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2014年6月26日 (木)

W杯の日本代表にまつわる思い

また、4年が始まる。。。。。
W杯、日本の戦いは終わりましたね。結果はとても厳しいものだったと思います。色々と歯がゆい点もありますが、それはそれ、私はザッケローニ監督や選手には、「ご苦労様」以上のことは無いですね。
で、こういうことを言うと、やれ「サポーターが甘い」「マスコミが持ち上げた」「ドンドン批判しないと強くならない」「外国では襲われる、命さえ狙われかねない」という話が飛び交います。他の人がどうというのはないのですが、私はそうは思わないんですね。ちょっと今言われていることに対して自分なりの思いを残しておきたいと思います。
(あくまで個人の意見です、違う人が山ほどいるのは分かった上です)
<もっと批判しないと強くならない>
批判って誰が誰にどうするんですかね?マスコミが、という話もありましたけど、マスコミがどう何を騒げば何が良くなるのか?サポーターったって試合に行ってもいない人たちが何をどう言っても駄目なんじゃないかな?大体ですね、今回「マスゴミ」と罵倒している人たち自身がそのマスコミの報道で、普段の試合も見ずに批判していたのではないか。ザッケローニ監督への評価にしても、勝てばいい監督、負ければ駄目な監督とかって批判でも何でもないし。マスコミが誰の何を持ち上げ落としたのかすらハッキリしない。

<外国の批判は凄い>
こういっている人たちは実際にどの程度の事例、どのように誰を批判するのか知っているんでしょうか?現地の言葉で理解できたわけでもないでしょう。それも実は「外国では~」というメディアの意見を鵜呑みにしているだけじゃないのか?当然知っていて仰っている方もいらっしゃるでしょう。でも、大半は外国の「どこ」すら明示していないわけですよ(まあ実際にドイツなんかではテレビでも無茶苦茶なことが言われることはありますけどね)。

<命が掛かった連中に比べて甘い>
コロンビアのエスコバル選手殺害を指しているんだと思いますが、その後コロンビアは治安の悪化とも重なったのかサッカーは低迷します。1998年以降、再度本戦に出るまでに16年掛かっているわけです。その間アルゼンチンを率いたペケルマンが監督に就任、自分が率先してエコノミーに座るなどして改革、コロンビア自身も現在はボゴタを中心に治安改善の努力を物凄くしていて、以前とは比べ物にならない状況になっているそうです(在米でよく出張に行く人やスペイン語関係者に聞きました)。そりゃそうでしょう、命も保障できない中でサッカーなんてできない。そんなことを安易に言うのは今懸命にそういう犯罪と戦っているコロンビアにも失礼だし、もとよりそんなことと引き換えにスポーツなんてするもんじゃないと思う。大体じゃあなんでドイツやオランダの調子が良いのか、こんなのは何も本質的に関係のないことだと思う。

<メンタルが弱い日本代表>
これは確かにあったかもしれません。見ていてもガチガチに見える人もいたし、覇気のようなモノが見えにくかったかもしれない。でもね、大体W杯に出ていなかった実績の出ていない芸能人気取りのJ2の監督(って隠してないしww)が「気合が」「死ぬ気で」って行って、お前はじゃあそれより駄目じゃねえか、ってだけで。何か言う人が違うんじゃないか、という。基本はメンタル以前の技術だと思いますけどね、フィジカルや戦術も含めて。

<駄目になってきた日本>
それこそドーハの悲劇の頃にJリーグが出来て、やはり飛躍的に日本は強くなったと思います。少なくともアジアレベルですら勝ち抜けなかったのが、今ではまあアジアレベルだと普通に勝ち上がる。で、親善試合レベルでも世界の上位国とまあ試合になったり、ちょっと相手が気を抜けば勝てることもあるわけです。ただ、世界の差は縮まったかも知れないですけど、そこからが相手の本気度が上がる部分で、一つ歯車が狂えば今回みたいに厳しい結果になる。それってオセロみたいなもんかな、と。
大体それこそ今回のドイツにしても、1996年のユーロ優勝以降ずっと低迷していて、2002年の日韓W杯までは本当に酷い状態だった。フランスはジダン辺りの引退から低迷したし、ブラジルだって下馬評の高いときは大体駄目。ましてや新興国の日本がそんな直ぐにバカバカ勝てるようになると思うほうがおかしいわけでね。これからも浮き沈みはありますが、決しておかしくなっているわけではない。


で、何が言いたいかっていうと、「別に日本代表の応援や批判の仕方、外国の真似ごっこしなくても良いじゃない?」ということ。何か直ぐに形だけの毒舌だったり罵詈雑言だったりが並ぶ。そこには自分の欲求不満しかないわけで、愛情なんて無いと思いますな。ちなみに何人かの熱狂的Jリーグチームのサポーターと話しましたけど、彼らは「自分」じゃないんですよ、サポートするチームに愛情を持ち、金を払い、声を枯らしているわけです。

言ってしまえば受験で失敗した自分の子供でしょ?浪人するとして、次に対策を練るのは当然で、帰ってきたわが子に「お前はだから駄目だ!」って言いますか?っていうこと。まずは労って何が悪いのか、と思う。ザッケローニ監督も同じ、まずは「有難う」じゃないのかな?それが世界の標準から外れていても何ら気にすることはないし。で、それこそ冷静かつ冷徹にある期間の分析と反省をして、次の指針を決める、ということじゃないですかね。

私達ははっきり言って安全地帯からあーだこーだ言っているだけなんです。ましてやJリーグも見ない、スタジアムにも全然行かない人があまり言うのはどうかなあ、って思うんですね。戦っているのは選手監督スタッフであり、そこに何故罵詈雑言を浴びせることが出来るのか、私にはさっぱり分からない(協会とかは別でしょうけどね)。


日本に自信を、というのはこういうことであって欲しいなあ、と勝手に思ってます。大体「負け」は「終わり」じゃないんですよ(重松清の小説にあった)。

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コメント

「俺の睡眠時間返せ」というツイートに対して「寝ろ!」というリプがありますが、それが全てを現しているような気がしてなりません。
自分は代表さんに興味も愛情もないけれど、自分のクラブについてはすでに「クラブがあって、選手がみんな元気でサッカーしてくれてばそれでいい」という究極(?)の親心モードまで随分前に行き着きましたw。
それゆえ、あまりの情けなさに「あなた達なんてウチの子じゃありません(泣)!」になることもありますけどもw
愛してるから批判も出てくるのであって、愛がなければただの外野の暴言でしかない。
それはサッカーだけの話しじゃないですけどね。
一体何が言いたいのか分からなくなりました(ごめんなさい〜!)

投稿: ぽんぽん | 2014年6月26日 (木) 23時58分

ぽんぽんさん、

親心モードはありますよね。そうなんですよ、サッカーだけじゃないんですね、愛情の叱責と自分の発散のための暴言は違いますから。いや、すげーよく分かります♪

投稿: ドイツ特派員 | 2014年6月27日 (金) 09時04分

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