最も効果的なスキル会得法
バンドの練習が月一というのは社会人の場合は多いんじゃないかと想像していますが、普通は練習が終わると「じゃあ次回曲」となりますな。ここで思ったことはとても当たり前なんですが、
締め切りに勝る効果なし
ということ。やっぱり月一ですから、そこで「すまん、弾けません」などとは口が裂けても言えない。そりゃ完コピできないものはありますが、もうこの歳ですから誤魔化すくらいは出来るんで、それも含めて何とかしようとするのが凄く効果があるな、と。
自分で練習してみて分かるのですが、同じ曲でも一人でコピーするのとバンドで課題に入るのでは仕上がりが全然違う。バンドの課題になった曲は、昔弾けなかった曲が弾けるようになったり、ね。そりゃ「んじゃあDream Theater弾けよ!」と言われてもできない、というのはあるし、全てできるわけじゃないんですが、少し上の水準を目指す場合には凄く効果的だと思います。
このやり方って、他の事でも出来るんじゃないかな?まあとても当たり前のことではあるんですが、仕事でもそうですよね。「とりあえずやっておこう」という仕事は何時までたっても出来なかったりしますが、「ここまででやらなきゃならない」という期限のある仕事は何とか仕上がったりしますね。
ここでもう一つ重要なのは、「何をもって期限とするか?」という事ですな。例えばバンド練習だと「次の練習」という逃げられず他の人にも責任のあることが締め切り。では仕事はどうか?自分で発信する仕事には「やらなきゃやらないで別に構わない」という側面があり、サボろうと思えば幾らでもサボれるわけです。とすると、
自分の発信に責任を付加させる
ということを考えなきゃイカンですね。その作業で「やっておくといい事」を「やらなきゃいけない事」に変換する。例えば強制的に社内で連絡会を開くとかですね。「他者に対する責任」を仕事に入れ込むわけです。そこで他者を巻き込むと、あまりずさんな仕事はできないですからそれなり以上のものには仕上げようとするし、他者からの反応で更に仕事が上手く行く可能性が高くなると思いますね。
でも、Dream Theaterは無理無理です。ちなみに私の好きなのはこれ。ペトの鬼弾きが堪能できます。
ペト、お前の指は何で出来てるんだあ?
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コメント
今回のエントリー、同感です。
元来が怠け者の私、考えてみると、まさにこれです(笑)
締め切りに勝る効果なし
はい。
仰せのとおり。
これないと、仕事も何もしません(汗)
投稿: デレク | 2010年3月 8日 (月) 11時18分
デレクさん、
ほんと、自己管理だけで色々な事が出来る人ってもう私とは違う種族じゃないかと思うことがしばしばでございます。しかもそれが分かるのがバンドってあーた…。こんなことでどうしたもんでしょう?
投稿: ドイツ特派員 | 2010年3月 9日 (火) 21時34分