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2010年7月19日 (月)

向上心について考えてみた

今日は三連休の最終日でして、先日購入したオリンパスPENを持って、Light Bringer聴きながら5kmのウォーキングしていました。
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で、歩きながらあるギタリストの言葉を考えていました。それはZZ TopのBilly Gibbons。知っている人は知っている、テキサスの名ギタリストで、愛器「Pearly Gates」から繰り出す数珠のトーンは、数多のギタリストから尊敬と羨望で見られている人。

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しかし羨ましいな、これだけバースト並べてると。ゴールドトップでいいから一本くれない?

その彼が「貴方がこれからどういうギタリストになりたいか?」とインタビューされた時の答えが、

「もっと早弾きが出来るようになりたい」

私は本当にびっくりしました。彼のように他のギタリストからも一目置かれ、それなり以上の地位を確立したミュージシャンでさえ、「もっと早く弾きたい」とは…。このインタビューは、それこそシュラプネル系のギタリストがドーっと出た頃で、「トーンを出す事は誰にも出来ない」とか、「早弾きばかりで個性がない」と言われ、彼やStevie Ray Vaughanなどが逆の意味で評価されていた頃。彼などなら、「早く弾くなどではなく、個性を」などと言っていれば皆「そうだよなあ」で終わったんだと思うんですよ。

でも、この発言は良いな、と思うんですよ。

何しろ攻撃姿勢じゃないですか。守りなんぞが全くない。ロックの表現として、早弾きというのは絶対一つありなんですよ。アグレッシブさ・スリリングさの表現としてはある。それを出来ない連中が必要以上に「早弾きなんて意味がない」というのは逃げでしかない。そりゃ没個性の連中も大量生産された事実はありますがね。

やはり全部手に入れたいんですよ。それを目指して、それでも捨てなきゃならないもんがあって、その中でもがいて個性にする。その姿勢こそが美しいんだと思うんですね。安住しないことは、どの分野でも向上に繋がるんだと。

で、そのZZ Topの名バラードである「Rough Boy」。ちなみにZZ Topの連中って、実際にはガリガリ(だと親交のあるギターショップの店長が言っていた)。本当に美しいロックギターのトーンがここにあります。

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コメント

ドイツ特派員さん
私は、超ド素人の音楽リスナーなのですが、趣味が近い様な。勿論、ZZ Top も大好きです。

なぜ、たった3人でオーソドックスなロックなのに、ミュージックビデオやアルバムのデザインは近未来なのか?、かしまし娘でも考えつかない様な演奏の途中でギターをぐるっと回す様な事を考えるのか?、アンバランスさに奥深い物を感じます。

「もっと早弾きが出来るようになりたい」剥き出しの向上心、素晴らしい。

投稿: ysjournal | 2010年7月20日 (火) 20時21分

ysjournalさん、素人なんてとんでもない。八神純子なんてすぐ出てきませんよ。

実はある筋の信頼できる情報では、ZZ Topというのは元は所謂「企画バンド」だったんだそうです。その流れは今でも残っていて、ああいうステージングやPVはブレーンがかなり考えているそうです。それでもあのギター回しは結構びっくりしましたし、MTV全盛でも異彩を放ってましたね。

あの年齢で成熟を拒否するような生き方、本当に素晴らしいと思います。まさにそうありたいです。

投稿: ドイツ特派員 | 2010年7月20日 (火) 21時44分

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