やるためにやらない、ということ
中国での仕事を終えて、上海から今はベルギーにおります。今回はさすがに夜行便ということで、上海→ドイツ→ベルギーはビジネスクラスにしましたが、やっぱりよく眠れますね。7時間は寝たんじゃないでしょうか?おかげで多少の時差ぼけはあってもアメリカへ行くようなことはなく、充分仕事は出来るくらいです。
で、久々に移動中に三冊ほど本を読み終えたんですが、これが本当に久しぶりのことだったんですね。
最近はTwitterで遊んだり中国語をやったりで、移動中に本を読めなかった時期が長かったんですね。更にその間に地震が起きたりで、本当に気が乗らなかった。で、気が乗らない時にどうするか?
一切そのことを止めちゃうんですね、私の場合。
まあギターを弾きたくない、ということは今までに無かったんですが、例えば仕事にしても、極端にやりたくないことがあります。そうするとある時期やらなくするんです。下手すりゃ年休取って数日会社に行かない、とか、そこまでじゃなくても会社にいって作業以外はやらないとか。最低限関係者の迷惑にならないようにする必要はあるんですが、とにかく手をつけないようにする。
趣味についてもそうで、今回の読書について、この数年で一番本を読まない時期になってしまいました。で、やはり読みたいと思っているわけで、試しに中途半端に本を持たず、距離を置くことにしたんですよ。一ヶ月くらいかな?そうすると、やっと飢えた感じになってきて、今の状態まで戻ってきた、ということになります。
やらなきゃならないことなら危機感が出てくるし、やりたいことなら飢餓感が出てくると思っています。そうすれば自ずと前に進むようになる。そのためには一度その「こと」をばっさり離れてみるのが良いのかな?と思います。中途半端にやってもだらだらな状態が続くだけになる可能性が高い。ある意味「急がば回れ」って奴で、そうやって残ってきたものがやらなきゃいけないこととかどうしてもやりたいこととか、じゃないかな、と考える今日この頃。別に他の人に勧めるわけじゃないですが、そういう方法もありなのかな?と。
ということで(はあ?)、今はベルギーの長い日を楽しむつもりが天気が悪く少しがっかり。本当は一番良い季節なんだけどなあ。で、まだ旅行もとい出張は続くわけです...。
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