5年目の真実:小さなことでも
仕事自体は結局私が辞めて3年くらいで消滅してしまい、当時のチームメンバーも別の部署にバラバラに散ってしまっているのですが、今回はその中のある仕事のコアメンバーで。韓国人も日本語ぺらぺらですから、もう何と言うかアホな話ばかりで。
で、私が冗談で、「あー、会社辞めたくなかったよなあ」とか言って、上司が「お前よく言うよ、自分から出て行ったくせに」というやり取りを何度も笑いながらしてた中で、初めて聞く話が。
元々その上司っていうのは、私が会社を辞めるときに、「君はこの会社には合わない、だから辞めて外に行く方が君のためだと思う」と言ってある意味私の決断を受け入れてくれた人なんですが、後からチームの何人かに「従業員に辞めるのを勧めて止めないなんて有り得ない」と言われたらしい。で、その中で一番強硬に「あんた何考えてるんだ?」と抗議したのが、私から見れば一番「あんた出て行ってくれ」と私に言いそうな奴だったんですよ。
何か、凄く嬉しかったですね。
自分自身のことを認めてくれる人ってそんなに多くはない、と思ってますし、多分「そんな能力のない、口だけウルサイ奴」というのが評価だろうな、と思っているんです。でも、そんな中だからこそかな、やっぱり正直言って認めてもらいたいし、見えない所で認めてもらえる、というのは涙が出るほど嬉しい。
多分どんな人でもそれなりに「成果を出したい」「認められたい」っていうのはあると思うんです。それは仕事かも知れないし人格かも知れないし趣味かも知れない。どれであっても、そういう小さな喜びみたいなものって凄く原動力になるんです。少なくとも私は、ある部分では間違いはなかった、という自信にはなる。そりゃ確かに事業の最後を見届けなかった卑怯者と思われている部分はあるんでしょうけど、それとは違う評価をしてくれている人がいる、というだけでどれだけ気持ちが落ち着くか。
もう年齢とか環境を考えて、ビジネスであるひとかどの人間になることは無いでしょう(もとよりそんな能力もないけどw)。であっても、自分の仕事、人格のある部分に自信は持てるわけで、何とか続けることができるのは、こういう小さなことを自分の糧にして更に誰かに返す、ということが重要じゃないかな、と思うんです。何しろ常に自信がないんで、こういうことでもない限りドンドンネガティブに落ちていくわけで(汗)。
何か、凄く嬉しかったですね。
自分自身のことを認めてくれる人ってそんなに多くはない、と思ってますし、多分「そんな能力のない、口だけウルサイ奴」というのが評価だろうな、と思っているんです。でも、そんな中だからこそかな、やっぱり正直言って認めてもらいたいし、見えない所で認めてもらえる、というのは涙が出るほど嬉しい。
多分どんな人でもそれなりに「成果を出したい」「認められたい」っていうのはあると思うんです。それは仕事かも知れないし人格かも知れないし趣味かも知れない。どれであっても、そういう小さな喜びみたいなものって凄く原動力になるんです。少なくとも私は、ある部分では間違いはなかった、という自信にはなる。そりゃ確かに事業の最後を見届けなかった卑怯者と思われている部分はあるんでしょうけど、それとは違う評価をしてくれている人がいる、というだけでどれだけ気持ちが落ち着くか。
もう年齢とか環境を考えて、ビジネスであるひとかどの人間になることは無いでしょう(もとよりそんな能力もないけどw)。であっても、自分の仕事、人格のある部分に自信は持てるわけで、何とか続けることができるのは、こういう小さなことを自分の糧にして更に誰かに返す、ということが重要じゃないかな、と思うんです。何しろ常に自信がないんで、こういうことでもない限りドンドンネガティブに落ちていくわけで(汗)。
小市民かも知れませんが、少しでも前に進む錠剤を貰った気持ちです。
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コメント
う~ん、いいお話ですね。
自分が受け取ったものを糧にして、それをまた誰かに返す、ってよく分かります。
とてもいい集まりだったようですね。お刺身美味しそうだしw、楽しいお酒が飲めたようで何よりです(^^)
また充電出来ましたね♪
投稿: まいまい | 2014年3月 8日 (土) 15時02分
まいまいさん、
元々凄くチームとしての結束は良かったんですね。だから辞めるときは凄く勇気が必要でしたし、送り出してくれた上司には感謝しています。で、実は私は酒が飲めないというねw
投稿: ドイツ特派員 | 2014年3月 9日 (日) 09時24分