Light BringerのCD発売と苦言と応援と
この前もチケットが来ただけで浮き足立っている私ですが、更に新譜が出るという発表で浮き足立っていたなか、その大枠がTwitterで発表されました。二つのCDが発表されていて、
1.新曲とメンバー選曲のカバーで構成されたミニCD
2.「Midnight Circus Premium Edition」として、新しいPVを含んだDVD付きのCD
という二曲。
最初のミニCDは良いですね。セルフカバーかどうかは良くわかりませんが、まあアレだけのCDを作った後ですから、今勢いが出ているバンドが繋ぐという意味では良いのでは、と思います。
問題は二番目の再発。
うーん、ちょっとこれはどうかなあ?
説明では、「初回の限定生産分が出荷終了したので、今回のPVをDVDに入れて新たなバージョンとして再発の形にする」ということなんですが、とすると、そのDVDが欲しいというファンで、最初の限定版を買った人は二重の出費になるわけですな。私はてっきり今回の新アルバムに付属させるPVと考えていましたから、これはちょっとどうかな?と思った次第。やっぱり筋としては限定生産の再発→PVのDVDは新譜に付属というのが正当な流れですよね?しかも発売してまだ半年ちょいしか経っていないわけでね。
やっぱりね、この辺の売り方で変な不信感を持たせるというのは良くないと思うんですよ。私はそりゃ買いますよ。絶対に買う。というか、「音源がありゃいい」という世代じゃないんで、どうしてもミュージシャンが出したオリジナルを持っておきたい人間なんで、古いと言われても「持ちたい!」と思ったアルバムは音源があっても買う。それが正当なミュージシャンへの報酬だし、それで更に良いアルバムを作る資金になるのがあるべき姿。ただ、なんか「先に買って損しちゃった」という思いがあるのはやはり気持ち良いもんじゃない。少し外れますが、何度もリマスターだの紙ジャケ仕様だのでお化粧直しして再発するのもどうにも気持ちよくない。まあ業界としての色々な制限はあるのかも知れませんが。
だから例えば新しいPVは別途DVDシングルみたいな形で売ったって良いと思う。Premium Editionを出すのは決まっているだろうし、確かに前回のDVDが買えなかった人がYouTubeで見た「Diamond」や「Upstream Children」をDVDで見たい、というのに応えたい、というのも判るしね。もうちょっと言えば、そういう人が増えてちゃんと購入層が増えるのは物凄く良いことですよ。そうやってもっともっともっと知られるべきバンドだと信じているわけです、私は。そりゃメンバーと仲良くなるのが目的なら小さな世界で良いんでしょうが、んな狭い了見でロックを30年以上聴いてきたんじゃない(この辺の「ミュージシャンとファンの距離感」というのは考えるところがあるんですがそれは別に)。
前回少し話したVOWWOWの時も同じなんですが、やはり「知られて欲しい、体験したい、体験して貰いたい」と思えるバンドだからこそ、その印象を良く保つ努力をして貰いたいと思う(別に品行方正とかそういう意味じゃなくてね)。スタッフだって頑張ってるのは良くわかるし、この前はブログに直接コメント頂いたりしてますしね。でも、だからといって疑問なところを言わないのも何かなあ、という思いで書いてます。言わなきゃ楽なのにね(アホ)。
ちなみに言わずもがなで言いますが、マジに「Midnight Circus」は聴いて欲しいCDのトップランクですよ。好き嫌いは色々あるかも知れませんが、少なくともHR/HMが好きな人でメロディー志向がある人なら、絶対にその高品質は判ると思う。そこは自信を持ってるし、金にもならんプロモーション(なのか、これは?)でも何人も「これはすげーな」と言ってくれているし。だからそれを更に高みに持って行くためのやり方は何なのか、ということですね。
でさあ、みんな12月20日は行かないの?行こうよ、ねえ(笑)。
| 固定リンク
コメント