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2014年2月 7日 (金)

総理大臣はこれでいいの?

最近、NHKの問題でもそうですけど、首相周りに勇ましい発言が多くて、私自身は非常に不安というか、心がざわつくわけですけど、今日見たニュースで私は更にビックリしてしまいました。

彼がどういう言い方をしようが、ある報道機関を名指しして自分に批判的であることを暗に批判する、などということがあっていいわけもないでしょう。ましてや実際にそうである事の確認も取らず、余りにも安易な発言だと思います。

いや、これは別に「朝日に対してこんなこと言うな」じゃないんですよ。東スポだろうが産経だろうが、その内容が批判だろうが賞賛だろうが、仮にも言論の自由が保障されている国で為政者がそういう発言をするのは駄目でしょ?ということです。「大いに批判して頂きたい」とか言いながら、批判は受け付けない、というスタンスがありありと出ているのは過去からの行動で分かっていますけど、ここまであからさまなのはもう「権力の奢り」としか思えないんです。
私は威勢の良さというのがどうしてもある種の弱さの裏返しにしか見えないんです。自分にもそういう所があるからあまり言えないんですけど、その弱さを隠すことが出来る源泉が権力だとすればこんなに恐ろしいことは無いです。
確かにマスコミの在り方というのはとても問題がある部分が多いだろうし、利権だの自己保身だのが酷いと思うところは多々あります。この問題もそのマスコミ自身が出した問題ということも言えるでしょう、総理大臣への賛同意見もかなりあるところを見れば。
それであっても、自らを律するという点において、NHKでの会長の発言の看過も含め、もっと自身の権力に対して敏感になって貰わないと困ります。ましてやこういうことで意図していない海外からの反発や不信を買うのは全く得策ではないでしょう。「個人の信条が」というのであっても、「公人」という枠で制限が付くのは当たり前でしょうから。
これが正しいのかどうか、私には分かりません。ただ、私には正しくないと思える、そういうことなんです。

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