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2010年8月17日 (火)

そろそろ毒が出てきた:「蔦からまるQの惑星」(筋肉少女帯)

Fukiちゃん、裏切っているんじゃないんだよおおお…。

などというオッサンの妄想は良いとして、ずっと「アゥエーに身を置くこと」について考えながらこのアルバムを聴いてました。

筋少復活第三弾、「蔦からまるQの惑星」です。

そろそろ毒が出てきましたよ、毒が。

それにしても、M1「アウェー イン ザ ライフ」、このタイトルからして連中の洒落っ気と頭の良さを感じるのは私だけでしょうか。ビートルズの名曲(そしてこのアルバムのラスト曲)をちょっと変えただけで一気に筋少になるんだから凄い。ま、この曲は橘高のソロからなんですが、まあエアロスミスでの「熱く語れ!」みたいなもんだとすれば良いんじゃないでしょうか?

しかしこの曲でPVがあるとは知らなかった。

このアウェー感って、もしかすると筋少がずっと持っていたものかも知れない。以前DVDで橘高が、「俺なんてメタルの飲み会にもナゴムの飲み会にも誘われねえし…」といじけていましたが、筋少くらい日本のバンドでカテゴリーできないバンドも珍しい。

で、前二作が割と「再結成で前向きな筋少」だったわけですが、今回のアルバムは少し裏の(そしてまた真に筋少の)姿が出てきましたね。例えばM5「爆殺少女人形舞一号」やM7「暁の戦力外部隊」などは、昔の筋少で言えば少し「レティクル座妄想」あたりが入ってきている気がします。まああそこまで病的ではないんですが、以前のポジティブ筋少とは明らかに肌合いが違う。特にM7の最初、「生まれた時から戦力外!」という歌詞、自分に置き換えると結構効きますなあ。

曲調は橘高的なHRが減っていて、どちらかというと本城の色が強いんじゃないかな?と思って調べたら半分は本城の作曲。個人としてはメタルバンドとして素晴らしいと思っていますが(だからそうカテゴリーしてます)、このアルバムは少なくともHR/HM色は希薄。しかし、M8「捨て曲のマリア」を作曲しているのが大槻というのがなんともシュールですなあ。ですが、Gソロはどの曲にもちゃんと橘高印で入っています。ロックンロール調のM6「あのコは夏フェス焼け」のソロも橘高らしいコード展開で素晴らしい。結構今までの筋少にはなかったパターンかもしれない。

あと、余りみんな言わないけど、オーケンって結構歌上手いですよ。私はオジーオズボーンと同じ種類のヴォーカルだと思っていますが、そりゃ超絶じゃないにしても、かなり歌うのは難しいと思う。ま、ライブは完全にキャラクターグッズと化しますが(笑)。で、バックは鉄壁なんで問題なし。ただ、ちょっと危うさが少なくなってきているのかな?

個人的には前の「シーズン2」の方が好きかな?ただ、それはロックファンとしてのことかも知れないし、「こっちの方が良いよね」という人がいても不思議じゃないですな。これも筋少。

しかし戦力外はいやだなあ。

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コメント

これね、聴きたいな〜と思ってまだ聴いてないんだけどそういう音になってきてる?やっぱね、最初期の筋少がインパクトあるからそういうのもまた出して欲しいんだけどさ。まぁ、今のメンツでは難しだろうけど…。

投稿: フレ | 2010年8月18日 (水) 23時19分

フレさん、

まああそこまでの毒を今の筋少(というかおーけん)では難しいでしょうねえ。とはいえ、メタル的な音が今回少し後退していて、初期までは行かないものの、少し変化が出てきてると私は感じてます。

投稿: ドイツ特派員 | 2010年8月19日 (木) 22時31分

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