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2009年12月19日 (土)

Dead EndのDVD「1987年大阪ライブ」

先日再発されたDead EndのCD。「Dead Line」のサービスDVDがまた美味でしてね。

このDVDは、メジャーデビュー直前の大阪でのライブ。ドラムは未だ田野が叩いていて、彼のトレードマークであった水玉のドラムキットと衣装が確認できます。

1987年頃は大阪でのメタル最盛期が少し過ぎたころで、そこに彗星の如く現れたという感じで捉えられていたのがDead Endだと思います。曲は以下の通り。

01 SPIDER IN THE BRAIN
02 THE AWAKENING
03 THE DAMNED THING
04 BACK IN THE SHADOWS
05 THE RED MOON CALLS INSANITY
06 DEFENITIVE URGE
07 Guitar Solo
08 WORST SONG
09 FRENZY
10 BEYOND THE REINCARNATION
11 DEAD MAN`S ROCK
12 PERFUME OF VIOLENCE
13 SACRIFICE OF THE VISION

画像は恐らくアナログ落としでしょう、相当暗いですが私には充分鑑賞に堪えうるかな、という水準。メジャー一枚目の「Ghost of Romance」に入る03、05、11がありますが、多少違う演奏です。この日にやっていたかどうかわかりませんが、出来ればMorrieギターの「ジェロニモ」(ガスタンクのカバー)は見たかったな。

演奏は、細かなアラはかなりあります(特にYouのGでは結構ある)が、全体には当時の勢いがそのまま出ていると思います。特に06、09、13のファストナンバーはカッコいいですねえ。何ていうかな、生々しさがあるし、Youの違和感もまだそのまま残っているのが逆にカッコよかったりして。妙に浮いているところがまたDead Endらしいというか、完全にインギー系ギターヒーローの立ち居振る舞いですなあ。音抜けは凄く良いと思いますし、音的には寧ろシェンカーよりウルリッヒロート(とあえて書きますが)の影響が強いと感じます。

元々「違う個性云々」ということを言われますが、もう一つ、メンバー個人に違う個性がかなりあるんですね。Morrieにしてもパンクやハードコア的なところがクローズアップされますが、実際の歌は結構正統派なハードロック歌唱法だと思っています。本人も「ロニージェイムスディオが好き」と言っているし。で、ライブでの歌が落ちないのが凄い。

あと気付いたのはこんなところですかね。

1.香川Lucyの曲だからか、ライブでは特に「Dead Line」の曲は真っ当なハードロック
2.Youの大きなヴィブラートは実は殆ど人差し指
3.実は「Ghost of Romance」のドラムパターンは殆ど田野が叩いているものの踏襲

特に3について、田野のドラムはかなり上手い。湊とある意味同系列のドラムだと思いますが、05のバスドラとフロアタムの組み合わせ(ボンゾ風でもある)も、どうも田野が既にパターンを作っていたようです。MorrieのMCは殆ど無し。「後ろの方はごゆっくり~」というのはシニカルで笑えましたが、あくまでクールにやってます。そういえば私が行った東京でのコンサート、アンコールやらずに最後「お前らアンコール欲しいんなら言えや、ヴォケ!」と吼えてましたねえ。Cool Joeも同じく黙々と、しかしなんと言うかちょっとパンク的に挑発したりして。

今のバンドの多くが、「最後のカリスマ」というのが分かる一端を示すDVDだと思います。

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