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2009年12月13日 (日)

年の区切りって意味あるの?

最近、2010年の「日米安保50年」という話が良く出ますね。「日米安保50年に向けてxxをやることが必要」とか。

全く理解できません、私は。

50年経ったら何か記念品でもくれるのか?「安保金婚式」とかいって式典でもするのか?

いや、「ベルリンの壁崩壊20年」なんていうのは良いんです。その当時より良くなったことを再確認する事だし、既に過去になったことの記念ですから。ところが、日米安保というのは今も動いている事、何年経ったかということとその内容って全く関係がない。なのに何故、「来年の50年に向けて・・・」という発言が出るのかさっぱり分かりません。

ちと調べてみると、元々1960年に締結された時は、10年間の契約固定になっていて、その後は単年の自動延長契約になっているそうです。とすれば、10周年(という言い方はいいかどうかは別にして)には重要な意味があるわけですが、その後はそうじゃない。例えば「安保締結一回り(12年)」とか、「安保締結還暦(60年)」とか意味があるのか?

何でこれが問題か、といえば、「50年」なんていう意味の無い区切りで重要な事が隠されてしまったり遅れたりすること。なんでこんな区切りで大騒ぎするのか分からないですねえ。「来年の50年に向けて日米の関係を見直して...」って、そんなことは毎年毎日やらなきゃならない事ですよ。

他の事でも、「xx周年に当たって」なんていうのは少し眉唾で見たほうがいいんじゃないですかね?

うーん、やっぱ難しい事は苦手ですな。

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