« 額に汗する仕事というのは何だ?(追加あり) | トップページ | 結局のカバン »

2009年9月21日 (月)

上手く脱力する、ということ

さて、この連休はいかがお過ごしですか?私は木金も休んで9連休です。何しろ夏休みが無かったもんでね。

で、またごそごそギター弄って練習してるんですな、これが。

今回、もう一つのバンドでコピーやろう!という話になっていて、その練習なんですが、難しいなあ、Vandenberg。これやってます。

さすがオランダの巨人であるエイドリアン、手はデカイは身長はデカイ。ちなみに私、身長は165cmくらいのチンチン、手は女性より小さいという全く持って楽器に向いていない体型(しかもデブ)。

最近はDVDリリースが多いので、ギタリストを視覚的にチェックすることができるんですが、やはり上手い人は「脱力」が上手い。このエイドリアンにしても、実は左手も右手も実に綺麗に動いているし、これだけ大きな手を持っているのにフィンガリングは小指も使ってとても律儀。

当たり前の話なんですが、力が余分に入っている演奏というのは、見ている分には「いやあロック!」と思えても、弾いている方は疲れるし、力の入った部分は上手く弾けないことが多い。この辺の議論はこでまりさんとのドラム議論でもしたんですが、上手いドラマーというのは、手足が動いているだけで身体自体はすとんと座っているだけ、ということです。この前見たMr. Bigのパットトーピーもそうですね。ギタリストでも、エリックジョンソン王子にしても、特に右手の脱力は見事です。このソロなんかは完全に「神が降りた」瞬間だと思います。

実はこの「脱力」という行為、色々なところに応用できるんじゃないか、と思っています。人と会うときも変に力を入れて話をしてもドン引きされたりうざがられたり(俺か?)…。会社の仕事でも、変な力が入ったら逆に失敗も多いと思いますしね。ビジネスでの脱力、ということで言えばやはり人間関係ですかね。色々と苛つかず、ある意味淡々とそれでもある瞬間には力をすっと入れて進める。四六時中全力疾走ではメリハリもつかないでしょうし、凡人には無理ですね。

ただこの「脱力」という行為、実はその前に「脱力できないこと」をしっかり認識して練習しないと駄目なんですね。この辺の練習法は千差万別でしょうが、力の入るところを脱力するために練習する、という一見矛盾したことをしっかりやって初めて実現できると思っています。また、当然のことながらその単純なことをどれだけ繰り返しできるか、繰り返しの作業で身体に染み込ませないと「脱力」はおぼつかない。要は「練習で出来ないものは本番で出来るわけもない」ということですなあ。

ただ、ギター界でこのことが当てはまらないのが一人居まして、それはゲイリームーア。このオッサン、恐らくもう還暦近いのにまだまだ脱力などとは無縁の弾き方をしています。いや、全然嫌いじゃないです。

|

« 額に汗する仕事というのは何だ?(追加あり) | トップページ | 結局のカバン »

コメント

ちなみに私は1984年に新宿厚生年金会館にVandenbergを見に行きましたよ。そういえば大学のときのバンドでToo LateとFriday Nightをコピーしましたね。いつもながらストライクゾーンが一緒ですね!

投稿: Mikey | 2009年9月21日 (月) 21時45分

Mikeyさん、

おお、あの年のライブに行ってますか。私は大阪で行きましたねえ。その辺にNight Rangerあたりを加えれば黄金パターンになりますなあ。

投稿: ドイツ特派員 | 2009年9月22日 (火) 16時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/104193/46268016

この記事へのトラックバック一覧です: 上手く脱力する、ということ:

« 額に汗する仕事というのは何だ?(追加あり) | トップページ | 結局のカバン »