「嬢メタル」って言うな!
さて、我が愛するライトブリンガーのメジャーデビューがいくつかの媒体で発表されています。代表的なのはこちら。
Light Bringer、注目の嬢メタルバンドが大観衆の前で衝撃発表
でも、何か違うんだよなあ。
Light Bringerの音楽って、必然の上に成り立っているんですよ。まあ何らかの括りが欲しいからマスコミは「嬢メタル」という分類にしたがるんでしょうけど、そんなフォーマットから出来ているような器の小さいバンドじゃない。
あの歌詞世界を表現するのに最適なヴォーカルがFuki様であり、またKazuとHibikiという作曲側がその二つに一番合った音楽を作り上げていて、それを表現するのに一番のプレイをバックがしている。物凄く極端なことを言えば、別にFuki様があそこまで美しくて華麗で可憐で麗しくて可愛くなくても、あの声と歌詞があったらこの音楽には間違いなく嵌っていた。
「嬢メタル」という表現が先行するとその音楽性が見えて来なくなります。聞けば全然そこではないのは判るんですが、「え、嬢メタル?やだなあ」という拒否反応だって出る可能性はあるわけですよ。もっと普遍的な音楽の良さがそこにはあるのに、そんな言葉の障壁で聞かれないとすれば悲しいですね。正直言えば、あの歌詞世界から言えば「ハードロック」「ヘヴィーメタル」みたいなものさえ超える可能性があるバンドだと思っていて、翻訳して海外で出せばある層には確実にアピールする、と信じています。
マジにFacebookでファンページ作ってしまおうか、と思うこともある今日この頃。それにしても最近Fuki様痩せたんじゃないですか?あんまり痩せないでね。「Heartful Message」の頃みたいに、「隣のガキにから揚げ取られてブーたれた」顔までしなくていいからさww。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
あ~、分かります、その感覚。
ある程度カテゴライズされるのはしょうがないと思いますが、なによりこの「嬢メタル」というネーミング自体、一過性の匂いがプンプンするところが気に入らないです。
あと「嬢」ということでFuki嬢にだけ注目が集まっちゃいそうなのがイヤ。若くてかっこいい演奏陣がこんな高度なテクをバシバシきめてくれるバンドはそうそう無いのに。
私が女性ならキャーキャー騒いじゃうところです。
硬派(?)なロックファンや、これから楽器を始めるような若い人が「嬢メタル」の言葉によって素通りしてしまうのは悲しい、というか損失だと思います。
もっとイケメン演奏陣も前面に押し出してくれぇ!
でもまぁ最後に、『もっと普遍的で現代的なCOOL JAPANの匂いのする“ロックアイコン”』とまで言ってるので勘弁してやってください(笑)
投稿: キャプテン髭 | 2011年6月 3日 (金) 23時16分
キャプテン髭さん、
まあファンなんて贔屓目だから、「凡百のバンドとはちがうんだよ!」と言いたくなるんでね。正直他のバンドがどうとは言いたくないんですが、とにかく変なブームに埋没させられたくは無いですね。
確かに、Cool Japanのロックアイコンというのは正しいと思いますよ。
投稿: ドイツ特派員 | 2011年6月 4日 (土) 08時55分
久々に、
お邪魔します。
いよいよ外海に出航ですね。
バンドの目指す音楽はそのままに、さらに上を目指してもらいましょう。
秋に向けてのワクワク感も楽しみつつ、同じ船に乗るゾ!!!
投稿: ラブリー♪ファン | 2011年6月 4日 (土) 14時59分
ラブリー♪ファンさん、
ええ、やっと出発、これからが正に「開幕」なんですよ。今の方向をどんどん高めてもらわないといけないんですよね。行きましょう!
投稿: ドイツ特派員 | 2011年6月 4日 (土) 17時30分