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2010年3月17日 (水)

吉越浩一郎氏が語るワークライフバランスについて

ちょっと前の話になりますが、週刊東洋経済の1月30日号に、元トリンプ社長で現在は個人事務所経営の吉越浩一郎氏が、自著である「会社を踏み台にする生き方」を紹介していて、ちょっと興味深かったんでコピー取って読んでいます。
吉越浩一郎氏に聞く「仕事は道場であり、まず自分の家庭がある」


なんていってこの本を読んだわけではなく、上の記事だけ読んでいますが何か?

うーん、本来は私の人生には合っているはずの考え方なんですが、何かすんなり入ってこない。あくまで記事だけでの話なんですが、要約するとこういうことですかね?

1.仕事は目的じゃない。
2.家庭あっての仕事。
3.残業・自宅仕事はするな。

うん、確かにそう。確かにそうなんですが、何か釈然としない。自分自身は殆ど重なる人生を送りたいと思っているのに何故か符に落ちない。何だろう?

そうか、そういうことか。

そうなんですね、これって究極の優秀組がやれることなんですよ。残業をしないのは優秀だからで、言っている当のご本人でさえ、「社長になってからは土日は誰よりも仕事した。だが会社ではおくびに出さず、『残業する奴は会社を辞めろ』と言っていた」と告白しているわけです(なら平日残業やって土日休めよw)。恐らくですが、じゃあ残業せずに仕事に穴を空けたらどうなるか、言っての通りまあクビですな。だから、処理能力の高い連中が残業を少なくするのは当たり前で、それが出来ない奴は駄目な奴という切り分けになっているんです。そうやって出来る奴を振るってきたとも言える。

あと少し離れますが、この記事で出てくるたとえ話が何をどうたとえているのか良く分からない。フランスの生活に厚みがあるのは良いとして、そこと「日本の若者が海外に行きたがらないなどは生きている価値がない」など、どう結びつくのか全く分からない。フランスの生活って究極に海外に出ない文化でしょう?また、「完全暖房でいつでもお湯が出る」という生活が良い事なのか?それだけエネルギーを使ってるというだけの話でしょ?

私は自分が能力の低い人間なので、その能力の低さだけで否定をされるのはたまったもんじゃない、という思いが強いんです。仕事が道場だというのは良く分かる、ただそれで他の人の人生を「意味があったのだろうか?」というのはあまりにもおこがましい。こういう「大御所感」が駄目なんだな、個人的には。何というか芸能界の和田アキ子みたいなもんでしょうか?

私自身は残業しませんよ。でも、本当に仕事を懸命にして残業している人が「家庭を犠牲にしている」とは思わない。「家庭のために」「仕事に誠実に」仕事しているんですよ。それは絶対に否定しちゃいけない。そういう人の働きで支えられているところに乗っかっているのは常に頭において、さらにそういう生活になるのは何が問題か考えることです。前も言いましたが例えばAmazonの当日配達なんてどれだけの労働に支えられているか。我慢を考えることも必要ですよ。

ただ、「会社は道場で」というのは良く分かる。あくまで利用するもので寄りかかるものではないはず。その距離は大事にしなきゃいかんですな。

ネタのために読んでみようかな、この本。

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