もっと音楽はおおらかで良いんじゃないの?
まあ、どうでもいい事と言えばどうでもいい事ですし、極めて私的な見解ですから、「それは違う!」と言われても、「そうですね」としか言えないことですが。
私にカバーの挨拶が無かった
ぐちゃぐちゃ歌い手が言い出して面倒だからもうカバーしない
って言って、更にぐちゃぐちゃになったという。まあ下らん話ではあるんですが、個人として思う所がありまして(ネタとも言うw)。
法的にはカバーした曲の作詞作曲の権利者から許諾を正規の手続きを経て得てるわけで、カバーには何ら問題は無い。あとは気持ちの問題でしょうなあ。
ただねえ、「挨拶が無い」とかどこの部活なんだか、っていう気はしますね。「私はカバーする時に個人的に仲良くなってからやった」とか、そんな事しないとカバーできないのか?という。ビートルズの曲とかカバーできないですなあ、特にジョンやジョージの曲なんてどうするよ?
あと、「ロックは日本にない」って全く意味が判らない。大体ある年齢以上(私も含め)の人がやたら「ロックは」って言い出すと意味不明なことが多い。「ロックと言えるのはxxしかいない」とか、それ、貴方が好きなミュージシャンのこと言ってるだけじゃないの?っていうね。
結構あったのは「リスペクトがない」って意見です。正直これも良くわからないっちゃあわからない単語なんですよね。例えば私はRushのYYZを自分のバンドでカバーしてるんですが、別にRushに格段の思い入れはない。その他のカバーもそうで、その曲がいいな、というのはあっても、特段の敬意を払って、というのは無いんですよね。私の場合、直接知らないミュージシャンが亡くなったり引退したりしても、その事に何か心を動かされることが殆どないからかも知れませんが、じゃあどうすれば良いのよ?というのがさっぱり判らない。
ルールを守っていれば好きにやればいいと思うんですよね。確かに権利の無いボーカルへの認知がない、というのは、その曲を曲たらしめているのにかなり辛いものかも知れません。そこはそれこそ、「カバー嬉しいんで、ついでに私のことも宣伝してね」くらいでいいんじゃないかと思うんですよ。
「ロック」でも「リスペクト」でも、詰まらんレッテル貼りのように思えるんですよ。正直態度だとかどうでもよくて、出てくる音楽だけで判断すりゃいいんです。カバーもそうで、そこの経緯が今は見えるようになっているのが問題かも。多分こんなことは昔からあったことで、それが顕在化しているんでしょうねえ。
まああれですよ、
Don't Trust Over 30
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コメント
個人的にはキノコホテルを昔から聴いておりましたが、こんなに揉めているとは知りませんでした(汗)
まぁ、個人的には何というか大人げないなぁと。。。
お金が絡む話なので揉めているのかもしれませんが(苦笑)
大人はもっと心を大きく持ちましょうよと思います、はい。
投稿: ピッペン | 2015年6月17日 (水) 23時32分
ピッペンさん、
大人ががたがた言うのがもう情けないというか。こんなのがロックならロック要りません、個人的には。
投稿: ドイツ特派員 | 2015年6月20日 (土) 08時39分