VOWWOW復活の夜、なんだけどな
Light Bringerで大騒ぎしている私ではありますが、実はこの年末にもう一つの個人的大騒ぎがあります。と言ってもまだ参加できるかどうか決まっていませんがね。
昨年の「アックスの奇跡」でやったVOWOWが物凄く良かったのは聞いていまして、今年は二夜でやる、ということだそうです。何しろ「Shock Waves」のハイGをフェイク無しで出してしまう公務員人見元基先生、もう恐るべしだそうです。いやもうね、何とかチケット手に入らないかと今からやきもきしていてですね、困ったもんです。
VOWWOWは、「日本が生んだハードロック最大の巨人」で、ある意味グローバルな普遍的HR/HMとして唯一通用したバンドだろうと思います。「Loudnessはどうなんだよ?」という話はありますが、こちらは「ジャパメタ界最大の巨人」であろうと思っています。ただ、私はその二つに優劣はないと思っていますから、あくまで立ち位置の違い。
ただね、というのが今回の話でして。
上に貼ったHPなんですが、何か読んでいるとすっきりしない。というよりかなり不愉快な気になってくる。何だろうなあ、と思ったら、
足元見ている感
が強いんですね。「二夜見ないと本当のファンじゃない」「PCに張り付いてチケット取れ」とか、何でこんなにレア感を強調しなきゃならないのかよく分からない。その上で二日のチケットが18000円とドリンク。ということは最低19000円ですよそこのコンパニオン。今度のLight Bringerのコンサート、四バンドのジョイントで2000円ですよ。これじゃあ赤字なのは分かるんで、マジになんかカップラーメンとか差し入れしてあげようかな、と思う価格設定の差。
更に良く分からないのが、去年のライブをDVDで販売するというくだり。税込み5000円という価格(しかも釣りは出さないとか言うし)もさることながら、「霞を食っているわけじゃない」とか、冗談としても余りいいセンスじゃないですな。VOWWOWだったら通常の流通に乗せてAmazonで売ってみれば全然多く売れるはず。売り切れ次第っていったってDVD焼くのなんて誰でも出来るだろうに、「売り切れ御免」だし。勝手にDVDを焼かれることだって、VOWWOWのファン層というのは所有欲の強い連中だから、オリジナルを欲しがるんですよ、もし焼いたDVD-Rを見てもね。だとすれば流通を充分にしたほうがいい。
私にとって、VOWWOWというのは本当に大きな存在だし、日本にあるHRとしての誇りだったんですよ。マジに、「日本のロックでどうなんだ?」と外人に聞かれたら、今だってVOWWOWを聴かせる。だからこそ足元見られたって見たいわけなんですが、何だかそこに土足で小遣い稼ぎに入っている部外者が来た気がするのは私だけなんでしょうか?
でも、入手できるのであれば私は二日券買いますよ。そりゃ公務員が居るんだからツアーも出来ないと思うし、今は事務所もばらばらだろうから金銭的なものに問題があるかもしれない。でも、その価格設定以上に色んなことがもやもやする。だったら色んな事を書かずに、金額と日程と厚見玲衣13世のコメント(この気合は本当だと思っています)だけで良いんじゃないかな?彼ら自身と残している音楽には一点の曇りもないですから、それで充分じゃないのかなあ?
とにかくチケット入手ですが、取れなきゃ仕方ない。さてどうするかなあ?ということで日本のロック史上最強と思っている人見元基のシャウトを。
このヴォーカルが高校の英語教師って何か間違ってるよなあ。
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コメント
サイト見てきました。
自分には関係ないイベントだからかも知れませんが、
特にイヤな感じは受けなかったです。
でも、やっぱり高い。しかも通し券しかないんですねー。
2日間通し券DVD付で15000円だったら納得できますが。
あんまり関係ないけれど、Vがイギリス来た頃のベースってキンさんだったですよね。
で、途中で帰っちゃって二ール・マーレイになった。
キンさんのいたVもニールのいたVも日本じゃなくてロンドンで見た私(汗)
投稿: ぽんぽん | 2010年9月24日 (金) 12時38分
ぽんぽんさん、こっちもコメントしなきゃ(汗)。
確かにその立場で文章の見方は変わりますよね。もしかしたら自分は過剰かも。昔も上司のメールで、「この野郎、何でこんな言葉使いやがるんだ!!」って直接メール入れたらきょとんとされたり。私、同年代以下には優しいんですが、それより上には喧嘩腰なんです(自慢にならず)。それにしても高いなあ、チケット。
そうそう、キンさん途中で辞めてニールになったんですね。途中のミニアルバムではジョンウエットンが弾いてたんじゃなかったかな?実はニールとジョンって、私のフェバリットベースなんですねえ。でもあのキンさんの立ち姿はやっぱりカッコいいし、何しろ全員日本人、ていうのがこれがまた良いんだなあ。
さて、差別化ですよ差別化(笑)。
投稿: ドイツ特派員 | 2010年9月24日 (金) 16時47分