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2010年8月29日 (日)

こんなことが英文記事になる日本は…:日銀初の女性支店長

定期的に見ているBloombergの配信記事ですが、先日こんな記事を見つけてしまいました。

日銀初の女性支店長「日本女性は抑圧されている」

何だかため息をつかなきゃならない記事です。

この記事は、清水さんという日銀初の女性支店長(高松)が誕生したことを基に、日本女性の社会進出が遅れていること、地方経済が疲弊していることを論じているもの。曰く、

1.日本での女性就業率は2008年で49%。これはアメリカ(60%)・中国(68%)・韓国(55%)より低い
2.清水氏曰く「(日本の)上司は女性部下を本当に男性と同じく扱っているのか?女性に優しく(甘く)接することが多く、それがある時期に経験不足として『上司に不適格』という烙印を押されることに繋がってないか?」
3.彼女が赴任する香川は重工業が産業の中心だが、中国など新興国の景気回復の恩恵を受けていない

などなど。

なんか、女性というだけで記事になるこのことが悲しいですな。しかも日本語の記事だと、「階段から落ちて流血してたけれど出社した」とか、何でそんなことが記事になるのか?そんな凄い人じゃないとダメなのか?まあだから記事になるんでしょうが。

一般企業では、まだまだ女性が管理職で働くというのは圧倒的に男性より少ないと思います。よく言われるのは、「どう接してよいかわからない」という話なんですが、いや、簡単な話でね、「仕事をする」ことに専念すりゃあいいんですよ。指示をする、評価をする、修正する、教育する、何で女性だと「どう接していいのかわからない」のかがわからない。

この記事でもありますが、ある仕事をするのに、女性特有の部分を考慮しなくてはならないもの以外は無視すればいいんです。考慮することというのは、例えば肉体労働があって力が必要だったり、疲労が男性より女性に厳しかったり(今や女性の方が体力あったりすることもあるが)。「女性にやさしく」というのは、性的な前提が含まれる仕事以外の内容には関係ない。

大体、税金考えれば家族の一人が1000万稼ぐよりも二人で500万ずつ稼いだ方が安上がりなわけで、そっちのほうが楽だと思うんですけどね。人口も減るこれから、働く意欲がある人は働いた方がいい。その方が社会が楽になるし、個人も楽になる。

なんていうのはおかしいのかな?

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コメント

 こんばんは〜。

 私のいる業界(というか業種)は仕事の上では男女に内容の差はまったくないですね。管理職は少ないですけど、元々の母数が少ないから、何か処遇で差を付けられているような感じはしません。

 ただ、結婚〜出産〜子育てがかなり厳しそうです。私の後輩でもの凄く優秀な女性社員がいますけど、彼女は今産休中で、年齢的に仕事に乗りに乗ってる時期を子育てに費やすことになりそうです。

 じゃあ、そこで思うんですが、完全な男女平等ってのは、仕事もして、結婚して、出産〜子育てもやりつつ、男性と変わらず仕事をやり続けることなのか? と考えると、そんなことしなくていいんじゃないのかなあ、と。

 よく朝日新聞のアエラなんかに出産も子育ても仕事もガンガンやってます、みたいな働く女性の成功した人生が紹介されてますけど、たいてい、凄い大学出て、産休も手当も何もかもしっかりしてる超一流企業に入ってる「既に人生勝ち組」の女性たちで、地元の高校を出て、福利厚生もちゃんとしてないような地元の中小企業に入ったような普通の女性にはほぼ不可能な人生なわけです。

 だんだん何を書いてるかわかんなくなってきましたけど、男女の差別はあってはならないけど、区別はあって当たり前だと思うんですよね。出産も乳児の世話も女性に頼るしか(まあ子育ては男性もできる部分は大きいけど)ないんだから、結果として仕事のアウトプットに差ができるのは仕方ないし、そこをどうしても埋めたい、というのはもう個人の人生観というか仕事観みたいなもんなんじゃないの? とか思う最近です。

投稿: しまうま | 2010年8月29日 (日) 21時43分

しまうまさん、

働く女性の成功例に対しての感想、よく分かります。あれってもしかすると女性で女性のハードルを上げているところがあるんじゃないかな?と思うこともありますし、逆にそういう女性じゃないと成功しない、というところに男社会が作った壁がある、ともいえるわけです。

だからこそ、アウトプットの評価というのが非常に重要になるんだと思います。時間拘束とは違う観念ですね。まあそのアウトプットにすぐには繋がらない仕事も存在するわけで、一刀両断にはできないんですが。

投稿: ドイツ特派員 | 2010年8月29日 (日) 22時35分

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