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2009年9月11日 (金)

のりピーと発売禁止

未だに続くのりピー報道ですが、やはりのりピー関連のソフトは全て発売禁止になっているそうです。CD・DVDから全部だそうで、まあこういうときは早いですねえ。

ですが、本当にそれでいいんですかね?

私なんぞが愛して止まないハードロックやヘヴィーメタルなんて、もしそんなことされたら聞ける音楽なんて殆どなくなるんじゃないの?もとより今回話題のビートルズリマスター、これを発売してのりピーや以前の小室哲哉の発禁って、何なんだろう?

ちょっと列記してみましょう。まずレッドツェッペリンは駄目、同乗者を酔払い運転で殺しているVoの居るモトリークルーも駄目、オーヴァードーズの常連だったエリッククラプトン関連は駄目、更に言えばデレクアンドドミノスのジムゴードンなんて奥さん殺しで刑務所ではなかろうか?更にコアな所で行けば、ノルウェーのブラックメタルバンド・ブルズムのカウントなんて、教会に放火→他のバンドメンバー殺害と大量の火薬所持で懲役刑→更にその後脱獄という経歴ながら、更に凄いのは刑務所内でレコーディング→発売…まあここまで来るとある種の極北ですが。日本でよくある「犯罪者になったから関連製品は消去」というのは、どうにも理解できないんですよ。じゃあどの犯罪なら良いの?どこまでに線引きするの?する必要はない、というのが私の結論。

この辺の事って言うのは、人を見るときに「罪を罪として見る」というところに欠けているんじゃないでしょうか?罪を犯したことに対し、芸能人だろうが一般人だろうが関係は無いわけで、犯した罪に対する判断にならないんですね。もし薬物汚染抑止のために考えるんであれば、もっと判例を重くすればいいだけの話だと思うんですね。

アホなコメンテーターが、「今回どれだけの人に迷惑を掛けたか・・・」とかしたり顔で話していますが、そりゃ芸能界の中だけの話でしょ?むしろ普通の人なら、「薬物なんかするからあんなになっちゃうんだなあ」と意識を新たにしたかも。その意味では良い反面教師であるかもしれません。

以前から繰り返し指摘していますが、人の成果というのは、その成果の中で評価されるもので、「この立派な経営者の人生訓は」みたいな話は土台おかしい。あくまで成功した経営を語るだけでいいはずなんですね。まあそういってしまうと「人生への指針」みたいなことを書く人が居なくなりますがね。

犯罪に付いて言えば、日垣隆が、「情状とか環境とかを考慮に入れず、純粋に起こした罪の軽重で判決を決めるべき」という論を展開しています(ちなみに彼は親族を殺人で失くす、という経験をしています)。ここまで来るとさすがにどうか、とは思いますが、環境が重要視されすぎているのは事実で、少し見直す必要はあると私も思います。

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コメント

本当にこの報道と、関連ソフトの販売禁止 意味わかりません。

これやるんだったら、エアロスミスも、ガンズも、ジェームズ・ブラウンも販売禁止ですよね(笑)
あっとローリングストーンズとかもそうですね。
洋楽売場成り立ちませんね~(笑)

ついでにいうと、飲酒運転で懲戒解雇。

じゃスピード違反で捕まり免停になった私は…懲戒解雇でしょうか?(笑)

どうも善か悪かという二者択一の選択肢しかないのかなと。

じゃ、何のために法律ってあるの???

この世論という世間の雰囲気だったり、情緒だったりが横行する世界観ってなんなんだろう?って思ったりします。

投稿: デレク | 2009年9月17日 (木) 18時58分

デレクさん、

そうなんですよ。法律で罰するだけで良い筈なんです。会社が先回りして色々な罰を与えるというのはおかしい。法律の罰で会社にいけなくて解雇になるのは仕方ない、なのにそれとは別の懲罰があるのはおかしいんですね。

情緒で先回りするのはおかしいですなあ。

投稿: ドイツ特派員 | 2009年9月18日 (金) 08時18分

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