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2010年12月 4日 (土)

セミコンジャパンにて:大人の義務を考えた

昨日、セミコンジャパンの見学で幕張に行っておりました。折からの強風でダイヤが乱れる乱れる、普通なら「止めちゃおうか?」と思うんですが、その後に昔の同僚との飲み会を控えているため、どうしても行かなければならなかった訳で(爆)。

去年はリーマンショックのあおりを受けての出展中止が相次ぎ、相当悲惨な展示会だったようですが、今年はさすがにそれよりは良かったという話を聞きました(私は去年のセミコンは行ってません)。まあセミコンというのはある種表には見えない半導体のプロセス技術が中心で、そこに興味や関係がない人からみたら特になんら面白いものでもないと思います。別にコンパニオンがぞろぞろ居るわけでもなく、逆に訪問者から、「ああいうコンパニオンは商談には邪魔、止めてもらいたい」というアンケートが入ってくるくらいある意味遊びの少ない展示会です。既に半導体の仕事から離れて二年ほど経っているのですが、まあ頭に刺激を、ということもあり行ってきた次第です。ナノインプリンティング関係やTSV関係が目立っていたかな?と私の興味からは思いました。

ただ、今回はもう一つ目的がありました。

今回、Twitterで偶然フォローフォロワーの関係になった方が、大学で私が昔担当していた製品の用途での研究をしていることが分かり、その方から「ブースを出しているので来られませんか?」と言われていたんですね。そういう申し出は何ともありがたいわけで、そこにお邪魔して研究のお話を少し伺いました。やっぱり研究って凄いなあ、と思いましたし、しかもそれを限られた設備でやっているのも凄いな、と。で、そこを後にして色々見ていると、高専のブースがいくつかあって、そこでも色々と面白い実験や研究をやっている。そのうち「車椅子の友人に天体望遠鏡を作る」という実例と「燃料電池の模型電車を実機の前段階として走らせる」というのがありまして、こっちはバカなもんだから、色々と説明してもらって何とか分かったか分からなかったかという情けなさ。

でも、そこで質問したり説明したりしている学生さんは、私なんぞにも真剣に説明してくれるんですよ。お会いしたフォロワーの方(大学院生)も高専の生徒さんも、本当に何も分かっていない私に無茶苦茶熱心に説明してくれる。で、その説明をすることが嬉しくて仕方ない、という感じが凄く伝わってくる。「こんなのをやってるんですよ!」ということを目一杯表現してくる。

僕ら大人ってそんな熱意のある若い人に正しく接してきたかな?

「若い奴って駄目だよね、海外にも行かないし」「元気がないんだよね、覇気がないというか」「海外の連中はもっと先に行ってる」とか、色んな批判的な話ってあるじゃないですか。そういう連中は確かに居ると思うんですけど、そりゃどの年代だって同じ。詰まらん犯罪をしたりクレーマーになっている老人だっているし、元気がない中年なんて山ほどいる。海外に行かない、って言っている人自体が行きたがらなかったりなんていうのも日常茶飯事。先に行ってるというんならその状況を判るように教えればいいんだけど、何か物凄く先端と物凄い遅れたところを比べるもんだからお互いが離れたままで終わってしまう。

何だか色眼鏡でみたり、極端な例で凹ませたり、無茶な事で暴走させたり…。

ちゃんと大人が同じ人としてその話を聞いて、どの程度の思いでやっているかを受け止める。まずはそこが全ての始まりじゃないんでしょうか?それがどれほど若い人の励みになるか、今回物凄く感じました。それはポーズじゃなく本当に謙虚にならなきゃならない。「そう、すごいねえ」ではなくて、ちゃんと説明を受けたり質問したりする。もしかすると彼女たち彼たちは右往左往するかもしれないけど、そこも我慢することだって必要かも。もしかすると今の同世代での研究が海外とは差があるのかもしれない。だとすればそれを解決するのは大人の役目です。もしそれを自覚している大人が居れば若い人にその差をフィードバックするとかね。

まとまりのない文章ではあるんですが、少なくとも本当に一生懸命説明してくれる学生の方を前にして、その熱意と自分の至らなさとのあまりの落差を感じてしまって呆然としています。ただ、何かこのことを文章にしておかなきゃいけないな、という思いだけで書いているんで、少しそこは目を汚すことを許していただきたいな、と思います。

あまりに纏まっていないので後日消してしまうかも知れませんね、この文章。

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