年経ったら何が起こっているんでしょうね。また、500年くらい後の地球ってどうなっているんでしょうかね?

へっ、俺死んでるな、その頃。

|

« 四十代は黄金期:山村幸広氏のブログより | トップページ | 一発逆転海外駐在? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/104193/46323938

この記事へのトラックバック一覧です: アジアの世紀でなかった世紀はいつだったんだ?:

« 四十代は黄金期:山村幸広氏のブログより | トップページ | 一発逆転海外駐在? »