ウエブ経由で知り合ったアメリカの方
もうしませんもうしませんもうしません(笑)。
いや、中古楽器サイトを見ていて気になってたんですよ、このFuzz Face。やはりEric Johnsonの音はファズの音だ!と気付き(この辺はまた別に記事にしたい)、ずっとファズが気になっていたんです。
我々世代と言って良いと思いますが、結構ファズにいい印象を持っていない人が多いんじゃないかな、と思います。トランジスタアンプを無理に歪ませる=ファズ、チューブアンプを上手くブーストさせて暖かい音を出す=オーバードライブ、といった仕分け。
ところが、このFuzz Face、やってみると無茶苦茶面白い。
一番面白いポイントはギター側ヴォリュームとの組み合わせ。今使っているポールリードスミスだと、Vo=7くらいで6弦の鳴り方が面白いくらい変わる。Vo=10だとある種ブーミーな鳴りなのが、7に落とした途端にスッとしゃきっとした音になるんですよ。逆に言うとギター側でかなり頻繁にヴォリューム調整をする必要があるわけで、Ericなんかも相当それをやっていると予想されます。また、エフェクト側のヴォリュームもかなり音色変化に寄与している感じで、次回のスタジオで色々いじると面白そうです。
やっぱり音楽でも何でも、一度固定観念を離れて挑戦すると、別の世界が開けるわけですな(大袈裟かw)。ちなみにこれを元にEric Johnsonのシグネーチャーモデルが出されています。で、そのシグネーチャーではないですが、Fuzz Faceを使ったデモがこちら。
こっちは最近のシグネーチャーを使ったもの。
うーん、やはり神の声だな、これ。
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コメント
おお、ナイスなお友達ですね。(笑)
ウチに来たDODは、思ってた程馴染めなくて、むしろ1500円で買ったディストーションの方が良いな、と感じたりしてます。FUZZは試したことがないけど、なんか想像できますよ。歪み系も意外に侮れませんね。
投稿: elmar35 | 2012年4月29日 (日) 16時48分
ドイツ特派員さん
ご存知かもしれませんが、Jim Marshall が今月亡くなってます。アンプといえば Marshall だと思っていたので、逆にこんなに若いと言う事にビックリしました。
イギリスなのも何だか意外。
ロックは一気に盛り上がって確立され音楽分野なのだなーと妙な感慨を持ちました。
投稿: ysjournal | 2012年4月30日 (月) 10時01分
elmar35さん
実は先日スタジオで使ったのですが、確かにEJサウンドに少しは近くなったかな?と。Fuzzという言葉は我々の世代にはあまり良い印象を与えていないと思いますが、もう少し遊んでみます。
投稿: ドイツ特派員 | 2012年5月 1日 (火) 07時03分
ysさん、
そうですね、Jim Marshallが亡くなったときに、「え、そんなに若くあのアンプを作ったの?」とビックリしました。マーシャル勃興当時は正にブリティッシュインヴェンションと言われるロック黎明がイギリスで起きた時期ですから、イギリスで広がったわけですねえ。というか、必要に迫られて作ったというか。丁度逆輸入でヘンドリックスが人気になっていた頃です。
ロックはやはりマーシャルですねえ。
投稿: ドイツ特派員 | 2012年5月 1日 (火) 07時05分