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2012年4月 2日 (月)

愛するゆえに納得がいかないので:LIGHT BRINGER追加公演

まあね、好きになったら好きになったで色々求めるんですけどね.....。

今回東名阪での「genesis」ツアーを全てソールドアウトという良いメジャー滑り出しで終えた我が愛するLIGHT BRINGER。で、今回その「genesis」ツアーとは別に追加公演があるわけで、何故かこの追加公演の内容が告知されました。

4月14日 (土) 渋谷BOXX Thank You, SOLD OUT!!
4月14日(Sat)渋谷BOXXにおける追加公演は、メジャーデビューアルバム「genesis」の完全再現を含む、一部・二部構成のSpecial LIVEとなります。ファンのみならず、業界的にも話題騒然。是非この歴史に残るLIVEを皆さんで盛り上げましょう。

いや、それは違うでしょ?

個人的に最近流行りの「アルバム完全再現」というのに余り価値を見出していないというのもあるのですが、今回のツアーで既に「genesis」のほぼ全曲(東京は完全に全曲)既に演奏しているわけですよ。だから、今更「完全再現」と言われても、それはある意味曲順をアルバム通りに並べるくらいしか違いが見出せない。で、「genesis」はコンセプトアルバム、というわけでもないから、流れとしての物語性もそれほど強い訳じゃない。やるならコンセプトアルバムとして最強だと思っている「Midnight Circus」でしょ?しかも、前回のライブでもその後の告知でも「この追加公演は、genesisツアーと切り離してスペシャルなものにする」ということで、DVDシューティング付きの何か、しいて言えばまだまだ聴かれていない過去の曲を今のフォーマットで行なう、ということを期待していました。だったら変な期待を持たせる告知をせずにやったらよかったのになあ。

もうちょっと言えば、その「完全再現」って、過去の名盤を時を経て蘇らせる、というものであって、ある意味そのアルバムのノスタルジー的な期待が強いでしょ?この辺に私が「完全再現」に魅力を感じないところでもあるんですけど、これからまだまだ駆け出しが登っていこうというときに、そんなコンセプトはいらないんじゃない?二部構成にするほどの事が分からん。これをバンドが望んだことなのか、その他の力の結果なのか、それはどうでも良いんですけど、何だか釈然としない感覚が残る。ちなみに、上にある「業界的にも話題騒然」っていう表現は必要ないでしょ。発表したばかりで自分たちで騒然というのもないですからね。

(と、ここまで書いていて、もしかしたら二部構成にしたのには理由があって、「完全再現」じゃないほうに途轍もない仕掛けがあったりして(KAZUが出てくるとか)、と妄想しています。だってそうじゃないとこの発表って余りに中途半端ですよ、もしそういう仕掛けがあったら前言撤回、謝ります)

さっき何人かともこの件で議論してた(アホかw)んですが、それだけみんなLIGHT BRINGERに思い入れが強いし、変なやり方に引きずられて欲しくないという思いが強いんですよ。今の日本のメタルシーンの宝の一つだと思っているわけでね。

でもね、そりゃ行けば目一杯楽しみますよ、そうじゃなきゃ勿体無いし。

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コメント

そうなんですねよぇ、(メジャー)デビューしたばっかで「完全再現」と言われても…。

何だかポツンと置いていかれてる感満点です。

勿論、当日は同じく楽しみますとも!
なるべくカメラに映らないようにして(笑)。

投稿: ヒゲ・スカイウォーカー | 2012年4月 2日 (月) 21時26分

好きな人がいて、それは多くの人の前に出る人で、事務所のマネジメントを受けてて、関係するスポンサーが絡んで、がんじがらめになった時、遠くで見てるしかなくて。

なんかよくない方向に進みそうで、心配で心配でヤキモキしてる時、ドンピシャなタイミングで本人のコメントが出て、「全部自分で背負うから、待ってて欲しい。必ずいい方向に進めてみせる」なって言われた日には。。。


もうね、やられっぱなしですよ。
何度もそういうことを双方乗り越えて、私の大事な人は我道を生きてます。

投稿: uzumaki | 2012年4月 2日 (月) 21時31分

ヒゲ・スカイウォーカーさん、

そこが「何だかなあ」感が満載なんですよね。まだそんなことしてる余裕はないだろ!ということで。

ええ、私はいつも通り後ろで壁の花です(笑)。

投稿: ドイツ特派員 | 2012年4月 2日 (月) 21時50分

uzumakiさん、

そこまで行かれた日にゃたまらないですね。もう「一生ついて行きます!」ってな感じ。まあ関わるものが多くなると自分たちだけでは決められないのは分かるんですが、そこを何とかファンは繋ぎ止めたいと思っています。

投稿: ドイツ特派員 | 2012年4月 2日 (月) 21時52分

皆様レスの早い事早い事…。

自分なんかは全然逆に感じちゃいましたけどね。
「完全再現」って、ノスタルジックではなくて、テクニック、パワーともアルバムをそのまま再現して魅せつけてやるぜ、みたいな。おそらくそのまま「genesis -Special Edition-」にDVDで入るんでしょう(笑)。その他の曲も期待していいんじゃないかなぁ。そっちこそDVDの本質になるだろうし、正にファンサービスなワケで。ただ、メジャーから未発表の楽曲群をライブDVDで多数リリースってのもあんまり考えられないからなぁ…。その辺の商売上のハナシはともかくながら、単にライブで「完全再現」の完璧主義さを出して完膚なまでにリスナーや評論家を叩きのめす、みたいな方向と見てます。合わせて新ギタリストの加入とメンバー紹介もあり、と。

ダメ?

実際見てたら「完全再現」ってリスナーの頭の中で再生できる以上のプレイじゃないといけないわけだから大変なんじゃない?それをわかっててもやるっつう心意気もヨシ、と。ただただそのパワーに溺れてしまうことになるのだろうけど(笑)。

投稿: フレ | 2012年4月 2日 (月) 22時37分

フレさん、みんな早いっていうか、熱いっていうかですね。

フレさんのいう「再現」って最近流行ってるのとは違っていて、寧ろIron Maidenがやったのに近いかな?と。そこで多分私(や他の人)が引っかかってるのが、「それはもう今回のツアーでやったじゃない?、別にするって言ったじゃない」という部分ですね。だから、何となく商業臭が先に立ってる気がしてしまう。

ただ、確かにフレさんが言うように、もしCDと全く同じものが並んだ時にどの程度説得力を持つのか、という楽しみは別にあるでしょうね。DVDという修正が効くものはともかく、一番勢いのある時期の一発勝負ライブということで。

あと、最近少し分からないのがCDとDVDの棲み分け。DVDだけの音源というのもこれからはありかもな、とも思っていて、寧ろ特典的に考えるのなら未発表で固めても寧ろ面白いかと。

しかし、大の大人をこれだけ議論させること自体、凄いことだと思いますよ。

投稿: ドイツ特派員 | 2012年4月 2日 (月) 23時12分

客観的な意見を書かせていただけるとしたら。
これってコアファンのためのギグじゃないのではと。
初出席してみようかなファン向けならバッチリだし。
(私は「お得感あるな」って感じました)

それより実はいわゆるshow caseなんじゃないかと。
業界うんぬんという文言が入ってるのもわざとらしいし。

メジャーデビューするってそういう側面も絶対はらんでいるはずです。
自分の信じる音楽を追求し続けてANVIL的生き方をするのもありかもしれません。
でも売れなきゃ何も始まらないという現実もありなわけで。
ただ、売れたら自分たちがやりたいことをやりたいようにできるかもしれず。

コアファンにはつらいところですね。
こういうジレンマってとんでもなく昔から変わってないけれど。

投稿: ぽんぽん | 2012年4月 3日 (火) 12時16分

ぽんぽんさん、

Show caseギグ、そうか、そういう側面もありえますね。もっと広めるということは必要だし、そのこと自体は全然否定していないんですよ。ちゃんと金を回して創作活動を継続する、というのは大事で、「お前らマイナー時代のようにやれ!」とも全然思わなくて、もっとポピュラリティーは取れる、と信じているんですよ。

私自身が、「完全再現」というやり方の印象に引きずられているのかもしれないですな。ただ、もっともっと演奏すべき曲がある、と思っているので「そっちもスペシャルギグ的に出せよ!」と思う思いの方が強いのもこれまた事実。うーん、ファンと言うのがこういうジレンマを持つことなのが身をもってわかった初老です。

投稿: ドイツ特派員 | 2012年4月 5日 (木) 06時52分

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