Pray for JapanからAct for Tohokuへ
あの震災から既に三週間が経過しました。しかしながら事態は原発・現地の被害・被災者への対応・電力不足などなど様々な問題が現在進行で進みながら、という雰囲気です。
大東京地区と言ってよいのでしょうか、首都圏については一応平穏を保っている状態になっています。そしてそろそろ通常の生活が始まっている状態です。世界の話題も地震そのものから原発の放射性物質と今後の原発行政の問題へ移り、トップはリビア空爆がメインになっています。が、この流れ自体はそんなにおかしなものではないと思っています。
じゃあ、私はどうしましょうか?
この地震の直後から「Pray for Japan」ということで、世界中で日本への祈りがささげられました。一番びっくりしたのはクロアチアのデモ隊がいきなり止まって日本大使館の前で黙祷をした、というもの。もし日本がクロアチアで何かあったとき、同じことができるでしょうか?
また、在外日本人の間でも色々な動きがありまして、私が普段からよく訪問しているブログでも
というプロジェクトを立ち上げていらっしゃいます。力になれそうだ、という方はアクセスされては如何でしょうか?
最初の問いですが、日本にいて曲がりなりにも安全で仕事もある私は、「Act for Tohoku」を少し自分の日々の行動に入れようかな、と思います。いや大したことはしませんし出来ません。例えばちょっと迷えば輸入物より東北のものを買うとか、ちょっとお釣りを募金するとか、知り合いが困ってたらちょっと手助けするとか、東北産品を使ったレストランに行ってみるとか、そんな程度です。で、アホな自粛には手を貸さず、過度な無駄遣いはせず、要は何時もの生活をしながら、ちょっとばかり被災地に心を向ける、ということです。まあ息子が仙台に行くわけで、否がおうにもある意識は続くと思いますが、行動として気負ったってそんなに無理なことも出来ませんしね。
先週のUSからの帰国便はガラガラ、空路は見事なまでに福島を避ける、飛行機も関空や中部に逃げる、という現象は既に出ていますし、これから更に食品や水の問題は出るでしょう。それでも大半の人は生きていかなきゃならないわけで、できることは正常な経済を回して復興地には必要なものを回す、ということです。ええ、バカ騒ぎもしますよ、ギターも弾きますよ、それ止めたからって被災者が幸せにはならないですから。
回せる金は健全に回しますよ。
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コメント
(゚▽゚)ノ exactly
投稿: トネリコ | 2011年4月 3日 (日) 06時20分
トネリコさん、
健全な経済は血液ですから、回すだけ回さないと死んでしまいますね。頑張ってみようと思います。
投稿: ドイツ特派員 | 2011年4月 5日 (火) 07時38分