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2010年9月15日 (水)

伸びている国はこうなのか:インドについて

先日、インドについて調べているときにこんな記事を見つけました。

インド、競争力ランキングで51位に後退

先日出された世界経済フォーラムでの競争力調査の結果です。中々面白いなあ、と思って読んでいたんですね。

一つは、「49位から51位に後退」というところをどう感じるか?ということですね。このランキングでは日本は6位となっていて、正直「49位も51位もそんなに変わらないんじゃない?」というある種上から目線が多いんじゃないかな、と思うんです。しかしこの記事は、大きく後退した、という雰囲気を感じるんですねえ。この記事では、「中国が31位から29位に躍進した」とあったんですが、それも何か意識の強さを感じますね。

しかしながら、かつての日本は多分そうじゃなかったんだと思います。こういう世界競争力がどの程度一般に報道されていたかは分かりませんが、「世界に認められる日本」を結構手放しで喜んでいたと思うし、否定的なことをされれば文句言うよりもしょんぼりしていたんじゃないか?今のインドって、そういう時期なんだと思うんです。今の世界のインドへの期待というのは大きいと当のインド人も分かっていると思うんで、それに反した結果というのは結構気になるんでしょう。

コメント欄も面白いですね。何でか最初に見たのとは変わっているんですが、それでもUSから、ドイツから、カタールから意見が出ている(前同じ記事ではUAEとかオーストラリアとかもあった)。これも、日本が80年代に商社マンが世界中を飛び歩き、「ラーメンからミサイルまで」と言われた時期はまさにこういう「世界中に何故か日本人がいる」という状態と同じなんでしょう。

商社マンの情報力というのは当時はかなりなもので、例えば90年頃ですが、湾岸戦争時の中東での異変をいち早く伝えたのは日本の商社マンだった、というのは「1991年日本の敗北」に書かれています。

少し意外だったのは、教育への評価が低いこと。まあ考えてみれば当たり前の話で、賞賛されているインド教育なんていうのは、ごく少数の連中が受けることの出来る特権でしかないわけですね。その点で、日本の教育制度というのは、今でこそ批判はありますが、その社会制度と平行しているとしても、効果的であったんだと思います。

なんかこう、「インドはまだまだ行くぜ!」というのが垣間見える記事と思うのは私の勘違いかも知れません。でもこれに比べて既にまったりモードに入っているように見える日本、ランキングへの一喜一憂とは別に、自分たちでの価値作りはできるのか、自分自身できるのか、考えながらまとまらない今日この頃です。

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