agree to differ
先日来、色々な方と関わることで刺激や影響を受けているんですが、最近良くお邪魔する方のブログで、非常に嬉しいことがありました。こちらのブログなんですが、私のブログをリンクしていただいています。
私、アメリカの会社に居ながらアメリカへの興味が薄かったこともあり、本当にアメリカのことは知りません。で、電気自動車のことを調べていてこちらのサイトにたどり着きました。色々なアメリカの状況を説明してもらうある種の窓ですね、私にとっては。
何がそんなに嬉しかったかというと、そこにある紹介文。
リンクから行っていただくと判りますが、
思考、指向、嗜好とも違いそうだが、何故か気の合う(自己都合でですが)同年代
と紹介頂いています。
この「違う」という部分はとても私には重要なんですね。私も感じていますが、恐らく色々な考え方は二人で話せば違うような気がする。政治的な方向も違うし、社会への要求や仕事への取り組みもかなり違う可能性がある。でも、それでも何かお互いを尊重できるところがあるから(それこそ自己都合ですが)、色んなやり取りが出来るんだと思います。正直なことを言えば、「彼とはぴったり色々なことのそりが合う友人」と言われるより嬉しい。
表題で使った「agree to differ」という英語は、私がやっているMixiのマイミクさんがコメントで残してくれた言葉なんですが、残してくれた瞬間から凄く気に入った言葉。良く使われる「agree to disagree」とはちょっと違うし、語感は良いし。使われた方もその「agree to differ」を実践している方ですから、趣味が違っていてもお会いしていて気持ちがいい。
以前の私は今以上に了見の狭い人間でしたから、もう合わない奴には「知るか、をるわあああああ」という状態でしたが、やはり世の中は広い、というのが少しずつでも判ってきたということでしょうか、意見や思想の違いからも学ぶことは多々ある(むしろその違いが大事)と思い始めました。今でも第一印象が一番正しい、とは思っていて、それはネットでもリアルでも変わらないとは思っているんですがね。
最近は、「やれることはやっておく」「会える人とは少し無理しても会っておく」という気持ちが強くなってきています。その時にこの「agree to differ」というのは凄くいい言葉だと思うんですね。楽に生きて行けるというか。
ほんと、そこをわかって頂いてなおかつ認めて頂けるのは本当に嬉しい、ということです。
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コメント
ドイツ特派員さん
サンクス。でも、カテゴリーが「日々のたわごと」というのが気になります。竹内まりや風に「縁の糸」とか如何でしょうか?だんだん
投稿: ysjournal | 2010年12月12日 (日) 12時44分
ysjorunalさん、
そうですね、他の人のことに「たわごと」もないですねえ(汗)。今まで特に分類しないものをこのカテゴリーにしていたんですが、少し考えないといけないですね。
投稿: ドイツ特派員 | 2010年12月12日 (日) 19時35分
亀でごめんなさい。
実生活でagree to differを実践してはおりますが
そういう考え方をする人があんまりいないもの実情。
違う意見や考え方をおもしろがるのではなくて
あんたはおかしい!的に怒られる(?)ことが多いです。
面倒くさー。
ちょっと違う話しなのですけれど。
たとえば自分の好きなものを全力で否定された場合、
私は笑ってスルーするか、「へー、そういう考え方もあるんだあ!」って
興味深々で心底おもしろがってしまうんですけど
それって異常でしょうか??
普通は傷ついたり、怒ったりするみたいなんだもの。
思わず怒っちゃうのは理解できても「傷つく」は理解不能だし。
うーーーーんorz
投稿: ぽんぽん | 2010年12月12日 (日) 23時27分
ぽんぽんさん、亀大歓迎!です。何しろこの言葉の出所ですから。
>私は笑ってスルーするか、「へー、そういう考え方もあるんだあ!」って興味深々で心底おもしろがってしまうんですけど
それが普通だと思いますよ。まあ言い方にも寄るんでしょうけど、それこそ音楽でも、「私はこの歌い方が駄目なんだよね」だったらいいんでしょうけど、「だからこれは駄目なもの」という好みと価値観がごっちゃになった話が多いんじゃないでしょうか?
え、Fuki様が駄目って言われたら?「そうなんだよね、惚れた弱みで『あばたもえくぼ』でさ」と言いながら「どう思う、Fukiちゃん?」と写真に話しかけるかなww
投稿: ドイツ特派員 | 2010年12月13日 (月) 19時46分